この話は2013年の8月末〜9月初めにかけてスイスのチューリッヒからフランス西部に旅行に行った話です。
ナントの街 そして宿泊ホテル
ナントと言われて思い浮かぶのは世界史を学んだ人であれば「ナントの勅令」ですかね。
あとはあまり出てこない。
人口約30万人。埼玉県で言えば越谷市や所沢市レベルです。(両市の方が人口多い)
この旅3日目夜に到着し、最終日4日目はスイスに戻るまでの時間観光する、というスケジュールである。
宿泊ホテルはibis チェーン、日本の東横インみたいなもんです。
アイビス スタイル ナント サントル プラース ロイヤル
3 Rue du Couëdic, 44000 Nantes, フランス
一泊朝食付き105EURでした。
ナント 夜散歩

中心部の様子
荷物を部屋に置いて、早速夕方、というか夜の観光+夕食場所探索である。
サン・ニコラス大聖堂。白いなぁ。
ただいま20:00
で、ブラブラして見つけたレストランはここ。Les Copains d'Abordというビストロ。2024年の現在でも営業しているようです。
https://www.tripadvisor.fr/Restaurant_Review-g187198-d816699-Reviews-Les_copains_d_abord-Nantes_Loire_Atlantique_Pays_de_la_Loire.html
20時過ぎているんだけど、店には客がいない。この写真は21:15のものです。
ここは勇気を持って入店。黒板に書いてあるメニューはもちろんフランス語、しかも日本人からしたら汚ったねー字。これは解らんぞ。
ラッキーなことに他に客はいないし、店員もまだ暇なので、彼らにいろいろ聞きながら料理をチョイス。
店員も食材を厨房から持ってきて見せてくれる親切さ(笑)

まずはパテ系を頼み、

メインはレバー系。結構重かった。

そしてデザート。ナント名物のスイーツが食べたい! と店員に言ったらでてきたのがこれ。
もう味なんて忘れちゃったんだけど、チーズ系の味だったような。。
正確なお代のメモがないんだけど、ワイン込みで50〜60EURだったと思います。(当時の為替だと6,000〜7,000円で済んだけど、2024年の為替だと1万円近くなっちゃうね)

お腹いっぱいな熊太郎。ようやく暗くなった9月初めのナント。21時過ぎの写真。さっきの教会もライトアップ。

明日に備えて宿に帰ります。
4日目最終日 ナント観光
4日目、最終日の朝、いつもの如く、朝も早よから観光スタート

この日は火曜日。「普通の日」である。当たり前だが通勤しておられる方がたくさん。

そして街のシンボル的存在の「ブルターニュ大公城」
「ナントの勅令」が出されたのはココである。

ブルターニュの旗がたなびく

本当は中に入りたかったんだけど、開館が10時から。10時半には空港行きのバスに乗らなければいけない熊太郎。残念。

大公城を後にし、

サンピエール大聖堂方面に歩くと移動遊園地が設置されていた。

そのサン・ピエール大聖堂。

はい、その正面です。

ファサードが素晴らしいね。

こいつも昨日のサン・ニコラス同様、石が白いです。

内部。

もう一丁。

またお城。

これがブルターニュ大公城の入り口

さて、お次はショッピング街。ここにも日本食レストランがありました。

そして日本雑貨屋かな。

サン・クロワ教会かな。

そしてその内部


トラム沿いを歩く。

見えてきた。再びサン・ニコラス教会。

バラ窓。外から。

中に入ってみた。

バラ窓。内部から。

さてお次は街中の”あるもの”を観に行きます。
パサージュ探訪
いわゆるアーケード街はパリ市内にもいくつか残っているのだが、ここナントにもあるとのことで訪問してみた。
その名をPassage Pommerayeという
調べれば1840年代に出来たこのパサージュ。
公式ホームページまである

しかーし、修復中。。。

足場があると綺麗さも半減だよ。。

複層になっているところが特徴なのにぃ。

1F部分は綺麗

熊太郎娘が好きな雑貨屋も入っていた。

もう一枚1F部分

パサージュ入り口

夜ライトアップすると綺麗だろうなぁ。
これは上階部分かな。

ほら下に降りるところが足場だらけ。

天井部分

綺麗だなぁ。

外も覆いが。。

消化不良でパサージュを後にする。

さて、ホテルに戻って荷物をピックアップして空港に向かいます。
ナントの中心街からバスが出ている。そいつを利用して空港へ
当時7.5EURでした。WEBサイトを見ると2024年は10EURですね。

道は空いていて特に問題なく空港に到着

Easyjetも問題なく出発。
荷物の大きさ検査は厳格。一人一人機内持ち込み荷物の大きさをチェックさせられる。アルミパイプで出来た枠があって、その中に各自荷物を入れて確認する。

バーゼル空港。
空港内に各国への出口が表示されている。もちろん言語はドイツ語、フランス語、英語の3言語表記。
その後、バーゼルからチューリッヒまで電車で帰りましたとさ。
ナントまとめ
夜19時から翌日10時くらいまでしか滞在していないナント。レンヌもそうだけどここを目的にする日本人観光客は稀有であろう。
TGVを使えばパリから2時間と割と近い
熊太郎独自 オススメ評価 (レンヌと変わらんな)
★★★★★★★★☆☆ 8 アクセス →パリからTGVで2時間。まぁ手軽に訪問可能
★★★★★★☆☆☆☆ 6 シニア向き →まぁ街は平坦ですし問題ないけれど、そもそも限られた旅程の中、訪問すべき街かどうかですな。
★★★★☆☆☆☆☆☆ 4 満足度 →ここだけ訪問というのもねぇ。歴史好きの人は魅力あるのかな。
★★★★★★★☆☆☆ 7 天候に左右されない度 →まぁ雨でもね訪問できますけど。
★★★★★★★★☆☆ 8 季節に左右されない度 →冬でも普通に楽しめます。
この旅全体のまとめ
今回4日で3エリアを周遊する旅。かなりハードな行程でした。
訪問した世界遺産は3つ

Saint-Émilion

Bordeaux

そしてMont-Saint-Michel
その他の目玉としては、

ボルドー5大シャトー制覇!(入り口までだが)

大西洋(ビスケー湾)到達!

ナント

レンヌ
と訪問。
もし老後に再訪することがあったら、もっと余裕を持って観光したいものです。(ナントとレンヌはもういいかな。。)
旅の費用(2013年)
- 交通費
飛行機代 200CHF
レンタカー代 150CHF+保険代40CHF
ガソリン代 53EUR
トラムと地下鉄 5EUR
Mont-Saint-Michel往復バス 25EUR
ボルドーからレンヌ列車 92EUR
レンヌからナント列車 25EUR
ナント市内から空港までのバス 7.5EUR
バーゼル空港-自宅 22CHF 往復で44CHF - お土産 30EUR
- 入場料 Mont-Saint-Michel入場 9EUR
- 食事
1日目昼 12EUR(何食べたんだろう??たぶんボルドー空港の売店で買ったサンドイッチ)
夜 55EUR (Saint-Émilion街中のレストラン)
2日目昼 8EUR (ボルドー駅中のPaulでパン)
夜 10EUR (レンヌのマック) この日の食事は酷いなぁ。
3日目昼 30EUR (Mont-Saint-Michelのレストラン)
夜 60EUR (ナント市内のレストラン)
4日目昼 10EUR (ナント空港?) - 宿代 1泊目 Saint-Émilion 130EUR
2泊目 レンヌ 76EUR
3泊目 ナント 105EUR - 合計 765EUR+434CHF
- だいたい15万円位かな。 内訳は飛行機2万、宿4万、レンタカー3万、食2万こんな感じ。
今回は食費が少なかった。 - これは2013年 1ユーロ120円程度での計算ですからね。物価高円安の2024年だとこの1.5〜2倍費用がかかる。