注意:このブログの内容は熊太郎個人の感想です。また熊太郎の知識をベースに書いているため内容に間違いがある可能性があります。ご了承ください。
きっかけは熊太郎娘との会話
それは夏真っ盛りの頃だった。
熊太郎は娘とこんな会話をしていた。
熊太郎「e+からの公演情報の中に山下達郎があるんだけどさ、もう過去何度もエントリーしたんだけど落選の連続でさ。きっとファンクラブで大半の席が埋まってると思うんだよね」
娘「諦めずにエントリーすることが大事だよ。エントリーしておきな」
熊「そうかなぁ。10月下旬にNHKホール2Daysってのがあるんだな。平日開催なんだよね。仕事読めないしなぁ」
娘「当選したら考えればいいじゃん」
概略こんな感じでe+のファミリーマート先行予約にNHKホール2公演にエントリーしたのでした。
※これは当日昼間の渋谷
熊太郎と山下達郎
山下達郎はね。もう中高生の頃から聴いていたわけですよ。ただライブに行ったことがないだけ。なんで行かなかったんだろうね。やっぱりチケットの入手が難しくてさ、チケットぴあに10時きっかりに電話しても全然通じず。そんなことが積み重なっていくうちに諦めモードになってしまったのだと思います。
今のチケット入手は抽選式が多いからね。気になったらエントリーしておけばいいんだけどね。仕事も忙しいし、歳とってなんかそういう情熱がなくなってしまったのかも。
さて、その山下達郎ですが、熊太郎が中学生の頃はラジオでRide on Timeやアルバム「For You」の曲が流れ、高校一年の時は「Big Wave」を聴きながら海に行ってましたね。でもお小遣いも限られていたのでレコードは買えず「レコードレンタルYou & I(友&愛)」で借りてましたけど。(当時はCasiopea とThe Squareにハマっていました)
初めて自分が買ったアルバムはライブアルバム「Joy」(1989年リリース)
その後はリリースされるアルバム全部買っていた、と思っていたんだけど全部買っていなかった。
今回ライブに臨む際、一通り曲をチェックしておこうと思ったら「Ray Of Hope」(2011年リリース)を買っていなかった。ちょうど熊太郎が仕事で欧州駐在することになった年でして、新譜を買うどころではなかったんだと思います。
※今回のツアーポスター
奇跡のチケット当選
8月24日 届いたメールに驚く熊太郎。そう。当たったのですよ。奇跡の当選。でもね1日目はハズレ。2日目が当たりました。
10月27日(木)はなんとしても仕事を終えて渋谷に行かねば。齢50を超えてついに生山下達郎に会えるのだ!
歌声やそのお姿ももちろんですが、熊太郎的には特にテレキャスターをカッティングしている達郎、そしてベースの伊藤広規のベースプレイを見たい!
チケット発券
ライブ三日前にチケット発券をした。大阪からの出張帰り、終電の時間帯疲労困憊状態で最寄りのファミリーマートでチケットを発券。
NHKホールって高校生?のころCasiopeaの公演で一度行ったっきり。紅白歌合戦の会場ということでTV映像で見ていますけど、内部がどんな感じかは全く記憶にない。
さてさてチケット受け取り早速席番を見てみると。。
P1って書いてあった。P1ってなんだ? 数字の前にアルファベットが付番されていてA列から十何列目とか?
で帰宅し、NHKホールのWEBサイトで席順見てみると。。
最前列じゃん!!オーケストラピットのPね。
15歳でCasiopeaのライブに行って以来、100本とまでは行かないと思うけど、数々のライブを観てきた熊太郎。多分生まれて初めて最前列でのライブだと思う。ライブ鑑賞の大半を占める角松敏生のライブでさえ最前列はない。
ライブの準備は抜かりなく
さて初山下達郎ライブ観戦においてわからないこと。それはライブのお作法である。
角松敏生であれば紙ヒコーキを飛ばしたり、ある曲ではジャンプするとか勝手がわかっているのだけど。。
でも今はネットで検索できるからいい時代だね。クラッカーを会場で鳴らすこと自体は知っていたんだけど、(Joyのライブアルバムで確認できる)今でも、またこのコロナ禍でもやっているかどうか不明だった。どうも今でもやっているみたい。
ってことで昼休みダイソーに立ち寄り、クラッカーを購入。
一個でいいんだけどな。7個入りでした。
これを会場に持ち込めるんだろうかという一抹の不安も。。
昼休み、渋谷で見かけた飲み屋。
熊太郎私的ライブレポ
18:30開演ということでさっさと仕事を終わらせて会場に向かう。
18時過ぎに会場到着。なんかNHK周辺、いろいろ工事しているんだね。
物販エリアを探索。あまり食指動きませんでした。
ワクワクタイムです。
改めて座席を確認する。通常席はCで始まるのね。
18:30前に着座。いやぁ近いっすよ。達郎のマイクまで5mかな。
さてここからはネタバレ含むので見たくない人は見ないようお願いします。
全体的なライブの印象を箇条書きで書きます。
- 達郎さんはイメージ通りのお姿だった(あの帽子被っていて、ジーンズ姿)69歳とのことだけどお元気そうでした。
- 使用ギターはテレキャスとエレアコ!?の2本
- 噂通り喋りの時間が多い。角松敏生も結構なモンなので違和感はないです。時折ドラえもんのように手をグーにして「・・・なんだもん!!」と喋っている姿が可愛かった。
- 客層のメインはやっぱり50代60代なのかね。若い人もいるし、外国人もいましたね。
- ベースの伊藤さんのベースプレイを初めて観ました。スラップの時の親指の使い方が予想外。親指弾き風スラップっていうのかな。
- 3時間弱の公演時間でした。
次にライブの流れに沿って書いていきます。
- Sparkle・・・オープニング曲。達郎さんのこのカッティングを間近で見るこの幸せと言ったら。。でもね1曲目ということであまり声が出ていなかったです。その後はバリバリ声出ていましたけど。でね。予想ではこの曲から総立ちになると思っていたんだけど、誰も立ち上がらん。えー皆静かに鑑賞するスタイルなのか?と思ったです。
- あまく危険な香り・・・こういう昔の曲を演ってくれるのいいよね。本人も新譜を披露する、というよりやりたい曲をやるって言ってました。♪う〜ん う〜♪
- MUSIC BOOK・・・うわぁなっつかしー。大学のゼミ合宿に行く途中車の中で聴いたなぁ。
- 君は天然色・・・こんなカバーも演るのね。さて、達郎さんが弾くであろうキーボードが邪魔して熊太郎の席からベースの伊藤さんのプレイがよく見えない!これは由々しき問題だ。キーボードの隙間から覗くように見る。
- シャンプー・・・ここで前述のキーボードが活躍。達郎さんまで3mですよ!弾き終わったらキーボード片付けて欲しいなぁ。
- Let's Dance Baby・・・出ましたクラッカー使用曲!周囲を見るとクラッカーを持っている人がちらほら。俺も用意せねば。上着のポケットに入れておくのが正解だった。スタンディングの中、しゃがんでカバンをゴソゴソする羽目に。達郎さんすみません。でもしっかりタイミングを合わせてパーン!
- アトムの子・・・これも大学時代に聴いた曲。この曲手拍子難しいんだよね。ぼーっと手を叩いていると拍子が狂います。フィフィ、フィーリィ♪
ここで本編終了。ここからアンコールに入ります。ここでなんと達郎さんがシャンプーで弾いたキーボードが片付けられます!おー視界が開けて伊藤さんのベースがよく見えます。どの曲か忘れちゃったけど、目の前でカッティングを披露して頂きまして幸せの極みでございました。
- パレード・・・和やかになる曲だよね。ポンキッキーズ。
- Ride on Time・・・超満足!伊藤さんのベースばかり見ていました。達郎さんすみません。
- いつか・・・ベースの音に熊太郎の親指も同調します。キーボードの難波さんが楽しそうにRhodesを弾いていたのが印象的でした。
- Your Eyes・・・ラストはこの曲なんだってね。昔達郎さんのライブに行った同僚が言ってました。
これが全部じゃないけどこんな流れ。あとOn the street corner系の曲をいくつか演っていました。
「夜翔」「Day Dream」「メリー・ゴー・ラウンド」を聴きたかったですが次回のツアーの楽しみとしておきましょう。
とても幸せな3時間でした。
人生は一度きり(まとめ)
※渋谷駅に向かって帰る人々
熊太郎、初めて山下達郎のライブを見たわけですが、人生は一度きり、山下達郎も永遠ではない訳で、観たいと思ったら行くべきと思いました。加山雄三がライブから引退するという発表も今年あったことだし、村上ポンタさん(Dr)、 青木智仁(B)、松岡直也、和泉宏隆、小林信吾(Key)、和田アキラ(G)、土岐英史(Sax)、 数原晋(Tp)などなど馴染み深いミュージシャンがどんどんいなくなっています。
松岡直也なんてホント何回も行くチャンスあったのになぁ。一回もライブに行かなかったことが悔やまれます。
今回、山下達郎ライブを最前列で見ることができたと言うのはホント、一生の宝物だと言っても言い過ぎではないと思います。