この記事のまとめ
- e+で偶然見つけた新生CASIOPEAであるところの「CASIOPEA-P4(以下P4)」のファンミーティングがあるっていうんで参加してみたんだ。
- 客の入りはイマイチだったけど笑いの連続、そして超絶技巧の演奏を堪能できた3時間でした。
- 観客の男女比は8:2という感じ。年齢層は若い人もちらほらいたけど、50代、60代が多い。角松敏生、山下達郎のライブに比べて帽子かぶっている人が多い!?
- 熊太郎、CASIOPEAのライブに行くのは1988年12月のライブ以来。だからメンバーのナルチョ、清美さん、もちろん新メンバーである今井さんを見るのは初めて。生の野呂さんを見るのは実に35年2ヶ月ぶりです。
- ナルチョの軽快なトークが場を和ませ、盛り上げてくれます。カシオペアって昔の向谷さんの時代もそうだったけど、鋭い刃物みたいな超絶技巧の演奏をするだけじゃなくて楽しく和やかな雰囲気を持っているのが人気の秘密だったのではないかと思う。
- 前半・中盤はファンミーティングらしくクイズや”ゲストバンド”の演奏でした。クイズではメンバー4人対抗戦で盛り上がっていました。
- 終盤のP4のセットリストが懐かしナンバーの連続だった。達郎・角松・TーSquareのライブでも思ったが、若い頃ファンになったアーティストが2024年の現在でも現役で活躍されている姿を見られるという幸せを感じながら”拝聴”させていただきましたよ。
ふと思い立ってCASIOPEA(カシオペア)-P4のライブに参加
冒頭書いたとおりチケットサイトを何気なく見ていたら新たな体制でスタートしたCASIOPEA-P4のファンミーティングが2月10日(土)にあることを知り、予定が空いていた熊太郎はポチッとしたのでした。
場所は日本橋三井ホール。年末paris matchのライブを観に行った場所である。
↑paris matchのライブレポはこちら。
あれからあっという間に1ヶ月半経っちゃったんだなと思う。
チケットは8,500円+ドリンク代600円。座席は10列目くらいのセンターでした。
残念ながら満席とはいかず、半分から後ろはガラガラ。6割くらいの入りだったんじゃないかね。
昨年のTーSquare45周年ライブの時に本田雅人さんが「関東のフュージョン人口800人」と唱えていたが本当にそうかもね。。
日本橋三井ホールへ
今般CASIOPEA 3rdから「P4」と名前が変わり、Drが神保さんから30代の今井さんにチェンジ。野呂さんとナルチョが教鞭をとる東京音大の教え子だそう。(ナルチョは先日退官されましたね)
ということでメンバーは野呂さん、ナルチョ、自称?美保純こと大高清美さん、そして今井さんの構成。冒頭触れたとおり、野呂さんに見るのは35年ぶり、他3人を見るのは初めてという熊太郎。そんな”借りてきた猫”状態で今回のファンミーティングに参加してみました。
時間に余裕があった埼玉県民熊太郎は上野駅で降りて、穏やかな2月中旬、会場まで歩いてみました。
御徒町あたり。春節に入り、中国の方と思われる観光客がたくさんいます。
16:30開場、17:30開演。まずエントランスで600円払いワンドリンクを貰います。
入り口でアームバンドが渡されます。P4の4人のメンバー、それぞれの名前が書いてあった。熊太郎が配られたのは今井さんの青いバンド。どうも今日はメンバー対抗クイズ大会をやって優勝したメンバーのアームバンド持ってる人は景品がもらえるみたい。
入り口でせっかくなら野呂さんのチームに入りたいって言おうかなと思ったんですけどバンドの色が違うだけだみたいだったので、まぁいいかと思ってこの青いバンドをもらって会場入り。
この会場、後ろの階段席の方が見やすい。TOKYO DOME CITY HALLもそうだけど前方席は傾斜がないので、運悪く前の席の方の座高の高かったりするとステージが見えない。熊太郎の席からは野呂さんはよく見えましたが、今井さんのドラムは首を伸ばさないと見えなかった。
開演!
今回はファンミーティングということで場を仕切るスタッフ2人が司会進行をして進んでいきます。自身初めてのファンミーティング参加でしたが、どこもそういうものなのか手作り感のあるファンイベントでした。
4人が入場。ナルチョは入ってきた途端に「後ろガラガラじゃねーかー!」という発言に会場が沸きますw
他にも「神保はこういう時あんまり喋らなかったからなー」とか「神保はカツシカ行っちゃったからなぁー」とかところどころぶっ込んでいきます。
最初の20分はオープニングの挨拶という感じで、4人がステージ前方の椅子に座っていろいろ話をします。まぁ6割7割ナルチョの話だったような気がしますけど。
今井さんはP4に加入した経緯とか、音大時代、面接時に面接官のナルチョが不機嫌だったことなどお話しされていました。
その後クイズ大会に移ります。写真当てやイントロドン、さらには箱の中に手を突っ込んで中のものを当てる、など。
このクイズ大会では今井さんが勝利! 熊太郎は”素敵なプレゼント”をもらう権利を得たのでした。
ゲストライブ
開演後1時間経った頃、ゲストライブが始まります。
- まずは「ワインペア」(昔は「のみものがかり」だった?)というマリオとルイージのコスプレをした2人(Dr野呂さんとKey清美さん)による演奏
- トリオ・ロス・ナルチョスというユニット(Gナルチョ、Per.今井さん、B堀内さん(スタッフ?)による演奏
- ヘタオベートルズ(ジョン”ノレン”:ナルチョ、ジョージ:野呂さん、リンゴ:清美さん、ポール:今井さん)登場
サージェントペパーズの衣装を身に纏ったメンバーが登場します。清美さんはちょっと違う格好でしたけど。その格好でビートルズの曲他を演奏していました。
どれも確かに下手っちゃ下手なんだけど、やはりプロのミュージシャン達。楽器が変わっても皆さんそこそこ弾けることに感動しました。今井さんのベース(昔熊太郎が持っていたYAMAHAのMotion Bだった。懐かしい!)そして清美さんもしっかりリズムを刻んでいましたね。その後楽器を替えての演奏もあり、今井さんの肘弾きキーボードとか笑えました。ナルチョのギターもさすがです。野呂さんのキーボードは。。大変だったと思います。。
ここまでで大体2時間。その後休憩が入って本当のP4のライブがスタートします。
P4ライブ
ここから本格的!?なライブ開始
記憶を辿ると以下の楽曲でした。最初3曲間違っていたらすみません。
35年ぶりの熊太郎、感動もののセットリストでした。DOMINO LINEとか35年ぶりに生で聞くからね。
ナルチョのベースを生で聴くの初めてだったんだけど、アルバムで聴くほど金属音が強調されずマイルドな感じでした。8弦ベースのボディの色、格好よかったです。ナルチョ自体も格好良かった。70超えているようには見えないよ。若い!
今井さんはヤマハのドラムセット。清美さんはローランドのキーボード3台積んでいた。野呂さんは”あの”ギターですな。客席は最後のASAYAKEとFIGHT MANの時、スタンディング。
- TODAY FOR TOMORROW
- BEYOND THE GALAXY
A BEAM OF HOPE・・ここがうろ覚え →THE SKYでした。- TAKE ME
- GYPSY WIND
- DOMINO LINE
- ASAYAKE・・・35年前は観客が「ヘイ!ヘイッ!」って絶叫していたのを思い出しました。
アンコール・・・ナルチョも観客と一緒にアンコール(笑) FIGHT MAN→ CATCH THE WIND でした。 クボタツさん訂正情報ありがとうございます。
ライブの感想
ライブに行く時いつも持参している双眼鏡で野呂さんのギタープレイ堪能させていただきました。60後半の野呂さん、当然ながら若き日の野呂さんと違い、記憶力(クイズの時に曲名が出てこないとかw)そして指先の動きにも衰えがあるんじゃないかと思います。それは仕方ない話。それでいいんですよ。そもそもと言いますか高校生の頃から聴いているアーティストが今でも現役で演奏していることに感謝と感動です。
野呂さんも元気で、ナルチョも心臓止まらないようにしてずっと続けていって欲しいですな。
超久しぶりに見た生の野呂さんを見て、野呂さんは熊太郎の人生のアイドルの1人だなぁと思った夜でした。
窓から見える日本橋界隈
素敵なプレゼント
今井チームだった熊太郎。今井さんが勝利したので帰りにこのステッカーをいただきました。
超レア?なヘタオペアのステッカーとP4のステッカーです。どこに貼るかな(笑)