国内旅

超速 鬼怒川温泉の日帰り温泉旅

予定は何もなく、家で亡き父の書類整理だけで終わらすのはもったいないと思った10月の3連休の中日、早朝家を出て鬼怒川温泉に行ってきたよ。

この記事の概要

・3連休の半日、鬼怒川に一人で行って温泉に入ってきた。
・正味滞在時間2時間半の超速旅
・見た目はイマイチだった日帰り温泉だったけど、お湯は良かったよ。
・蒸気機関車が動くのも見ることができました。
・鬼怒川温泉といえば廃墟ホテルのイメージを持つ人がいると思うけどあれは一部のエリアのみ。綺麗な建物たくさんあるよ。風評被害に負けないでほしいな鬼怒川温泉

なぜ目的地が鬼怒川温泉?

なんで鬼怒川温泉か? それは写真の東武鉄道の株主優待切符が家に眠っていて、期限が12月末までだったからw


ただ保管して有効期限切れになるのももったいないのでこれを消費しようということで行き先を東武鉄道沿線に絞ったのでした。

日光っていう考えもあったんだけど、きっと外国人観光客でごった返してるだろうと予想、あまり混雑していなさそうなトコないかな?と思った時に思いついたのが鬼怒川温泉でした。

最近仕事で疲れ果てている自分の体を少しでも癒そうと温泉にでも浸かってこようというのを今回の目的としたのでした。

今回の旅の行程

行程は以下

家族に一応配慮して昼過ぎには家戻りたい熊太郎。また、14時から大宮アルディージャのJ2昇格がかかった試合をLemino(オンデマンド)で。同時開催されるクライマックスシリーズの阪神vs DNAの試合も観たい!ということでその時間までには戻ってきたいと心に誓って予定を組んだんだ。朝6時半前に家を出てJR宇都宮線で栗橋まで行く。

栗橋から東武日光線に乗り下今市駅乗り換え東武ワールドスクエアで下車する。なんで鬼怒川温泉駅じゃないか? それはこの駅から歩いて10分程度のところにホテルというか旅館というか、日帰り入浴のサービスを朝9時からやってるという場所を見つけたのよ。だからワールドスクエア駅で下車。

朝の9時過ぎに日帰り入浴施設に着き、朝風呂を堪能する。

その後、鬼怒川温泉駅まで歩いて行き、駅近くで昼ご飯を食べて昼前にさっさと鬼怒川を出発、埼玉に戻るという弾丸旅行の計画を立てた。

これははっきり言って配偶者や子供と行くような旅ではないことを予め行っておきます。絶対受け入れてくれないw

この旅行の目的は、自分自身への癒し&気晴らしです。

プチ旅行スタート

朝7時前の栗橋駅

JRと東武日光線の乗り換えができる駅

写真左側が東武日光線、右側がJR宇都宮線。奥に宇都宮線E231系が見えるがその左側の線路が、JRと東武線をつなげている線路、新宿発の東武日光行き特急はここで東武日光線に入っていきます。(たぶん)

JR宇都宮線の13両目位に乗ると乗り換えしやすいです。

朝7時の栗橋。写真のとおりハイキングに行くシニア層を結構みかけます。あとは栃木駅周辺のゴルフ場に行く人たち。

電車の中で 9人掛けの席で2人がゴルフに行く人、3人がハイキングに行く人、残りが一般の乗客でしたよ。

この日光行き急行電車。昔はエンジとオレンジのラインが入った電車だったけど、今はこのカラー。

ボックスシートもなく通勤電車っぽい4両編成。車窓を見ることもなく電車は進んでいきます。栃木&新栃木駅を過ぎるとハイキング客がさらに目立ってきます。

下今市駅で乗り換え。

下今市駅で耳にするのは盛大なるディーゼル音。これは国鉄14系客車の発電機の音。写真はオリジナルの青ではない14系客車3両が営業運転の準備をしていた。

2両目は展望車になっている。

浅草寄りには滅多に見ない転車台と3つの車庫を持つ扇形の建物が目に止まる。
ここで初めて熊太郎は東武鉄道は蒸気機関車C11を観光列車として走らせてるんだった!ということに気づいたのでした。

車庫の中にC11がいましたよ。


時刻表を見ると休日は日に4 往復ほど走っていることが分かった。これは鬼怒川温泉駅の案内看板

ほどなくして鬼怒川温泉方面の電車が到着。さっきのと同じタイプ。調べたら20400系って名前でした。

これに乗って30分ほどで東武ワールドスクウェア駅に到着。

下車した人、熊太郎含めて3人! ますかすると 走ってる姿を見られるかもしれないという期待を持ちつつ 鬼怒川温泉方面に向かいます 鬼怒川温泉方面行きの電車も ステンレス 移動した最近の電車でした

これが駅の入り口。

お土産やが1つ2つあると予想していたが大外れ。駅前は閑散としています。

ちょっと歩くと東武ワールドスクエアの入り口。小さい子連れだったりすると車で行く人が多いんじゃないかね。

いよいよ日帰り温泉へ

目的の日帰り温泉を提供してくれる宿「仁王尊プラザ」は駅から10分かからない程度

これがその仁王尊プラザ。”におうそん”って読むのね。

入り口でおじさんに日帰り温泉に入りたい旨伝え700円を支払う。

入り口より1F下がるとこのような釣り堀&お風呂があるのです。

奥に仁王像が見えます。

朝で人もまばらのお風呂の写真、撮れなくもなかったんだけどなんか勝手に撮影するのもどうかなと思って写真撮らなかった。

まずは一般的な露天風呂へ。誰もいなかった。そしてこのお風呂は。。。ぬるい。

しばらく浸かったあと、いったん服を着て従業員の方に「船の形をした風呂に入りたい」と伝えると場所を教えてくれた。ここの露天風呂は場所が離れていて移動が面倒です。

上の写真の鉄塔の右手にライン下りの船の形をした風呂がある。館内にポスターがあったので、撮りました。

こちらは普通に温かい風呂だった。そして眼下には鬼怒川が見える。そして湯船に浸かっていると、遠くから蒸気機関車の汽笛が聞こえる。癒されるー。

この船の形の湯船から一つ下に別の露天風呂を発見したが、聞けばこちらは水着着用のプール風呂だそうな。聞いておいてよかった。

お湯からあがった後、休憩所で一休み。温かいお茶をいただく。

本棚にあったサーキットの狼。いやぁ懐かしい。つい2冊読んじゃった。多角形コーナリングですよ。

鬼怒川沿いを歩く

 

10時過ぎに日帰り温泉を出発し、鬼怒川温泉駅方面を歩く。

途中まちの駅(みちの駅??)を発見、朝から賑わっていました。

この近くに吊り橋がありました。

真ん中まで行って揺れを堪能する。景色も綺麗です。

11時ごろに鬼怒川温泉駅周辺にあった蕎麦屋で早い昼飯。

味は。。。まぁまぁでした。

鬼怒川温泉駅でC11に出会う

鬼怒川温泉駅にはこれまた転車台がありまして、ここで反対方向に転換する。これが一つの観光スポットになっていて子供連れから老夫婦までたくさんの人がスマホを蒸気機関車に向けていました。

奥には新型の特急車両

これは別のC11。後ろに車掌車であるヨ8000がくっついている。

観光用?に汽笛を鳴らしてくれます。蒸気機関車の汽笛ってなんで心揺さぶられるんだろうね。いい音です。

このあと11:45発の普通電車に乗って来た道を帰ります。下今市ではオリジナルの青色の14系に出会えました。

合計7時間半の旅でそのうち4時間以上が電車の中というまさに弾丸旅でした。

自由気ままな一人旅。楽しく、癒された半日でした。

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