コロナもとりあえず収束
パンデミック騒動もとりあえず収束に向かっている2023年春。
何はともあれ緊急事態宣言からマル3年経ち、2020年から数えれば4回目の春が来たのです。
その間、外出の制限があったり、そのため観光地や繁華街が閑古鳥だったり散々な3年間でしたが、ポジティブに考えれば体を消耗する飲み会が激減し、不要不急の外出は控えるだの言われたけれど、郊外に住んでいる熊太郎は田んぼや畑が広がる田舎エリアを散歩することによりすごく健康になったりしたので、決して失われた3年間ではありませんでした。
そして自身の体の調子が良くなったのと同時に、自分が生まれ育った地域の四季を再認識することができました。そもそも地元周辺を散歩する習慣や平日家で仕事するなんでなかったですからね
そんな埼玉県の田舎エリア近くに住んでいる熊太郎が認識したことの一つがキジという鳥の存在でした。
キジは日本の国鳥
桃太郎にも出てくるキジは日本固有種で日本の国鳥であります。国鳥と言われて一般国民はハトとかトキとか言いそうだけど、キジなのです。それにしては特に大事にされている感もないし、調べれば狩猟対象の鳥になっている。もちろん熊太郎が住んでいるエリアは狩猟禁止エリアだけど。それだけ昔から日本にいる鳥なんだろうね。
前述の通りコロナになって周辺を散歩するようになった2020年の春、熊太郎は田んぼが広がるエリアを歩いていて、その謎の鳴き声に気づいたのです。
特徴的な鳴き声
喉の奥から出すような感じで「ケー、ケー!」ていうか「キューキュー!」ていうかそんな鳴き声が聞こえるんだよね。
最初それがキジの鳴き声だと思わなかった。だってその辺の雑誌とか漫画でもキジは「ケーンケーン」って鳴くって説明しているので、およそ熊太郎が実際に聞く鳴き声からは程遠い擬音でさ、繋がりませんでしたよ。
サントリーさんのサイトにキジの紹介と鳴き声の動画があったので興味がある人はその鳴き声を確認して欲しい。絶対「ケーン」ではないと思うんだよね。
3月下旬ぐらいになると田んぼエリアでこの鳴き声が聞こえてくる。この鳴き声これは繁殖活動を開始していると言う合図でもある。
割と簡単に見つけられるキジ(オス)
オスは赤いトサカを持っていて、その特徴的な鳴き声を発するので割と簡単に見つけられる。
一方メスはとても地味。これは自然界では通常のことなんだろうね。こちらはなかなか見つけられない。一度だけキジの家族を見たことがあるけどレアです。まぁヒナがいれば人の目に触れるようなところにすまないわな。
キジのオス、そうやって派手なお姿、派手な鳴き声をするので見つけやすい。でも警戒心が強く人間が近づくと逃げる。逃げ足がとても早い。人間が近づいたら飛んで逃げていきそうだけど、まさに「逃げ足」ですごい足の速さで逃げていくのよ。
※右がオス 左に見えるのはヒナです。ヒナやメスの色は茶色です。
熊太郎の経験では、鳴く季節は、春から夏にかけて。秋冬になるとその鳴き声もなくなり、どこに行ってしまったのだろうと言うほど行方が分からなくなる。大宮近辺の人出ないとわかりにくいと思うけれど、田んぼが広がる見沼のエリアや東大宮から蓮田の間のあたりとか、ああいうところを散歩すると、大体その声を聞くことができます。
※こんなふうにオスは単独で歩いていることがほとんど
都会に住んでいる人、暇で田舎をブラブラすることがもしあったら、キジの鳴き声を気にして散歩してみてください。一応?日本の国鳥ですからね。