スイス ヨーロッパ旅

バーゼル 欧州のクリスマスマーケットに行った話

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さて2023年も残すところあと2ヶ月。最近は日本でもそうだけどハローウィーンが終わって11月に入るとヨーロッパではクリスマスムード。2012年に訪問したクリスマスシーズンのバーゼルの話をしたいと思います。

ヨーロッパの冬はやっぱりクリスマスマーケット

11月に入ると欧州の人々の気持ちは(きっと)クリスマスモード。

スイスのスーパーも10月末になると写真のようにクリスマス特設売り場が設置される。

そして11月3週目あたりからチューリッヒのみならず、あちこちの街でクリスマスマルクト(クリスマスマーケット)が開催される。

スイスの国鉄SBBのチケットカウンターの横にある旅行パンフも「クリスマスマルクト訪問」みたいな冊子が目に付き、冊子の中はスイス国内だけでなく、マルクトでは上手をいくドイツへの旅行プランがたくさん掲載されている。ニュルンベルグ、シュトゥットガルト(この辺りの賑やかさは有名)などなど。フランスは古くからマーケット(フランス語だとマルシェかな)が開かれるアルザス地方のストラスブールやコルマールなんてのも書いてある。

12月の最初の土曜日、急に思い立ってスイス国内でも割と大規模にマルクトが開催されるバーゼルに行ってみる事にした熊太郎一家。熊太郎以外は初のバーゼル訪問である。

バーゼルまではチューリッヒから特急で約1時間(ちなみにスイスは特急券とかは必要なし。何に乗っても基本運賃のみ)

少なくとも1時間に1本は便が出ている。

熊太郎自身は赴任直後の2011年11月にフラッと訪問しているバーゼル。

急に思い立ったので到着したのは14時過ぎ。

寒空のバーゼル

この時期は毎日どんよりとした天気が多い。日の出も8時くらいだし、日の入りも4時ぐらいのこの時期、大袈裟ではなくメンタルの維持が難しい。そんな中マーケットの明かりは人々の心を温かくしてくれるのだ。

まずは目的の一つバーゼル名所のティンゲリーの噴水。

可動噴水で有名です。

この辺りは旧市街の入り口

暫く歩けば広場はこの通り。屋台が軒を連ねている。そして皆、屋台で暖かい食べ物を買い、ホットワイン(グリューワイン)を飲む。

これがホットワインのカップ。2012年と書かれている通り毎年デザインが変わる。このカップの収集家がいるほどだ。

裏側にはBaselの文字

さすがにイルミネーションが点灯するには時間が早すぎるか。

これもヨーロッパ中にある、焼き栗の屋台。「Heisse Marroni」- 直訳すれば「熱い栗」である。

赤い壁で有名なバーゼル市庁舎

そこら中にクリスマスツリー

熊太郎家もピザ、栗、グリューワインと買い食いし放題。

だんだん日が暮れていきます

さて、旧市街をしばらく歩くと、大きな川に行き着く。

これがライン川。チューリッヒ湖から流れ出すリマト川が大きくなって、

その後マインツやフランクフルトあたりを流れて行くのです。

ライン川沿いを歩くと大聖堂に到着。そして大聖堂周辺にもマルクトが。

12世紀に造られその後何回か改築された建物。

ここでも熊太郎家は買い食い。

市庁舎といい、赤い色が魅力的ですな。




夕飯はバーゼルで(値段にびっくり)

だいぶ日が暮れてきてライトが点灯し始めた。まぁこんな所でチューリッヒに戻るとするか。

夕飯食べて帰るかということになり、行きに見つけたなんちゃって日本食屋に行ってみる事にした。

店の名前は「生麺」 ラーメン+うどん屋であった。温かいものが食べたかったんだよね。

これはみそラーメン。まぁ。。。日本の袋インスタントラーメン(一時期ブームになったマルちゃん正麺より前のレベル)レベル。。かな。

メニューを拡大してみた。

Soja(ソヤ)醤油のこと。
MIso 味噌
Shio 塩
この3味が基本。

普通のラーメンが16.7CHF(ムムム、2023年の今だと2,800円! 1CHF≒165円)

ラーメン+野菜と卵で18.7CHF(3,100円!)

もはや高級料理です。

今思うと4人で10,000円以上払ったんだなぁ。

と、2023年現在のこのお店の値段を調べたら、

普通のラーメンが16.7(2012年)→18.5CHF(2023年)と10%UPになっていました!!

もはや日本人はスイスで生活できないねぇ。

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