ワシン坂〜港の見える丘公園、そしてドンキホーテまで
本牧から横浜にかけて昔の面影を探しながら散歩する話の2回目。今回はワシン坂を上ったところから元町手前のところまでの話。
急なワシン坂も上まで上がってしまえば後は平坦な道。そこには韓国の領事館があったり大きな敷地を持つ立派な構えの家があったり閑静なエリアです。このまま突き進むと皆との見える丘公園に到着。
人もまばら
大韓民国総領事館
港の見える丘公園
過去に訪れたことがあるかどうかも朧げな熊太郎。有名な港の見える丘公園です。ここは結構賑わっていましたよ。
入り口
センターの広場あたり。
戦後の流行歌。この公園のことを歌っている説のある「港が見える丘」の歌詞の碑がありました。公園の名前は「港の」で歌のタイトルは「港が」なんだね。
この曲が「港が見える丘」。オリジナルは1947年の平野愛子さんって方が歌っていたようですよ。
桜の季節、見晴らしもよく絶好の散歩日和でした。
みなとみらいの方もベイブリッジもよく見えました。
ここからは元町に向かって下って行きます。坂を下るのも億劫なので公園の中の階段を使って降りていきました。
ここは公園入り口までバスがあるからいいけど、足の悪い老人には結構過酷な公園巡りだよね。
坂を降りたところ。ちょうどここで結婚式をしていました。COVID-19で結婚式もままならない時期があったけど、こうやって皆で祝えるようになって良かったよホント。
坂を降り切った先にドンキホーテがあります。大きい建物なのでこの辺りを通る人はよく知っていると思うんだけど、ここは昔ホテルだったのですよ。
その昔、バンドホテルと言うホテルがあったのですよ。
1998年に残念ながら営業終了となり売却。そしてドンキホーテになってしまいました。
四半世紀前、熊太郎何か用事があってこの界隈を散歩していてバンドホテルの最後の姿を撮影していました。
その時の写真がこれ。バンドホテルの解体直前の写真です。
つまりここに来るのはこの98年以来四半世紀ぶりだったのでした。
この写真は銀塩フィルムのネガからスキャンしてデジタル化したもの。
この時の天気が曇りだったこともあるけれど老朽化著しい感じがします
その横にあった蔦に絡まれた建物。カフェのようでした。
まとめて取り壊されてしまいそうな古い建物、円形の看板には「Paradise Cafe」と書いてありました。なんとなく素敵な名前。
そして25年後の2023年
なんとこの建物が現存していた!ちょっと感動してしまった。
解体されてしまったのだろうと思っていたら、しっかり稼働していた。
「Paradise Cafe」ではなかったけれど、お客さんもたくさん入っていましたよ。