Contents
COVID-19発生後初の海外渡航
COVID-19により緊急事態宣言が発出されたのが2020年4月。
あれから2年半、パンデミックの収束は見えないし大体何を持って収束かもよくわからなくなってきているけど、ワクチン接種が進みまたコロナ自体が弱毒性になったこともあり、世界的に行動規制がなくなってきている2022年10月、ついに熊太郎は海外渡航再開の機会を得た。
行き先は北米ニューヨーク。熊太郎としては実に9年ぶりのニューヨーク訪問である。隔離などの制限はなくなったが、通常北米に渡航するために必要な手続きの他、追加の手続きが必要になっているので注意して事前登録を進めます。
渡航に必要な手続き
航空券やホテル予約というようなベーシックな準備以外には以下の手続きが必要と思います。
<準備物>
1.電子渡航認証(ESTA)の取得:これは昔も今も必要。手続きに21ドルかかります。熊太郎はカードで払いました。(WEBサイトで確認してください)
2.CDC(Centers for Disease Control and Prevention:米国疾病予防管理センター)の宣誓書:自分がワクチンを接種したという宣誓書を作成します。熊太郎はこれを航空券を手配した会社に提出しています。詳細は上記1のESTAのサイトに日本語で記載されています。
3.ワクチン接種証明:結局アメリカで見せることはなかったけど必要です。自分のスマホに入れておきます。
4.面倒なのは日本に帰ってきた時の準備です。ただ10月に準備していたのとは国の対応が変わったので、2022年12月時点はVisit Japan Webのサイトで事前準備しておきます。
懐かしの成田空港へ(2022年10月中旬時点の情報です)
2022年10月。
ここは東京は上野駅。上野公園の右に見るこのエリアをスーツケースを転がしながら歩くと、自分は海外に行くんだな、という気持ちになるんだよね。
スカイライナーの切符を買って、成田空港に向かう。熊太郎は埼玉県民なので上野駅でJRから京成に乗り換えるのが定番ルート。
スカイライナーに乗るのは実に2年9ヶ月ぶりです。
大体40分くらいで成田空港に到着。「あーこんなだったなー」と言う気持ちでいっぱい。
チェックインカウンターに向かいます。
休みの日の午後2時ごろ。この10月中旬はまだ海外からの渡航者について制限があった時期なので人が少なかったな(2022年12月比)
さっさとチェックインして荷物を預け、身軽になります。
そんな制限下だったので、空港施設内のお店がどうなっているか気になってぶらぶらしてみた。まずはTSUTAYA。一瞬閉店してしまったかーと思ったら、
改装中だった。昔は駐在者へのお土産として雑誌を買ったものです。早く再開すると良いですね。
一部のお店を除いて結構店が閉まっていました。(2022年10月中旬時点)
一通りお店パトロールを終え検査場に向かいます。コロナのお陰で事前手続きは煩雑になりましたが、出国手続きは簡素化されています。コロナ前から日本人の出国はパスポートスキャンと顔認証だしね。コロナ前は出国のハンコを押された記憶があるのですが、ハンコが押されなくなりました。パスポートにハンコがたくさん押されることに喜びを感じる人は残念かも(頼めば押してくれるみたいだけど)
今回のコロナワクチン接種証明書っていう手続きが必要になったので、命の次に大切なのはパスポートとクレジットカード!に加え、現代はスマートフォンが必須ですな。
セキュリティーチェック後に見える免税店エリアはまぁあぁ健在でした。
飲食系は閉まっている店が多かったけど、その中で「一風堂」は大繁盛していました。
実に2年8ヶ月ぶりの海外
成田空港は2020年1月にベトナムに行って以来2年9ヶ月ぶり、その後2月に羽田からインドネシアに行っているので、実に2年8ヶ月ぶりの海外渡航である。
出発便は成田発のユナイティッド(UA)便である。UAに乗るのは生まれて初めてじゃないかと思う。
まぁ、JAL/ANAと同じようなサービスなんて期待していなかったが、案の定サービスは”そんなもん”だった。
ちょっと語弊があるな。
良いか悪いか?というよりも”日本的なきめ細やかさはない”というのが正しい伝え方かも。
座席は久々の窓際一人席。でも窓が席と合っていなくてこの有様↓(あまり気にしていないけど)
さらには、これは完全にトラブルなのだが、機内の全てのエンターテイメントシステムが故障していた(笑)
離陸前二度ほど再起動してみたみたいだけど、結局復旧せず。
ニューヨークまでの間、全く画面が映らなかった。ただ自分のスマホとBluetoothか何かで接続して観ることはできたみたいだけど。
熊太郎、機内で映画を見ると言う事はそんなに重要じゃなくて、ひたすら現地との時差を考えながらお休みすることが大事というスタンス。だからそんな影響はなかったんだけど、これを楽しみにしていた方は残念だったろうね。
ほぼ定刻に成田発。(”時間に正確”という方が熊太郎的には大事)
エンターテイメントシステムの故障よりも衝撃的だったのは、成田空港まではほぼ100%の人がマスクをしていたのに、飛行機に乗った途端、マスクをしている人がマイナーになったことである。マスク信奉者の日本人以外は皆マスクをしていない。CAの人たちもそう。欧米のマスク着用非義務化についてはニュースで知っているけどねぇ。もはや日本の施策は世界的にはマイナールールなんだろうね。
あまり期待していないご飯を食べます。どこのフライトもそうですが、味は”機内食”です。
これが到着前のご飯(の一部)
到着空港はニューアーク空港。
窓からマンハッタンが見えます。
日本とニューヨークの時差は10月中旬時点で13時間(冬は14時間)
それを考慮して休みますが、昼夜逆転ですから難しいですなぁ。
初の太平洋越えのニューヨーク
ニューアーク空港に到着。いつもの?通り入国審査に結構時間を取られる。
空港に着いて思うのは、マスクをしているは完全にマイナーで言うことだ。入国審査で並んでいる人々、マスクをしている人は数えるほどしかいない。
その後ニューヨークの市内に向かう。ホテルにチェックインし、まず周りを歩いてみる。マスクをしている人はまぁ1%位だろうな。
熊太郎過去2回ニューヨークの訪問経験があるのですが、太平洋経由は実は初めて。過去2回は当時住んでいたスイスから大西洋を渡っての訪問でした。日本から東海岸は遠い。。
9年ぶりのニューヨークは
街中はマスクをしていない人が多数なので、日本との違いは驚くものの、ニューヨーク自体はコロナ前の光景とあまり変わらん気がした熊太郎だが、驚かされたのは物価である。この時1ドル150円の時期だけに尚更です。(2022年12月時点は130円台後半ですからね)
この1リッターの水を近くのファーマシーで買った。もちろんこのFIJI水が高いものというのは知っているが、4ドルくらいでしたよ。日本円にして600円!いくら高い水っていたって。。。日本の南アルプスの天然水の2L、1本100円しないのはもはや奇跡に思えます。
近くのハンバーガ屋さんに行き、ハンバーガーとペプシを注文したらざっくり2,000円を超えた(確かTOTAL14ドル以上したと思う)
レストランとかで渡すチップの相場も上がっていて20%は当たり前の世界になっていた。
ニューヨーク初日、しかも数時間で”日本に帰れば何もかもが安い”と思わせる体験。600円出せば飯は増えるし、2,000円出せば結構良いご飯が食べられる。
頭の中が1ドル100円と言う計算がこびりついているせいか、一瞬× 100と考える。でも今は×150と計算しなければいけないところは辛いところだ。
(次回に続きます)