JAL「どこかにマイル」の結果判明後
前回お話ししたとおりJALの「どこかにマイル」のサービスを利用して北海道に行くことになった熊太郎夫婦
※この旅の経緯はこちらをご覧ください。
飛行機の便はJALによって決められます。今回は以下の便指定がありました。
- 行き:金曜日 20:40羽田発 22:10新千歳着
- 帰り:日曜日 11:00新千歳発 12:35羽田着
金曜日はかなり遅い時間に到着する最終便。日曜日は結構早い便で新千歳でお土産買うことを考えると空港に10時には着かないと行けない。
まぁJALのサービスなので贅沢は言えません。
行き先が決まったってことで、早速宿泊地や訪問地を決めていきます。夫婦二人それぞれの希望は以下のとおりだった。
- 熊太郎:白老にある国立アイヌ民族博物館に行きたい!
- 熊太郎妻:小樽に行きたい!
この2つの希望を上記の飛行機の時間に合わせることを考え、いろいろ考えた結果以下の行程を計画した。
- 1日目:新千歳空港に夜遅く到着。レンタカーを借りて苫小牧へ(苫小牧泊)
- 2日目:苫小牧から白老に行き国立アイヌ民族博物館(ウポポイ)へ。見学後支笏湖経由小樽に向かいレンタカーを返却(小樽泊)
- 3日目:朝食食べたら電車で新千歳空港へ
旅行の準備は抜かりなく
粗々の行程を組んだところで各種手続きを進める。ポイントは兎にも角にも予約は早めに!であります。
- レンタカーの予約
もともと仕事で北海道担当だった熊太郎。新千歳空港でレンタカーを借りた経験は多々あり勝手知ったる場所なのであります。実際借りるのは14年ぶりくらいなんですけどね。手続きは良いとして問題は遅い時間まで営業しているかどうかだ。通勤時間中に電車の中でささっと検索したところトヨタレンタカーが23時まで営業していることがわかった。ラッキーだったことに23時までの営業は10月いっぱいまで。11月からは20時までになっていました。10月中の旅行にしておいて良かった。。
とりあえず格安の車で充分なので、コンパクトカーでのクラスを見る。古くはスターレットの時代からお世話になっている北海道のレンタカー、営業で北海道を回っていた時代はVitzだった。
※2007年ごろに借りたVITZ。当時すごいしっかりした車だなと思ったものです。
今回はYarisのHVとなった。TOYOTAコンパクトカーの歴史そのものだね。千歳空港からスタートし土曜日の夜に小樽に返却する申し込みをした。 - 宿泊ホテル
1泊目は新千歳空港の近くで泊まるしかない熊太郎。結局、ウポポイ方面の大都市といえば苫小牧。ということで苫小牧に宿泊をすることにした。
苫小牧に着くのが23時過ぎであり、もはや寝るだけの宿なので何軒かあるビジネスホテルからツインルームがあるホテルをチョイス。空いていて綺麗そうだったコンフォートホテル苫小牧を予約しました。(実際部屋は綺麗でした)
2泊目は小樽。どうせ泊まるのであれば小樽運河の近くに泊まってみたい。学生時代は安いビジネスホテルに泊まった記憶があるがこの歳になって訪問するのは初めて。それなりに良いホテルに泊まろうと思い、最終的にはノルド小樽と言う運河の目の前のホテルを手配。しかも運河が見える部屋を指定して予約しました。これで移動手段と宿を確保です。あとはなんとかなるでしょう。
- 国立アイヌ民族博物館の予約
結果的には予約不要だったのですが、時間帯を指定して予約することができます(無料)念のためネットで予約しておきました。
全国旅行割の恩恵に預かる
前述のとおり予約を済ましたわけですが、その翌週、10月11日から全国旅行割がスタートしまして、熊太郎夫妻にも恩恵が訪れます。苫小牧のビジネスホテルは割引にはならなかったのですが、小樽の1泊2万円のホテルについては旅行割がスタートしたと言うことで、予約サイト「楽天トラベル」から連絡があり、40%の割引を受けられることになりました。つまりここでざっくり20,000円の宿が40%引きの12,000円になったと言うことになります。(カード決済していたので、カード上で返金される形になりました)
そして土曜日の宿泊と言うことで、1人1,000円のクーポンが当日受け取れます。結局2人で合計10,000円の割引を受けられることになりました。ラッキー。
※いただいたクーポンです。
10月11日から全国旅行割が始まったわけですが、旅行割開始後の予約はなかなかなもののようですね。今回の旅の1週間前に自分の予約状況をかくにんした際にチェックしたのですが、予約した小樽のホテルは予約でいっぱいになっており、トヨタレンタカーはもう貸し出しする車がないと言うような状況になっていました。早起きは3文の得じゃないですが、早めに予約しておいてほんとに良かったなと思いました。
金曜夜、いよいよ出発
さて出発日である金曜日は東京で仕事をしていた熊太郎。19時ごろ熊太郎妻と浜松町駅で集合しモノレールに乗り羽田空港へ。
羽田に来るのは2年ぶり。
※久々の羽田空港。残る出発便はあと4便のみ。
これから出発の時間まで1時間ほどあり、新千歳空港に着くのが22:30なので羽田空港内でご飯を食べようとウロウロしていたのですが、あまり食べたいものが見つからず、20時前の空港内の状況は土産物屋は良いとして、なんとなく店じまいしていく時間帯。結局良いお店を探すことができず、セキュリティーチェックを通った先に何かあるだろうと安易な発想で入ったのが大間違い。セキュリティーチェックの中はもうほとんど閉店。ゴールドカードで入れるラウンジサービスのところに行けば何かあるだろうと思って行ったものの、コーヒーぐらいしか提供セットされてない状態。もはや命運尽きました。まともな食べ物にありつくことができなかった熊太郎夫妻。
結局2人で食べたのはカスタードのお菓子とホットのお茶のみという悲しい出発となりました。
新千歳空港から苫小牧へ(シカに注意)
飛行機は定刻通り出発し新千歳に到着。
※JALの機材はA350でした。
空港内の地図に従いレンタカーの受付を済ませます。借り受けた車は前述の通りYarisのHV。すでに40,000キロ走ってる個体ということもあったのか、期待していた剛性感はあまり感じられませんでした。実は熊太郎、今回トヨタのHV車を初めて運転したのですが、特に違和感なかったですね。
トヨタレンタカーで手続き中に店員の方とお話ししたのですが、ニュースでも報じられている通り最近シカと衝突する事故が増えているのだそうです。昔はそんな話聞かなかったのですが最近なんですかねぇ。店員さんだけでなく、道中のお店なんかでもシカに注意しな、というようなアドバイスをいただきました。
結構シカは大きいのでマトモに車と衝突すると車を廃車になってしまうそうです。レンタカー屋さんによれば群れで生活しているから1頭見つけたら他にも複数いると思ってください。とのことでした。また時間的には朝方や夕方が多いそうです。
さて新千歳のレンタカー屋さんを出発した熊太郎夫婦、あんなに関東は晴天だったのにこちらはなんと大嵐。ただでさえ照明が少ない地域なのに大雨。前を行くトラックがはね上げる水しぶきで前が全く見えないような危険な状況も体験しました。この一帯はさしたる店はなく、まさに動物が出てきてもおかしくないような道でマジ怖かったです。
苫小牧の街が近づくにつれ雨も止んできて何とか日付が変わる前に宿に到達しました。夫婦ともどもはらぺこな状態で、結局途中のセブンイレブンに立ち寄り冷凍のパスタとかカップスープとかを買ってホテルの部屋で食べることになりました。まるでテレワーク中、昼飯食べる時間がなく家で冷凍パスタ食べるような状況と変わりません。そんなこんなで1日目の移動日の夜は終わったのでした。もはや大人な旅行ではなく貧乏学生レベルの初日でした。
深夜に1Fの電子レンジをお借りし、冷凍パスタを食べました。
続く。