この話は2013年の8月末〜9月初めにかけてスイスのチューリッヒからフランス西部に旅行に行った話です。
サンテミリオン周辺シャトー訪問
Saint-Émilionの町を後にして、ボルドー(Bordeaux)に向かう訳であるが、途中Saint-Émilion地区のシャトーも巡ってみたかった熊太郎。
宿の人に「オススメのシャトーは?」と聞いたところ、出てきた名前がココ。

「Château Soutard」街中からそう遠くない所にあるシャトー。

遠くに教会が見える。

ぶどうがたわわになっています。

ここは門が開いていて、ズンズン中に入れる。

ちゃんとお土産ショップがあって、ここのワインも買えるのだ。
2005年で69EUR、2003年ので41EURだ。(2013年当時ね)

ここでchâteauのロゴ入りのソムリエナイフと、

そしてこれ。カードサイズのワインの収穫年毎の出来栄えランク表。これらをお土産として購入。
写真はBordeauxの赤だが、中にアルザスの白、ブルゴーニュの赤白などいくつかが折りたたんで格納?されている。2009年はもちろん5段階評価の「5(最良年)」です。
Château Cheval Branc
次はココ。
Soutardから車で10分くらいのところにあったチョー有名畑(訪問時、友人とのメールのやり取りで有名ということを知ったのだが。。)

Château Cheval Brancです。残念ながらここから奥には入れず。よって門だけ。
勝沼のぶどう畑とは栽培方法が根本的に違うよね。ぶどう棚なんて1つも見ない。

のどかな風景です。

さぁそろそろレンタカーを返す時間が近くなってきたのでBordeauxに向かいます。
レンタカーを返す
Saint-Émilion地区を後にして、向かうはBordeauxのレンタカー屋さん。
その前にガソリンを満タンにしないといけない。
で、ガソリンスタンドに寄ったんだ。
そこのガソリン屋さん、無人で支払いもセルフだったんだよね。
で、クレジットカードで支払おうと精算機と相対するが、オールフランス語で全くわからん。。。
で、ボタンも見慣れぬ「V」のマークとかあってさ。何回やっても失敗する。(Vは決定ボタンValidationのVだと思う)
オロオロしているとそこに地元のオバちゃんがガソリン入れに来た。
すかさず、困っている様子を醸し出し、事情をわかってもらう。(会話は強引に英語を使用)
「あー、それはね」とおばちゃんがカード精算の操作を教えてくれた。
ありがとう、地元のおばちゃん!!
道は空いていてBordeaux市内まではスムーズ。しかし、次の待ち受けた困難は、レンタカーの返却場所が見つからないことであった。
今回AVISだったんだけど、他のレンタカー会社、ハーツとか、欧州じゃメチャボピュラーなSIXTとかはすぐわかるところにモータープールがある。ボルドー駅の裏手(だいたいレンタカー屋ってのは、駅の裏手にある)をグルグル走るも見つからん。
最終的に見つかるんだけど、こんな所だったよ。広場という先入観があったので、まさかガレージみたいな所とは。。。
この建物に車を入れて、返却終了。この時12:30。
これから電車の時間まで約2時間、ボルドー観光をする。
ボルドーの街を散策
これがボルドー駅。奥にはTGVが停まっている。フランスのTGV網って結構すごいんだね。ニース、アヴィニョン、ストラスブール、ボルドー、どこ行ってもTGVを見る。
まずはトラムのC線に乗って、町の中心部へ。
静かな広場を歩く。
そしてガロンヌ川。これ、下流に行くとジロンド川って言うんだね。
雨のせいか、川は濁っていた。

町は整然としていて綺麗です(特に川沿い)

カンコンス広場

サン・ルイ教会

青空に映えます
ばら窓が綺麗です。

内部です。
ジロンドの記念碑

繁華街に出た
大劇場

ショッピングストリートを歩く。

この日は日曜日でお休みの店が多かったんだ。残念。
大劇場から徐々に南の方に歩いていく。

ペイ・ベルラン塔 ここって上に登れるんだよね。でも電車の時間があるため登れず。残念。

そしてお隣にはサン・タンドレ大聖堂。これはデカイヨ。

セットで写すとこうなります。

大聖堂をぐるっと一周してみる。

周囲の広場も広いです。確かトラムができたのは近年だから、うまく路線通したね。

大聖堂のお隣の市庁舎の辺り。歴史地区にもモダンな建物が見える。
大聖堂の一部は改修中でした。

日曜日だからか、人が少ない。
モダンなシェイプのトラムです。
さてトラムを使って駅に戻ってきた。出発まで30分ほどあるので、駅ナカにあったパン屋PAUL(日本にもあるパン屋さん)で軽く昼飯を食べる。
ボルドーの評価
ボルドーは都会です。人口25万人だそうです(Wiki情報)
埼玉県だと草加市と同じくらい。春日部市より多いよ。
石造りの建物そしてモダンな建物が混在する街は洗練された印象でした。きっとワインで富を築いたのでしょう。
熊太郎はたったの2時間しかいなかったので多くを語る資格はないのですが、もし読者の方がこのあたりに1〜2泊するとなったら? 熊太郎はボルドーに泊まることを”オススメしない”です。何せサンテミリオンに魅せられてしまったから。絶対郊外の村に泊まったほうが面白いと思う。
★★★★★★★★★★ 10 アクセス →パリのモンパルナス駅からTGVで2時間ちょっと。東京から京都に行くような感覚。空港もあるのでアクセスは容易です。日本からであればパリ乗り換えのほか、直行便のあるフランクフルトやロンドン乗り換えでしょうかね。
★★★★★★★★☆☆ 8 シニア向き →こういったフランスの地方都市が好きがどうかですね。限られた日数での旅行であれば大都市に泊まるより印象深いフランスの田舎に泊まったほうがバリューがあると思うのは熊太郎だけ?
★★★★☆☆☆☆☆☆ 4 満足度 →上記のとおりです。教会とかはパリで見れば十分かと。
★★★★★★★★☆☆ 8 天候に左右されない度 →街なので問題なしかな。
★★★★★★★★★★ 10 季節に左右されない度 →街歩きですからね。
ボルドーはブドウの国を楽しむためのターミナル地点なのだと思います。
良さそうなレストランがたくさんありそうだけど、熊太郎はボルドーでまったくお金を使っていないので評価できずです。