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熊太郎流GW六本木今昔散歩4 芋洗坂〜六本木ヒルズ〜ミッドタウン

GW六本木散策の第4回目は六本木交差点から西側部分を歩いた話です。

六本木交差点・アマンド・芋洗坂

GW真っ只中。5月2日朝8時の六本木交差点

六本木交差点のシンボル、アマンドは健在。新しいビルに建て替えられて30年前の趣きとは全く違いますけどね。高校生の時にThe Squareの年末夜通しライブに行った時の休憩時間に友達と2人で時間を潰して記憶が蘇ります。懐かしい思い出です。今回撮影しなかったけれど、角の地下にあるイタリアン「シシリア」も健在。

その後芋洗坂を下っていきます。

バブル期はこの坂の先、麻布十番方面に有名なディスコ「マハラジャ」があった。

熊太郎的には芋洗坂を下ってすぐのところにライブバー「STB139」があったことが記憶にあります。残念ながら行く機会なく、このライブバーも2014年に閉店。亡くなってしまった松岡直也氏などがライブをやっていた場所。

芋洗坂を下りて左手の建物は雰囲気的に再開発間近という佇まいです。

店が立ち退き始めている感じでした。

 六本木ヒルズ方面へ

芋洗坂から六本木交差点に戻り、西方面、昔の地名でいう高樹町方面に歩いていきます。

明治屋が残っていました!

1990年代のCD販売全盛時代は六本木ヒルズ手前のビルは六本木WAVEがありました。当時はHMV、タワーレコードなど広い店舗面積を持ったCDショップがたくさんあったなぁ。いまじゃ1階にシェイクシャックのハンバーガー屋ですよ。

こういった流行りも一時的。2024年はハンバーガー屋ですが、10年も経つと違うテナントが入って、昔はハンバーガー屋だったなと思うんだろうな。

そのWAVEの中にフランス映画などマイナーな映画を上映するCINE VIVANTがありまして、一回だけですけど、パリのランデブー(1995年)という映画を観に行った想い出があります。当時のパンフレットが家に残っていました。(実家住まいなのでこういったものが残っている)

現在もそうですが、割とフランス気触れな熊太郎。当時フランス語を勉強してフラ検4級(大学1年レベル?)を取得したなと思い出す。

そしてその先にある六本木ヒルズ。中には入りませんでした。

昔はどんな感じだったか詳細覚えてないですけど、古いビルが立ち並んでいて裏手の雑居ビルにオステリアなんかがあったような記憶があります。

ミッドタウン周辺

再び六本木交差点に戻って、今度は北側を歩きます。

ミッドタウンと手前に残る雑居ビル。そしてその手前はすでに更地になって駐車場になっている土地。きっとこのあたりも大きなビルが建つんだろうな。

こういう風情も10年経つとなくなっちゃうんじゃないかね。

ミッドタウンから外苑東通りを渡った方面へ

ここは、事故があったディスコ「トゥーリア」があった場所

ベルファーレがあったのもこの辺り(2007年初めに閉店)

 

繁華街に求めるものとは? 六本木を散歩して思う

夜に六本木に入り散歩、そして翌朝ぶらぶらと歩いて思ったのは、六本木だけに限らないが、とにかくホテルが増えているということだ。

インバウンド需要でコロナ後稼働率も良く、各社順調に利益をあげていると思うけど。

楽しむために皆が訪れたい街なのに再開発してできるのがホテル、有名レストランが入っているとかならまだ良いけれどエンタメ要素のないホテルばかり増えると街の魅力ってなくなっちゃうんじゃない?

かつてのディスコビル→ビジネスホテル
ライブバー→ホテル(1Fはステーキハウスだったけど)

諸外国から来られる方はまぁそれで良いのかな。

そしてホテルが増えているのと、再開発→雑居ビルの消失が顕著であることだ。

雑多なビルに雑多な店が入っていて、ここが行きつけ〜、なんて時代も終わりなのかね。

こんな路地裏の店を求めている熊太郎は時代遅れか?

あと再開発した大規模ビルに入る飲食店

こんな感じでお店の案内が表示されていますが、なんか金太郎飴的でまったくもってつまらない。

六本木に求めているものってこれか?これって丸の内や日本橋のビルにいるのと全く変わらんぞ。

繁華街って、少し怪しげで、でもめちゃくちゃ良心的な店があって、一見さんの敷居が高くてみたいなところなんじゃないのかな? エンタメ性はないけれど四谷三丁目の荒木町あたりもそうで、あそこもビルになっちゃったら魅力ゼロですよ。

六本木がこんなお店案内の看板しか見ない高層ビルの街にならないことをホント祈るよ。

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