昨年12月の中野サンプラザ以来の角松敏生さん(以下角松敏生と書かせて頂きます)のライブに行って参りました。前回のライブレポはこちら。
コロナ対策緩和後の初ライブ
角松敏生恒例の初夏から始まるツアーの初日が熊太郎の地元、埼玉大宮のソニックシティーで開催されるってことで、参加したのであります。
皆さんご存知の通り、5月の連休明けからコロナ対応が緩和され、街の賑わいも戻ってきているこの時期のライブ。実に規制が(ほとんど)ないライブって4年ぶりじゃないかしら。「ほとんど」ってのは、大宮会場ルールで投げた紙飛行機は拾ってはダメというルールがあったのです。まぁ紙飛行機は置いといて声出しも問題なしと言うことでこれは嬉しい限り。
はいこちらが大宮駅です。
熊太郎としてはホント地元。大宮でも普段仕事しているので日常そのもの。
天気はあいにくの雨。さすが雨男角松敏生。ツアーの初日が雨なんてファンとしては想定内。降ってるといっても小降りなので大して気になりません。
20周年ライブ@国際展示場に比べたら全然問題なし。(熊太郎はあの中止になった20周年Liveの初日のチケットをゲットしていたという。。)
さて、この大宮ソニックシティはしばらく改装が行わていて閉館しておりましたが、今年の初めににリニューアルオープンし、キレイになったそう。
でも前とどう変わったかは過去の記憶がないのでよくわからん。公式ウェブサイトによると寒色系から暖色系のカーペットにしたとこと。
前回のソニックシティーでのライブっていつだろう?多分2018年の角松敏生のライブ(Breath from the season)だったと思います。前のライブの時は外まで結構並んでいた記憶があるんですか今回は開演30分前だったってこともあるのかもしれませんが並んでいません。
会場入り
自慢にもならんがソニックシティーの周囲なんてホント庭なので、空いている入り口から入っていきます。
熊太郎のライブ参加は単独参加。昔は小学生だった頃の熊太郎娘とか熊太郎妻と一緒に行ってたものですが、別に仲が悪いわけではなくて、それぞれ思い思いの行動してると言う感じで、最近は一人で行っている次第です。
最近のライブは遠方から来る人のために開演時間が結構早い。今回も5時半開演になっています。終演8時って書いてあるけど角松や達郎なんて絶対無理だろうって思ってしまいますが。
コロナ規制で面倒だった会場入りも非常に楽になりました。
この写真にある通り検温マシン(の台座)とももうおさらばです。(入り口の隅っこに置かれていた)
コロナ禍のライブってさ面倒だったよね。2022年5月の川口のリリアの時なんて、チケットの裏に自分の連絡先とか書いて入場しましたからね。
入場〜
正面入り口が会場のサイドにあるレイアウトのソニックホール。
熊太郎は1Fセンターやや左、セカンドブロックの前方というまぁまぁの良席。
20分前くらいに着席して紙飛行機を降り始めます。ここまで紙飛行機という単語を普通に書いていますけど、角松敏生初心者の方は紙飛行機持参してください。なぜか?そりゃもうね。。
最近のコアなファンの方々は、きれいな紙飛行機を持参していらっしゃいますが、熊太郎はカジュアル流儀。その辺でゲットしたチラシで作成します。
ライブ開始!(ネタバレほとんどなし)
5時半きっかりとは言わないまでも、5時40分ぐらいにスタート。
開演までは懐かしいR&Bソングが流れています。開演直前の曲はチャカ・カーンのFeel for Youでした。チャカチャカチャカカーン・・・です。
そして開演。
ツアー初日だと言うことでネタバレになるような内容は極力控えたいと思います。
メンバーはいつものメンバーです。それに加えて本田さんの弟子、渡邉瑠菜さんがサックスとして参加されていました。もう熊太郎の子供みたいなもんなんですけど、堂々と師匠の横でソロパートなど吹いていらっしゃいました。
当然ながらこのツアーは新譜を意識した曲の構成であったと思います。
ざざっとセットリストっぽいのをレポすると、
オープニングの2曲は新しい曲たち。
↓
みんな大好き曲(特にベテランファン)
↓
アルバムAll in Vanityの中の曲でその時のツアー以来聴いていないのではないか?という曲
↓
みんな大好き曲(特にベテランファン)
という感じ。
そのあと何曲か後に、熊太郎一度もライブで聴いたことない古い曲を演っていました。
歓声戻る
このライブで感動したことって、もちろん演者の素晴らしいライブパフォーマンスにより、元気をもらってまた過酷な労働に向けて充電できたわけですが、加えて良かったのは会場の歓声が戻ってきたということだ。
まだ観客も恐る恐るの歓声でしたがね。途中一度だけ指笛が鳴ったんだよね。昔の角松ライブ(っていうかほとんどのライブ)って指笛ならしていたよね。ホント遠い記憶が蘇ってきたよ。
前回同様ダンサーの方々が入ってこられ、音とダンスの融合が繰り広げられます。
そしてアンコールはもちろん紙飛行機が舞いまして、今までハミングが精一杯だったパートにおいて皆で合唱できたんだよね。スカーーーイ・ハーイってね。
そしてモアアンコールに入ったわけです。
モアアンコールがこれまた「みんな大好き曲」でして、元の世の中に戻ってきたんだなってことを熊太郎が感じているところにこの曲が始まったんですよ。
この曲の冒頭部分は本田さんのソプラノサックスから始まるのだが、このソプラノサックスが胸に沁みるんだよね。熊太郎はボソボソこの「みんな大好き曲」を口ずさみながら半泣きしてしまったよ。涙もろい50代熊太郎。ライブで泣くのは青木さんが亡くなった直後の25周年ライブのオープニング曲、Realize以来だね。
終演は結局8時半前位だったんじゃないかと思います。
最近高橋幸宏、坂本龍一など昔から聴いていたアーティストが亡くなってしまったしねぇ。なんか色々思うところがある50代熊太郎。
今年63歳になる角松。ぜひ健康に留意され精力的に音楽活動を行っていただき、我々の人生に寄り添っていただける楽曲とパフォーマンスを見せていただければと切に願う次第です。
終了後は地の利を生かし、LUMINEでお惣菜を購入し、ささっと帰宅。9時過ぎには家族と家で夕食を食べた熊太郎でした。