フランス ヨーロッパ旅

南仏プロヴァンス9(最終回) 怪獣伝説のある街タラスコンとその周辺

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アルルの街を出発し、次の目的地へ。

旅は終盤 プロヴァンスらしい風景を探しに

本日は日曜日。今日中にスイスの自宅に帰らなくてはならないため、アヴィニョンに15時前には戻らなくてはならない。当初下の行程を組んでいたが実際に訪問できた街はタラスコンくらいであとは車で通ったという程度に終わった。

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1. Arles - 11:00
2. Fontvielle 11:20 - 11:50
3. Tarascon 12:15 - 13:00
4. Saint- Remy-de-Provence 13:20 - 14:20
TGV 15:20頃 Avignon 出発
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改めて今回の旅のパートナー シトロエンDS3(マニュアル車)の写真を。

DS3の内装。ダッシュボード左にあるのが持参したポータブルナビ。

レプリカの羽根橋を見てアルルとお別れし、東方面へ。最終的にはタラスコンという街に向かう予定だが、まずはドーデの風車近辺の街、Fontvielle(フォンヴィエイユ)へ向かう。

ただ、フォンヴィエイユあたりから先は調査不足。

ということでこの街のツーリストオフィスに入って情報収集する。

ルノー5とシトロエンAXに挟まれた場所に駐車

もうすぐお祭りが始まるようで街の中心部には車がたくさん停まっていた。

ポスターが貼られていて、闘牛とかやるみたい。この辺りも闘牛ってやるんだねぇ。

ツーリストオフィスでは英語で対応してくれるお姉さんから地図をもらい、風車の場所やこの辺りの観光場所について教えてもらう。

風車は街から5km程度の所にあった。

小説家アルフォンス・ドーデの風車小屋。彼の短編小説集「風車小屋だより」はこの風車からきている。だからなんだって感じですが有名なんで訪問。

風車のある丘から見える景色はこんな感じ。

ツーリストオフィスのお姉さんと話をしていたら、この辺りはプロヴァンスらしい風景が拡がっているわよ、なんて教えてもらった風光明媚と思われるエリアに向かいます。

いかにもプロヴァ〜ンスってな風景がたくさん。

この辺りはオリーブ畑

オリーブがどんな風になっているのか初めて見たのですが。。

木の根本に沢山の虫がいて、熊太郎が動くと「ガサガサっ」と気持ち悪い音がする。

ちょー気持ち悪い。。

オリーブ畑の丘を越え、サンレミードプロヴァンスを通ってタラスコンまでドライブ

この周辺をドライブしてみた。

この辺りはサンレミードプロヴァンスあたり

素敵なひまわり畑

予定は立てたものの結局昼飯も食わずこんな行程になりました。

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1. Arles - 11:00       - 10:00
2. Fontvielle 11:20 - 11:50 10:30 - 10:45
3. Tarascon 12:15 - 13:00 
4. Saint- Remy-de-Provence 13:20 - 14:20 11:10 - 12:20
TGV 15:20頃 Avignon 出発
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上記の通りサン=レミーの街は通過しただけになっちゃっいました。

さぁ最後の目的地となったタラスコンに向かう。

タラスコン。不思議な名前である。これはスイスに戻った後に理解したのだが、この辺りには「タラスク」という名前の怪獣伝説がある。で、地名がタラスコン。

実際、タラスコンの街のマークにはその怪獣が用いられている。

この街訪問の目的は有名なタラスコン城見学だ。

街の端にドカンとお城があります。

2012年当時お城の入場料は7ユーロ。2022年現在7.5ユーロになっていました。

パリのバスチーユととても似ているので、フランス革命ものの映画撮影によく使われるそうな。

ちゃんと日本語の見学パンフが置いてありました。

屋上めざしてどんどこ歩いて行く。

ローヌ川の対岸にはボーケール。見張り窓からみた写真。ってことは過去いろいろな事があったんじゃろうかねぇ。

城の中は、彫刻などの展示場になっていました。

ローヌ川。地中海方面を見る。遠くに現代の風車、風力発電がちらほら。

水運が重要な中世ですから、こういった土地が栄えたのでしょうね。

この流れを辿っていくとスイスアルプスに行き着くわけでして、スイスから熊太郎としては感慨深いです。

お城から見るタラスコンの街並み。南仏らしい焼けた屋根の色が素晴らしい。

タラスコンの事を書いているこの6月末から7月初旬。この町では6月に怪獣?タラスクに関する祭り、タラスク祭り(そのままや)が開催されている。熊太郎がYouTubeで確認した限りですが、2022年も開催された模様。

熊太郎は2012年に訪問したのですが、当時そんなイベントがあるなんて全然知らなかった。

タラスクの山車のパレードがあるみたい。

タラスクって爬虫類のような格好でカメとトカゲが混ざったような容姿で色は緑色。それで足が6本。

タラスコンとその周辺 まとめ

熊太郎独自 オススメ評価
★★★★★★★★★★ 10 アクセス  →南仏の小さな街としてはアヴィニョンなど近隣の大きな街からアクセスも良し。電車で15分かかりません。タラスコン駅からお城まで10分くらいです。
★★★★★★★★★★ 10 シニア向き →コンパクトな街、シニア向けです。
★★★★★★★☆☆☆ 7 満足度   →このお城見たい人は満足度高いでしょう。あとはうーん普通の南仏の小さな町です。
★★★★★★★★☆☆ 8 天候に左右されない度 →少々雨が降っても街歩きなので大丈夫でしょう。だいたい気候的に降水量は少ない
★★★★★★★★☆☆ 8 季節に左右されない度 →冬でもOK。でも風強いと思うよ。

ここを訪れるかどうかはお城を見たいか?タラスコンのお祭りを見たいか?によるかも。。

2泊3日 南仏プロヴァンスの旅 まとめ

これにてプロヴァンスの街巡りは終了。後はアヴィニョンTGV駅まで車を飛ばしてTGVに乗ってリヨン経由ジュネーブに戻る。

日曜日はフランスもスーパー休みなんだけど、カルフールの小規模店舗は時間限定で営業していた。
そこで帰りのおやつやら飲み物やらを購入する。

そしてアヴィニョンTGV駅に戻りレンタカーを返却

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1. Arles - 11:00       - 10:00
2. Fontvielle 11:20 - 11:50 10:30 - 10:45
3. Tarascon 12:15 - 13:00  12:30 - 13:15
4. Saint- Remy-de-Provence 13:20 - 14:20 11:10 - 12:20
TGV 15:20頃 Avignon 出発
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TGVが来るまで駅で暇をつぶす。

15:00過ぎのTGVに乗り金曜日に7時間かけてきた道を戻る。

2022年7月現在の時刻表で調べると以下のような行程

15:18 アヴィニョンからTGVに乗ってリヨンまで。  16:22着
16:38 リヨンからTer(鈍行列車ね)でジュネーブまで 18:35着
19:15 ジュネーブからチューリッヒまで  21:56着

こんな感じでやっぱり自宅まで7時間かかります。

リヨンからの鈍行列車がめちゃくちゃ混んでいて結局ジュネーブまでの2時間立ったまま。。

だいたい3〜4両編成だから混むんだよ。。増結して欲しかった。

南仏はあんなに青い空だったのに。スイスに入ればいつものドンヨリ雲。

まだ明るかったので少々ジュネーブを散策。日曜の夕方だからお店もクローズしていて静かでした。

そしてジュネーブから3時間半かけてチューリッヒの自宅まで。家についたのは23時近かったと思う。

さてこの旅全体のまとめです。

今回は金曜夕方〜日曜までの短い期間だったけれど、スイス駐在期間中、いろいろ旅をした中で3本の指に入る程充実した旅だったと思います。

あ〜楽しかった。

二度とできないだろうこんな旅。老後は体力的にできないだろうしなぁ。

さて旅の費用まとめです。あんまり覚えていないけれど。

1. 電車賃 チューリッヒ〜リヨン経由アヴィニョン往復 180EUR+90CHF

2. レンタカー代  230CHF

3. 宿泊費(2泊) 190EUR

4. ご飯代 80EUR

5. 雑費 50EUR

500EUR+280CHF=2012年当時のレートで75,000円 2022年のレートだと110,000円!! 

ヒエー、為替って怖いね。そしてやっぱり一人旅だと高くなっちゃうね。

老後に熊太郎妻と2人で旅するとしたら、もう少しスローペースで時間かけて南仏巡りをしたいです。

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