この記事は熊太郎がスイスに住んでいた2013年時点の情報です。最新情報は公式HPなどで確認してくださいね。
この記事の概要
・スイス中央部に位置するブリエンツ湖に蒸気機関車が走る登山鉄道があります。(冬季は営業していないので注意)
・半オープン客車に乗って爽やかな風を感じながら眼下に見下ろす「これぞスイス!」っていう綺麗な景色を堪能できます(天候による)
・小さいお子さん、特に機関車トーマス好きな小さいお子さんは感動するかも。
チューリッヒの我が家に友達家族が来ることに
5月だというのに寒く天気の悪い日々が続く2013年のスイス。
5月に入ってもこの週末雨予報でコートがいるほど寒い。
当時の天気予報。この時期の天気予報。5月で気温1ケタって。。。
そんな時に駐在友がドイツから遊びに来た。しかし天気は安定しない。
車で遊びに行ける観光地の天気予報はどこも傘マーク。ユングフラウ方面も絶望的で、行ったとしてもかなりの確率で見えるのは白い煙った世界のみ。
そんな中、ダメモトで決めた行き先が天気予報が多少マシだったブリエンツ。
ここには登山電車があり、蒸気機関車が運用されている。
チューリッヒからブリエンツへは電車で2時間半、車で1時間半
チューリッヒからは車で1時間半ほど。電車だと2時間半。ベルンで乗り換えてインターラーケン方面に向かいます。
車は途中まで高速道路があるんだが、その後は一般道で峠を通過します。
車を所定の駐車場に停め、鉄道の乗り場を向かう。写真はZB(Zentral Bahn)という私鉄のブリエンツ駅。右はインターラーケンへ、左はルツェルン方面になる。
ここのKioskのおばちゃんとしばし会話したのだが、「天気悪いねー」という熊太郎からの問いかけに、おばちゃん「スイスの中央、ルツェルンのあたりは一番雨降る地域だからねー」だって。
駅前の様子。
このポストバスを見ると田舎に来たなぁと思う。後ろにはトヨタの86が走っているね。
駅にはゴールデンパスラインが停車中。この列車はルツェルン→インターラーケン→モントルーに抜ける観光列車。(2023年現在ルツェルンーインターラーケン間の運行が確認できません。利用される方は公式WEBサイトなどで確認をお願いします)
これはルツェルン方面に向かう列車です。
ブリエンツ湖は目の前。観光船も停泊中。
ロートホルン鉄道に乗る
次は蒸気機関車に乗ります。
いよいよロートホルン鉄道に乗る。
ご覧のとおり蒸気機関車は後ろから客車を押すスタイル。
機関車トーマスに出てくる森林鉄道のようだ。スカーローイとかピーターサムのような、ね。
これがその蒸気機関車
石炭入れるところがないんだけど、どうすんだろ?
火室部分。
機関がむき出し。触らないけれどVベルトとか容易に触れるって日本だと危ないってなるよな。
ラックレールです。
客車は2両。半オープンって感じです。
そして発車。蒸気機関車は見たことあるが、牽引する客車に乗るのは初めて。今回のは牽引ではなく押すスタイルですけどね。
左手に車庫が見える。
いかにもスイスって感じの家々。
前方を見る。標高高い所は雲で真っ白。
眼下に広がるブリエンツ湖。晴れていれば湖の先にはユングフラウをはじめとしたアルプスの山々が見えるのに誠に残念。
いまいちな天気。
後ろを見る。思ったほど煙たくはない。
だいぶ高い所まで来たね。
トンネルの中は煙かった。昔の人はこれを我慢して旅行したんだねぇ。
5月なのに寒いです。。
天気悪いけれど雄大な景色は一部堪能できました
この日は天気が悪くて中間駅のPlanalp駅で運行終了。
みんな下車します。歩いて降りる人もいる。
我々は近くの軽食屋さんで温かいものを食べて、帰りの列車を待つ。ほんっとに寒かった。
再び車庫を通過する。
ブリエンツ駅。今度はインターラーケン方面行きの列車が止まっていた。
旅のまとめ
今回は残念な景色だったが、天気が良ければチューリッヒから日帰りかつお手軽に楽しめる場所としてかなりオススメです。機関車好きの小さいお子さん連れなんて特にオススメですよ。
ルツェルン観光とコンビネーションを組んでも良いかもしれません。
独自 オススメ評価
★★★★★★☆☆☆☆ 6 アクセス →チューリッヒからブリエンツまで車だと1時間半、電車だとちょっとかかって2時間半です。
★★★★★★★★★☆ 9 シニア向き →ほとんど歩かなくてOK。歩きたい人は途中で降りて歩くということもできます。
★★★☆☆☆☆☆☆☆ 3 天候に影響される度 →荒天時は今回のような感じですよ。冬季は営業していないので注意です。
★★★★★★★★☆☆ 8 楽しさ →子供ウケはかなり良いと思います。
★★★★★★★★☆☆ 8 スイス観光度 →やはりスイスは山ですよ山!