ドイツ ヨーロッパ旅

堂安選手移籍!! 黒い森 ドイツ フライブルクへサッカーを観に行こう!

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ドイツ南部でブンデスリーガを観たい!

スイスのチューリッヒに住んでいた熊太郎。

赴任後半年が経ち、一回本場欧州のサッカーを見たいと思っていた熊太郎はブンデスリーガのスケジュールをチェックしていた。

居住国スイスもサッカーはポピュラーだが、強豪と言えるのは当時FC Basel(バーゼル)位なもんで一強他弱という構図だった。2022年時点ではFCバーゼル一強の構図は変わり、最近はベルンを本拠地とするBSCヤングボーイズや昨年は我が地元!?チームであるFCチューリッヒが優勝しており多少は面白い展開になっているものの、やっぱり見るなら4大リーグ、一番手軽なのはブンデスリーガだよな、という流れ。

 ブンデスの1部リーグでチューリッヒから日帰りで行けるようなチームは以下のとおり。(kmはチューリッヒからの片道の距離)
1. バイエルンミュンヘン(320km) 
2. シュトゥットガルト(220km)
3. アウグスブルク(280km)
4. ホッヘンハイム(300km)

そして今回のトピックである、
5. フライブルク(150km)の5チーム
5チームを挙げたけど日帰り往復500kmは流石に辛い。日本で比較すると東京ー浜松間で片道250km、大宮ー郡山で片道215kmですからね。往復300kmの日帰り旅行なんて日本でしたことないですから。

他のチームはドイツ中部または北部にあるチームばかり。ドルトムントやシャルケなんかもそう。

 2012年3月上旬のカードでフライブルクvsシャルケ(当時1部強豪。2022/23シーズンからブンデス1部に復帰できてよかったね)があった。そのフライブルクSCのサイトをながめればOnline ticketの文字。ドイツ語しかないけれど、感覚でクリックし、チケット購入の手続きを進めていく。

 結局購入したのは 44EUR(当時のレートで5,000円強)のバックスタンド中央席だ。なにせ気ままな一人観戦。残席僅少だったが問題なし。後にスイスの自宅に郵送されてきたチケットとともに車で初の国境越えである。

シャルケ戦のチケット

フライブルクへの行き方(日本から行く場合)

 熊太郎はチューリッヒに住んでいたので、フライブルクまでは車、または電車だが、日本からフライブルクに行くためにはどうしたら良いだろうか?

調べてみました。

全日空のサイトで検索したところ、

東京からフランクフルトまで直行便で向かい、その後ドイツ国鉄でフライブルクまで特急を使え、と結果が表示された。

フランクフルトからフライブルクまでは特急で約2時間です。

これって・・・長谷部や鎌田がいるフランクフルトでフライブルク戦を観た方が手っ取り早いのではないか・・・・

フライブルクへの行き方(チューリッヒから車で行く場合)

熊太郎が初めてフライブルクに出かけた2012年3月、この時はフライブルク直行ではなくて、途中フランスはMulhouse(ミュルーズ)のカルフールでお買い物してからのフライブルク訪問であった。さらにはストラスブールまで足を伸ばしてみようと考えていたが、さすがに時間が足らず断念。

日本からの人口23万人のフライブルクへはスイスの自宅から車で150km。

初のスイスからフランスへの越境。しかし国境通過は拍子抜けもいいとこで、速度10kmと書かれているところを低速で通り過ぎるだけでノーチェック。そのままフランスへ。

フランスの高速道路は平たんだ。最高速度130kmの高速道路を突き進んでいく。田園地帯を突き抜けMulhouse近郊のカルフールで買い物。なんでフランスで買い物?それはですね。スイスやドイツにないものがたくさんあるのです。この時は買いませんでしたが、海の魚の流通量は前述の2カ国より格段に多い。フランスのワインもたくさん。そして全体的に安いのです。

買い物を堪能し、そのあとフライブルクへ。

心配だったのは駐車場である。

 サッカーが行われる日に駐車場を見つけるのは大変だろうと予めチェックしておいた駅前の地下駐車場へ。まぁフランスもドイツもスイスも交通システムは似たようなものなのでビビリながらも無事駐車。

フライブルクへの行き方(チューリッヒから電車で行く場合)

チューリッヒからフライブルクへの移動は簡単。スイスからドイツと国境をこえるが国際列車に乗れば乗り換えなしです。

スイス国鉄のサイトでチューリッヒからフライブルクを検索。ICEというドイツ国鉄の特急に乗り、例えば10:00にチューリッヒを出れば11:47にフライブルクに着きます。

2022年現在お値段 往復122CHF(スイスフランね)≒16,500円です。熊太郎がいた2012年頃は1CHF90円だったけど、今や135円だからね。為替変動怖い!

これがドイツ国鉄の特急ICE

ICEは見慣れたスイスの風景の中を突き進んでいく。

そして国境の街バーゼルを電車で通過する。

何度も行っているBASEL SBB(スイス側の駅)を過ぎるとドイツ国入国。この写真はドイツ側のバーゼル駅。

説明が難しいが、スイスからドイツに入ったな、と思う景色なんだよね。

フライブルク市内観光

 そこからサッカー場まではトラムで15分から20分ぐらいだったと思う。サッカー開催日はサッカースタジアムまで臨時トラムが出ていてわかりやすかった(トラムの表示板にサッカーボールマークが表示されていた)

注:2021年にフライブルクのホームスタジアムが変わっています。現在はヨーロッパパークスタジアムになっています。こちらもフライブルク中央駅からSバーンやトラムで行けるようですね。

 まだキックオフまで時間があったのでまず市内観光ということでぶらぶら市内を歩き始めた。

 中心部にあるフライブルク大聖堂があり、その周りには屋台がたくさん。この大聖堂、なかなか迫力あるが、欧州滞在中はずっと修復中のまま。これは残念。

 屋台の周りには遠征して来たシャルケファンがビール飲んで奇声をあげている。(皆例の青いユニフォームを着ている) ちょっと近寄りがたい。

 腹が減っていたので屋台にてドイツ風ホットドッグ!?(お値段2.5EURという安さに感動)を腹の中に入れ、その後ウィンドウショッピング。

フライブルクのサッカースタジアム

 フライブルクの当時使用していたスタジアムの名前は「シュヴァルツヴァルド・シュタディオン」
日本語直訳で「黒い森スタジアム」

そう、この辺りは黒い森と言われる有名な森林地帯が広がっているのである。

戦車アニメ「ガールズundパンツァー」の劇中、ライバル校の名前で「黒森峰」という高校が出てきますが、まさにこの黒い森の名前が使われている。余談ですが。

スタジアムはそんなに大きくなくてキャパは24,000人。6万人収容のシュトゥットガルトや8万人のドルトムントのスタジアムに比べれば大人と子供のようである。イメージ的には地元 J2チーム大宮アルディージャのスタジアムみたいな感じ。大宮のキャパは15,000人位なのでフライブルクの方が二回りくらい大きいかな。

 できるだけ車の中に物を置いて出陣したものの場内入場チェックがとても厳しくリュックでさえ持ち込めないと言われ、入場エリアに預ける羽目に。

 フライブルクvsシャルケ戦の注目ポイントは当時在籍していたシャルケの内田である。もうこれしかないと言ってもいいかもしれない。ところが残念ながら内田は当日控え。。。残念。しかしながらドイツサッカーファンの野太い声の応援は凄いね。圧倒されたよ。途中横でビール飲んでほろ酔い気分のおっさんに「どっちのファンだ?」と問われ、正直に「内田のシャルケ」と回答できず、「ブンデスリーガのファンだ」と当り障りの無い答えをする熊太郎。

試合は当時最下位のフライブルクが勝利し、終了。

終了後は混雑を避けるため、さっさとトラム乗り場に戻り、DB(ドイツ国鉄)の駅へ。

駐車場に戻って6時半頃にフライブルクを出発し、8時過ぎに自宅に到着。

スイスへ入国する方が係員がたくさんいて行きよりもビビった。

どうも彼らは税関の人たちで、無作為に車を止めチェックしている。スイスへの持ち込みが制限されているものがいくつかありそれをチェックしているようである。(例えばワインは2Lまで(たしか)とか)

2013年8月 再びブンデスリーガ観戦

2013年シーズンにも熊太郎は一度訪問している。8月中旬、この時は電車を使っての観戦。

前述のドイツ国鉄の特急ICEでほぼ定刻通り到着。

今回はサッカー観戦だけでなく、大きなRIMOWAのスーツケースを買うのがウラの目的。

旧市街を通り、目的のRIMOWAのかばん屋さんを下見する。道に沿って流れる水路を見るとフライブルクに来たなって思う。

そしてフライブルクの大聖堂がみえてくる。1年半経っても。。。修復中であった。

結局スイス滞在中、足場がとれた大聖堂を見ることできず。。

そしてお約束のソーセージを食べる。

その後、トラムでスタジアムへ。この時のカードはマインツ戦。当時ザキオカさんこと岡崎選手が在籍していたのですよ。この時のチケットは37ユーロ

マインツの岡崎選手は3日前に日本で行われた代表の親善試合に出場していたにもかかわらず、スタメン出場。

スタジアムの雰囲気はこんな感じだ。

終了後、下見したカバンやに寄り無事にリモワのスーツケースを購入する。86Lのヤツ。

ここで購入。お値段399EUR。で、後日免税っちゅうことで25EUR程度戻ってきた。

ざっくり5万円程度で購入したことになる。2013年当時、日本で買うと73,000円だった。さすが本国は安い。

2022年現在、ドイツのネットショップでみたら同じ大きさのヤツが745ユーロと出てきた。日本のサイトだと123,000円! ちょっと手が届きづらい。

 

その後、大きなスーツケースを転がして街を歩く。とりあえず6時過ぎたので軽く夕飯。

その後スーパーに寄って買い物をする。

7時過ぎても明るいのが嬉しい。8時過ぎにフライブルクに到着するICEが遅れて、駅で待ちぼうけ。

隣のホームにはライン川を越えてフランスのミュルーズに向かうローカル国際列車が停まっていた。(列車そのものはフランス国鉄のである) 1両編成だよ。

その後ICEはやってきて乗車。家に着いたのは12時近くだったように思う。 

フライブルク 旅のまとめ

熊太郎独自 オススメ評価
★★★★★★★★★★ 10 アクセス  
→チューリッヒから150kmとそう遠くない距離。ただ日本からを想定するとちょっと中途半端な位置にあるかも。チューリッヒからは10点だが、日本からだと7点ってとこかな。
★★★★★★★★★★ 10 シニア向き →コンパクトな街、シニア向けです。
★★★★★★☆☆☆☆ 6 満足度   
→街として見応えがあるかというと。。。まぁドイツの小都市という感じ。スイスに住んでいると。。あまり感動がないな。
★★★★★★★★☆☆ 8 天候に左右されない度 
★★★★★★★★☆☆ 8 季節に左右されない度 
→3月と8月に訪問した訳ですがそんなに雪降る地域でもないし左右されないでしょう。

サッカーですが、大スタジアムで観客の野太い声援を聞くという場所ではないですが、コンパクトなスタジアムで試合を堪能したい人にはおすすめです。埼玉県で例えれば埼スタで観るか?NACK5スタジアムで観るか?の違いかな。それぞれ魅力ありますからね。

ぜひ堂安選手には再度ブンデスリーガに来てほしいですね。→ 来ましたね!!頑張ってください!!

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