おじさんが歯科矯正を始めた話の2回目です。マウスピースを使い始めて2ヶ月半が経ちました。
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前回のおさらい
4月下旬に歯医者に相談に行き、マウスピースを使い始めるまで都合4回歯医者に通い矯正の相談、下準備及び抜歯を行った。
そして6月下旬、2本目の抜歯と共にマウスピースを渡され矯正スタート。
歯医者さんとの相談内容
矯正を始めるきっかけは前回書いた通り。
矯正するにあたって矯正歯科に相談したのがGW前後の時期。その時に相談した内容は以下。
1.そもそも反対咬合の矯正がちゃんとできるのかどうか? →どうもできるらしい。信じるものは救われるって感じか。ここは腹を決めるしかない。
2.前歯が差し歯なんだけど大丈夫か? →インプラントは要相談らしいが、差し歯は問題ないとのこと。差し歯も動くんだね。
3.大体どのぐらいの期間でできるのか? →人による。年齢にもよるみたい。若者に比べ老人は歯茎固まっちゃってるからね。熊太郎の場合は標準的な47週間と言われた。マウスピースは一週間ごとに交換なので、6月下旬に47個マウスピースをもらいました。
4.実際に歯列矯正が終わった後、どういうメンテナンスが必要なのか? →やっぱり歯は元の場所に戻ろうとするみたい。定期的にマウスピース噛んでおく必要があるような説明をされました。つまり多かれ少なかれ維持する手間はかかるんだろうな。
5.食事はどのようにとれば良いのか? →マウスピースの装着に慣れてしまった今となっては質問自体が滑稽なのだが、当時はマウスピースしながら飲食OKだと思っていたのよ。後述するけど物を食べる際、都度マウスピースを外さなくてはならない。
この辺が気になった。また50代と言う中年でも大丈夫なのかどうかと言うところも特に気になったが、それなりに症例あるから大丈夫と言われた。
なお、抜歯なしで矯正できたかもしれないが後述する3Dシミュレーション画像では、かなり上の歯を前に出さなければならないので抜歯なしの矯正は諦めました。これもシミュレーション画像で判断できるのでとてもイメージしやすい。
歯科矯正は精緻な3Dスキャンから
歯をどのように動かしていくか?そして動かしていくマウスピースを作成していくか?
これらは3Dスキャニングを基に実施されていく。
まずは歯医者にて専用の3Dスキャニング機を用いて歯の位置を特定するべくスキャンしていく。
そしてそれを専用のソフトウェアを用いて、歯をどのように動かしていくか?患者(熊太郎)と確認していく。
熊太郎の場合はここで「抜歯をした方が良い」と言うアドバイスを受け、最終的に決断した次第である。
これらは米国アラインテクノロジー社によるソリューションであることを歯医者さんは教えてくれた。後述の株式購入を行ったきっかけはこの素晴らしいシステムを体感したからである。
マウスピース矯正の制約事項
相談時にマウスピース矯正の鉄則みたいな説明を受けた。
まず大事なこと。1日20時間以上は装着しろと言われる。
これが結構ハードル高い。
24時間の内、食事している時間以外は装着する形になるのだが、マウスピースを外している時間を想定すると、
朝食時 30分
昼食時 30分
夕食時 120分
これで3時間だからね。夜、家族でダラダラ飲食していると120分じゃ収まらない。
さらに会社で飲み会があればその日の20時間装着は絶望的である。だって18時半から飲み始めて22時まで飲んでいたらそれだけで3時間半だからね。
次に大事なこと。それはマウスピース装着時は飲食ができないこと。
正確に言えば水以外はダメ。軽い気持ちで矯正を始めた熊太郎にとってこのルールに軽いショックを受けた。
お茶とかコーヒーとかはマウスピースに色がついたり何かしらの影響を及ぼすのだろう。またそういったリスクを提供者としては避けたいのだと思う。
こんなルールがあるもんだから基本ルーティンとしては、
ご飯を食べる際は、
1.マウスピースを取り外す
食べ終わった後、
2.歯間ブラシ
3.歯磨き
4.マウスピース装着
これの繰り返しである。だから歯間ブラシと歯磨きセットは常に携帯している。
在宅勤務時や休みの時は手軽に取り外しできるが、会社の場合は脱着場所をわきまえなければならないから面倒。これで食事時に10分から15分はロスしている感じだよ。
マウスピースをどっさり頂戴する。
そして6月下旬に抜歯が終わったところでマウスピース矯正が始まる。抜歯して血だらけの状態の中、1つ目のマウスピースを渡され、その装着の仕方を教わる。今後一週間おきにマウスピースを交換していく。(最初のマウスピースは二週間装着)
最初マウスピースを装着した時のヨダレの出方が尋常じゃなかった。今は口の中もマウスピースを許容してくれているのかそんなに出ないけど。
約80万円のお会計とともに矯正期間47週分すべてのマウスピースを渡される。47週分ということは装着している1つ目のマウスピースを除いた46個のマウスピース。結構な荷物になる。
それと共にとても豪華な箱に入ったマウスピース収納ケース(下の写真)
写真に写っている白い物体はマウスピースがちゃんと装着されるよう、装着後にカミカミするウレタンぽい素材のもの
矯正の状況については歯医者に通うのではなくスマホのアプリ経由で撮影した写真をアップロードし共有するための撮影機。
これをスマホにくっつけて口の中を撮影する。1週間に1回。
だから矯正がスタートしたら歯医者には行かなくなる。1つ目のマウスピースの装着後二週間経った時(7月中旬)が夏前最後の歯医者通いで、次回は10月中旬の予定だ。
熊太郎は隣町の(信頼性のある)歯医者に決めたが、そんなに歯医者に通う必要はない。
近くの信頼性のない矯正歯科より少し遠くても信頼性の高い矯正歯科の方が良いと思う。
毎週土曜日この機械で口の中を撮影し、アップロードすると数時間後に歯医者から返事が返ってきて、「その調子」とか「次のマウスピースに進んでOK」とか「ちゃんと歯磨きしろ」とか指導がなされる。定型文なので細かく見ている感じではないが。
謎の輪ゴムの存在(面倒)
もう一つ矯正グッズを頂いた。それは輪ゴム。
この小さな輪ゴムを上の歯と下の歯を渡すように装着する。(表現難しい)
そのためにマウスピース装着前段階に上の歯に輪ゴムが引っ掛けられるようなUV硬化の突起物をつけられる。この輪ゴム装着が面倒でさ、最初はつける時ヨダレだらだらだったんだけど、最近は慣れました。でもこの装着が一番時間かかります。
ミンティアの下にゴムが見えますが、左が一日付けたふやけた輪ゴム。右は新品。こうやってゴムがふやけるので1日一回新品に交換します。
ピンボケだけど、下の歯のマウスピースに見える突起みたいなところに輪ゴムをかけます。
これまでにかかったコスト
一般的な保険が効くレベルの歯医者さんの費用 約3,000円×3回=大体1万円
抜歯の費用 2本分 22,000円
マウスピース矯正費用(47週分一括)780,000円
あとは糸ようじ代やマウスピース泡洗浄代くらいかな
インビザラインの株式を購入してみた。
TOTAL100万円くらいかかると思っていたのだが、今のところ80万円ちょいで済んでいる。
このマウスピース矯正の仕組みに感動した熊太郎、差額の20万円について投資してみることにした。
インビザラインを手がけている会社の名前はアラインテクノロジー(ALGN)という。歯医者さんに教えて頂きました。
最近はカブドットコムとかの証券会社で手軽に購入できる外国株。
その差額の20万円強を投資しておりまして2ヶ月経った9月上旬現在5%〜15%の利益が出ております。(最近変動が激しい)