この話は2013年の8月末〜9月初めにかけてスイスのチューリッヒからフランス西部に旅行に行った話です。
今日の宿泊地はサンテミリオン
トラブルもなく無事に5つのシャトーをまわり、今日の宿泊地、サン・テミリオンに向かう。
熊太郎はシャトーオーブリオンから現地に移動しましたが、ボルドー空港からだと車で1時間かからないくらいです。
ボルドーに泊まっても良かったんだけど、サンテミリオンは超有名な町だし、この人口5千人に満たない場所に宿泊してみることにしたんだ。

古い町だけに、予想どおり狭い道。駐車場があるかどうか不安になるも、ホテルの横にある公共駐車場に停めることができた。

ホテルに電話し、「ここは公共駐車場じゃないのか?」と聞いたところ、
「午後8時(だったかな??)からはフリーだから問題ないよ」との回答。ホンマかいな??
建物の色合いが古い感じだよね。

街中は高低差が結構ありました、こうやって見下ろせる場所もあるんだ。
広場にはレストランのテーブルと椅子がたくさん。
19時でこの日差し。何回も書いているけれど、夏の旅は長く楽しめるのでいいね。
さっきの広場のところに向かう坂道。階段じゃないんだよね。
おークロネコヤマトのマーク!

町のシンボル、モノリス教会

まだ明るいが、
そろそろ夕飯の時間

ホントにすごい坂道

猫もお食事の時間になったようだ

何度も言うが、見よ、この石畳の坂道!!
大昔は中央の手すりなんてなかったはず。
滑るし疲れるし特に年配の方は大変。なんで階段にしなかったんだろう?
夕食の場所を探す
半径300mくらいの市街地なので徒歩で観光OK
この中にレストラン、ワインショップなどが点在している。
街の中心部。この辺りのレストランを物色中
モノリス教会が見えるレストランのテラス席

あとは雰囲気でチョイスする。

19:30です。
最初、このレストランに惹かれる。ちょっと中心部から外れた静かな所にあって、入り口横のメニューとかこの建物の向かいにあるテラス席の雰囲気なんかでピピッときたんだ。
でも残念ながら満席。。
そんなやりとりをしていると、日本人の夫婦が熊太郎に声をかけてくれる。聞けば、リタイアされて時間ができたので、奥さん連れてレンタカーでフランスを回っているそうだ。いいなぁ、そういう老後でありたいと思う熊太郎
その旦那さんが「ここ予約しているから一緒に食べないか?」と誘ってくれた。でも、満席は満席。2人が3人になるのもダメでした。
再び一人でレストラン探し。結局町の中心部に戻り、広場のレストランに決めたのでした。

トリップバイザーの口コミだとイマイチって書いてあったが、普通だったよ。
忙しい時間に入ったから、店員が忙しそうだったけれど。
広場のテラス席で夕食。お一人様ディナーも慣れたもんです。

ワイン頼もうにも1人だと1本はキツイ。そしたら利き酒セットを発見!

利き酒セットを堪能しながらスタート
前菜です。
メインはこれ。鶏、美味しかったです。

ワインリストをみる。おーーー!結構なお値段。
Petrusが2,500EUR! シュヴァルブラン(2003年)が1,000EUR! 当時の為替、1ユーロ120円くらいだったと思うけど、2024年は160円以上だからね。すごい金額
シャトーマルゴーも1,000EURオーバーです!! そんなもんか。値段の高さに震えて写真もピンボケです。
本日のお宿
今日のお宿ご紹介。
サンテミリオンの中心街に宿をとった熊太郎。
街中に宿泊。道路は狭く、一方通行が多い。ホテル前まで車で行くのに一苦労。
ホテルの名前は、
Maison de la Commandaerie だったんだけど、いまはAuberge de la Commanderieになっているみたい
他の宿もそうだろうが、こじんまりとしたホテル。
1Fのエントランスは小さい受付台とちょっとしたお土産品、そして朝食を食べる時の大きなテーブルがある。そして猫1匹。
お値段当時130EURでした。
本当は2人部屋なんだよね。だいたいこんなロマンチック!?な所に男一人で来るなんて。。

最上階の部屋で天井に窓がある。

シャワー、洗面台はチョー綺麗。

見よ、この内装、そして照明。これが男一人旅の部屋だ!みなさんは是非彼女や奥さんと一緒に泊まってください。
ホテルの階段の窓から見える景色。教会がとても良く見えます。

さぁ、そろそろ日が暮れる

これで21:00

さすがに22:30になると真っ暗です。
これで1日目終了です。
この旅2日目 朝の散策
1日目はボルドー5大シャトーを完全!?訪問し、サンテミリオン泊。
2日目はSaint-Émilion散策、そしてその後ボルドーに向かう。
さて、まずは町の散策から。

部屋の窓から見えるのは、やはりぶどう畑

ホテルの前の道がこんなだからね。車で通るのも一苦労です。

そしてホテルの裏手の窓からの景色。世界遺産の街並みです。

もう一丁
近くにトラネコ一家発見
朝食タイムです。

大分日が昇ってきた。

町は徒歩で十分廻れる。そして外れに来るとこうやって
ぶどう畑になります。
ところどころ遺跡が散見されます。
教会の塔が目印になるので

普通の人なら自分がどのあたりにいるのかだいたいわかります。

昨日の夕食場所の広場

町外れに来たら移動マーケットが店を開いていた。
チーズや野菜、いろいろ売っていた。
これは教会の上段から見た広場方面
教会の中
教会の中です。簡素。
これも遺構が。
そろそろ時間

1時間半ほど散策し、

ホテルに戻って

次の土地に向かいます。
Saint-Émilionの評価
日に焼けたような薄い茶色の建物、ブドウ畑の中にある世界遺産の街サンテミリオン。これぞ熊太郎がイメージする田舎のフランスです。
宿泊地としてちょっと立ち寄っただけのレベルの観光でしたけど、街が小さいのでこれで十分と思います。
★★★★★★★★☆☆ 8 アクセス →やはり車が便利。レンタカー乗れるか乗れないかで楽しみはかなり違う。電車でもボルドー駅から最寄りのサンテミリオン駅まで本数ないけど30分くらい+そこから徒歩25分くらいで辿り着けます。
★★★★★★★★☆☆ 8 シニア向き →小さな集落なので坂道さえ克服すれば問題ないです。転ばないように注意です。
★★★★★★★★★★ 10 満足度 →熊太郎が求めているものがそこにありました。これぞフランスの田舎です。ホテルも食事も当たりでした。今度は熊太郎妻と行きたいです。
★★★★★★★★☆☆ 8 天候に左右されない度 →街なので問題なしかな。でもやっぱり晴れの日のほうがいいです。
★★★★★★★★★★ 10 季節に左右されない度 →熊太郎はブドウがたわわに実っている時期でしたが、オフシーズンでも楽しいと思います。ワイン好きであればなおさらです。
老後、車の運転ができるうちに再訪したいです。ホント。