ドイツ ヨーロッパ旅

欧州最大!? 日本人街のあるドイツ デュッセルドルフに行こう

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久々の欧州都市訪問記です。

ドイツ デュッセルドルフと熊太郎

欧州駐在時代、この街に何回訪問したであろうか。訪問回数は余裕で10回を超える。
熊太郎が欧州で勤務していた会社の拠点がドイツ北部にあるためチューリッヒーデュッセルドルフ間を行き来していた。よってデュッセルドルフの空港をよく利用していたんだよね。

欧州滞在中に利用した空港ランキングを考えてみると、
第一位 チューリッヒ空港 (居住地だから当たり前)
第二位 デュッセルドルフ空港 (全部お仕事)
第三位 ニース空港(全部休暇)
てな感じだった。

日本にとってドイツの空港としてはフランクフルト空港やミュンヘン空港がメジャーだけれど、熊太郎的にはデュッセルドルフ空港の方が馴染みがある。
2014年辺りに日本からのANA直行便が設定されたデュッセルドルフですが、コロナウィルスの影響で2023年3月現在運休のままです。

欧州駐在員にとっては大きな日本人コミュニティーがあることでチョー有名。
デュッセルドルフ、もう面倒だからDUSって書きますが、約60万人のこの都市に5,000人位の日本人が住んでいるとか。(当時のDUSの駐在員情報)
スイスはスイス全土で10,000人って言うからね。それを考えるとすごい密度だと思うよ。

リアル日本に衝撃を受ける

この街に初めて訪れたのは赴任して3ヶ月経った2011年末のことだった。
その時DUSに事務所を構えるグループ会社の人と一緒に飲んだんだ。

指定された場所は日本の居酒屋風飲み屋「串亭」

串亭はDUS中央駅から歩いて10分かからないようなところ。後述するインマーマン通りに立地しているお店です。
当時は入ってみてビックリ。もう店内は日本の居酒屋そのものなんだよ。

違いと言えばドイツ語が書いてある事とドイツ人が一緒に飲んでいることくらい。

写真のとおりリアル焼き鳥なんか食べられちゃうのだ。(興奮して写真撮っているからブレてるw)

値段は高いけれどチューリッヒの日本料理屋よりずっと安い。しかも「なんちゃって日本食」ではなく「リアル日本食」です。

もちろんチューリッヒにもしっかりとした和食屋さんあるんだよ。でもさすがにチューリッヒにはリアル焼き鳥はないもんなぁ。

日本街と言われるインマーマン通り周辺を歩けば、

カラオケ屋、ラーメン屋、本屋、そして大きな日本食材店(下の写真)

日本に飢えている駐在者にとっては天国なんだろうな、と思ったものだ(回想)

ただ熊太郎はそんなに日本に飢えていなかったんだよね。あまり食に執着心がないのが良かったのかもしれない。

そりゃ毎日ポテトと肉とソーセージとチーズは嫌だけど、ラーメン食べないと死んじゃう程でもない。

単身の時期でも家族と一緒の時期でも家では和食を作って食べていたからね。家で食べているから飢えないわな。外食派じゃなかったのが理由なのかもしれない。

一時期ホテル暮らしが続いた時はさすがにコメ食いたいなと思ったですけどね。

気になっていたのは家族。特に2人の子供達は日本語の活字やマンガに飢えていた。2012年頃電子書籍が大分普及してきたんだけどね、コロコロコミックなんて付録が大事だったりするじゃない。

だから駐在時代、ドイツ出張の際、帰りのお約束の行動は、

DUS ~チューリッヒの最終便を予約。21:10発のエアベルリン(残念ながらこの航空会社は消滅してしまいました)

夕方DUS空港に着いたらレンタカーを返却しSバーンでDUS Hbf(中央駅)へ。

S11は直通ノンストップで、乗っている時間は15分程度である。

そこから徒歩10分で日本人街インマーマン通り到着。

まず本屋へ行ってアニメ本やコロコロコミックを購入。コロコロコミックなんて10.5EUR(2012年ごろ)だからね。ざっと1,400円(当時の為替でね)だよ。日本だったらボッタクリも良い所だけれど物流費考えたらやむを得ない。

その後日本食材屋で日本食材を大人買い。チューリッヒよりずっと安いんだよ。また品数も圧倒的。スイスに持って帰れないけれど刺身用の魚とか売っているんだよね。羨ましい。

チューリッヒの日本食材屋を擁護するようだが、品数が少ないのも仕方がないところである。だって購買する人間の数が違うからね。

余談ですが東日本大震災後は原発事故の影響で荷物が届かなくて大変だったんだけどね。今は大丈夫と思います。

そして最後にラーメン屋でラーメンと餃子を食べて空港に戻ります。(これも手ブレw)

こんな感じで熊太郎のDUS出張は終了するので決してDUS全体のことは語れないというか、語る資格がないのであります。

スイスに持ち帰った日本食材。

大人買いです。

熊太郎としては欧州に修行に来ているようなもの。ストイックにスイスで多様な文化や言語と格闘して初めて欧州にいる意義があるわけでして。DUSに出張してたまーに日本文化に触れる程度のこの距離感が良いのだと思っていました。 

2022年11月 DUS再訪

熊太郎が日本に帰任したのは2013年末、それから9年の時を経た2022年11月、DUSを再訪する機会を得たのであります。

もちろん日本からの訪問です。今回はフランクフルトから電車(ICE)でDUSに向かいました。

フランクフルト中央駅に向かう。11月の寒々しい季節にしかも雨ときたもんだ。

中央駅構内。ICEの列車の切符は日本で購入しておきました。今はe-チケットになっているから便利だよね。

この中のEssen行きのICEに乗る。遅れているよ。

コロナが流行っているから1等にしておけという周囲の声もありましたが、今回はケチって2等車で移動します。

座席の半分くらい埋まっていたかな。

ICEは通路上に停車駅や現在の速度などが表示されます。

2等でも特に問題なかったですけどね。

途中西ドイツの首都だったボンに停車

懐かしのDUSへ

DUS Hbf正面口(夜時間に撮影) うーん懐かしい。

このあたりは変わっていない(気がする)

9年前スーパーマーケットの「LiDL」なんてあったかな?新しい感じでした。

駅から歩いてすぐです。

ヌテラ!の山

日本ストリート インマーマン通りをゆく

カタカナ表記は昔なかったよ!すごいね日本語だよ。

インマーマン通りは駅から歩いて10分かからない。

もうね。スマホの地図なんて見ないでも目的地に行けちゃう位、足が覚えているよ。

通りの真ん中には路面電車の線路が通っているんだけど、あまり頻繁に来ないんだよね。

昔はOCSがやっていた本屋さんがあったんだけどなくなっちゃったんだよね。でも写真の通り違う本屋さんが営業してた。

通りのあちこちに日本を感じる店が営業している。

これが例の串亭。

見てよこれ。もはや日本で撮った写真と言っても全然バレないレベルの日本飯。

地下にはU-Bahnが通っています。

この時期、街中は全くと言っていいほど皆マスクしていないんだけど、国?鉄道会社?の方針で車内はマスク着用が義務付けられていました。

クリスマスシーズンのDUS

11月下旬に訪問したんですが、この時期はすでにクリスマスシーズンに突入しています。

日も短く、くっそ寒い時期なんだけど、みんな大好きクリスマスシーズンですからね。心は少し暖かい。

旧市街にはクリスマスツリーが。

クリスマスマルクトです。みな楽しんでおる。

組み立て式の観覧車が。

ドイツ料理を食べ、ビールを飲みましたよ。

宿泊ホテルご紹介

宿泊ホテルはDUS中央駅から数分のところにあるMotel-Oneというチェーンホテル。

インマーマン通りの入り口というような場所に立地。

お値段朝食付き1泊79ユーロでした。

お部屋はこんな感じ。

別に観光する都市ではないんだけど、家族で欧州に住んでいた時の苦労を思い出させる街デュッセルドルフ。滞在時間はほんの少しだったんだけど、そこここに懐かしさを感じる場所でした。

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