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今回のお話はスイス連邦チューリッヒに住んでいた熊太郎が、週末暇で近くの山まで旅した時の話です。
訪問したのは、2011年11月ですので、表示されている価格や情報が現在のものを異なる場合があります。
その点ご注意ください。
赴任間もない熊太郎の日曜日
2011年10月にスイスの会社に勤務することになった熊太郎。最初の1ヶ月はアパートの契約や生活のセットアップに時間を費やしていた。
毎週毎週、土曜日は買い物や家具の組み立て、日曜日は出かけるというサイクルを繰り返していた熊太郎。11月下旬のこの週も同様な状況であった。
翌週から12月。もはや冬山シーズンである。ロープウェーなど通年営業しているところはあるが、ケーブルカーなど一部交通機関は冬季閉鎖となっているところも多い。
本格的冬に入る前に山に行っておこうと考えていた中、知人から「チューリッヒの東側にロープウェーで結構な高さまで上がれる山がある」と聞きこれは行ってみようということになった。
その名はSäntis(ザンティス/ゼンティス) 標高2,502m。チューリッヒの東側、Appenzell州やSt. Gallen州方面にある山である。
いざSäntisへ
当時家具などの購入でキャッシュフローの状況が悪かった熊太郎。節約のため家で昼飯用のサンドイッチを作り、8:30頃家を出発、いつものとおり電車で現地に向かいます。
チューリッヒの秋冬は東京より1ヶ月進んでいる感じ。すでに霜が降りています。結構寒かった。
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Googleマップにうまく表示されないがRapperswilで乗換え、Wattwilなる駅でさらに乗り換えます。
Wattwil
こんな寒い朝に山に行く人なんていないんだろうか。あまり人がいない。もちろん周りに日本人なんていません。
そしてNesslau-Neu St.Johann駅で電車旅は終了。
ここからはバスです。
ポストバスと呼ばれる郵便局カラーのバスに乗ります。(これは帰りに撮影したもの)
そしてバスに揺られて20分程度。険しそうな山が見えてきます。空気もヒンヤリ。
山すそまで来た熊太郎。
ここは日本のガイドブックには大きく取り上げられていない(たぶん)からか、日本人もそうですがアジア人さえ見ません。いわゆるジモティ!?の観光地&ハイキングコースのようです。ハイキングと言ってもここ結構険しいですよ。
当然私はお気楽ロープウェーなのですが、その下の断崖を登っている方がちらほら。皆好きだな山登り。
そして頂上到達。
11月下旬。アルプスの山と違ってこっちの方は雪がないね。
いやぁ天気が良くてラッキー。
山頂のレストランでゼンティス地ビールを飲みながら、持参のサンドイッチを食べ、そして遠くに見えるアルプスやチューリッヒ湖を堪能します。綺麗だが独りで飲むビールは寂しいなぁ〜。。。
ここ雄大な景色ですが、場所がアルプスから遠く、「おぉ」という感動に欠けます。
この時既に車で動けるような環境だったのだが、この類いの遠足は電車が良いね。日本人として酒飲んだら運転できないしね。
なにより車だと疲れるのと、人との偶然的コミュニケーションが取れないからです。
BSの番組じゃないけれど、プチ「欧州鉃道の旅」です。
旅のまとめ
チューリッヒから日帰りで訪れることができるSäntis。熊太郎の勝手な評価をしてみます。
独自 オススメ評価
★★★★★★★★☆☆ 8 アクセス →チューリッヒから電車で2時間半。十分日帰りできます。
★★★★★★★★★☆ 9 シニア向き →歩かず頂上に行けるので苦にならないと思います。
★★☆☆☆☆☆☆☆☆ 2 天候に影響されない度 →山は天気に左右されます
★★★★☆☆☆☆☆☆ 4 楽しさ →ここだけを目的地にするとねぇ
★★★★★☆☆☆☆☆ 5 スイス観光度 →やっぱりスイスは山! なんだけどわざわざここをチョイスすることはないかな
熊太郎はこの山だけ訪問しましたけど、ザンクトガレンとか近くの観光スポットとのコンビネーションで旅程を組まれると良いと思います。