スイス ヨーロッパ旅

スイスアルプスの女王 「マッターホルン」を見に行こう

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スイスに来る日本の観光客が見たいものベスト3に入っているであろう名峰マッターホルン。今回はスイスの超有名観光地マッターホルンをご紹介。

チューリッヒから名峰マッターホルンへ

名峰マッターホルン。名前を知らなくてもこの山の形を見れば「あーこれね」と言う人が大半でしょう。それぐらい特徴的な山の形をしているカッコいい山でございます。

ご存知のとおりスイスの国土は狭い。九州程度の面積で人口は埼玉県並みの800万人である。
そしてスイスの充実した鉄道網によって国内のあちこちに電車で手軽に行ける。
最西端ジュネーブから北東に位置するチューリッヒまで3時間半だからね。
当時スイスに住んでいた熊太郎はスイス国内旅行をする場合、日帰り旅行で済ました。まあ、旅行に来ているわけではなく仕事しに来ているわけでしてそんなに休暇取れませんでしたので。

この日帰り旅行を当時スイス人の同僚に言っても理解してくれなかった。彼らはたっぷり有給休暇を取得して同じ場所に何泊もしてゆっくり過ごすのだ。
「移動・写真・移動・写真・・・・」これが彼らが見る日本人の観光客像。
まぁ間違いではない。週末の日経新聞なんかに掲載されているツアー旅行に関する広告を見れば、
1日目 チューリッヒ到着 そのままサンモリッツへ(熊太郎ツッコミ:いきなりサンモリッツかよ)
2日目 世界遺産の電車に乗ってループ橋を通ってピッツベルニナへ(ここはまだ許せる)
3日目 朝マイエンフェルト(ハイジで有名)行ってその後ツェルマットへ(ひぇー強行軍)
4日目 ツェルマット−マッターホルン(ここは連泊)
5日目 国境越えしてモンブラン、そしてその後インターラーケンへ(ここもキツイな)
6日目 ユングフラウ山(たぶんこのあたりはヘトヘトだよ)
7日目 インターラーケンからチューリッヒに戻って飛行機に乗る
8日目 東京着

山のオンパレード。こんな話を同僚にしようもんなら「クレイジー」と言われる。
遠い日本から来る訳だからしようがないんだけどね。
強行軍はさておき、天候の良し悪しで天と地位の差が出る旅行だね。

さて、日本人的日帰り旅行とは言え、スイスに住んでいると天気が良ければ山に行けるのが大きなアドバンテージ。

滞在当時の5月に日帰りでマッターホルンに行ってみた。(同僚に日帰りで行くと言ったら、皆呆れていた)

マッターホルンの山の麓にあるツェルマット。まずはこの麓の町に向けて旅を始めます。チューリッヒから3時間強。日本の熊太郎居住地を考えれば大宮から北アルプスの玄関口、長野県の信濃大町に向かう感じでしょうか。

チューリッヒからツェルマットまでどうやって行くかといいますと、割と簡単。でも遠い。

ベルン経由Visp(フィスプ)までは時間によっては乗り換えなしで行けます。ここまで約2時間。

その後、SBB(スイス国鉄)からMatterhorn Gotthard bahnというローカル鉄道に乗り換え、ツェルマット駅に到着します。

VispからZermattはこの電車に乗ります。

だんだん山が近づいてきます。

ここまでで3時間超え。日帰りにするにはやはり遠い。

麓の街 ツェルマット

ツェルマットの街には車が入ることができません。環境配慮の理由で乗り入れが禁止されているのです。よって車で向かう場合は、手前のエリアで車を置く必要があります。熊太郎は電車だったのでそのままツェルマットの駅に到着します。

 

世界の車窓からのような景色を見つつ

Zermatt(ツェルマット)駅に到着

さてマッターホルンという山を見る楽しみ方は様々。登山電車を使って展望台に行き、そこからマッターホルンを見るも良し。ロープウェーで3,500m超えのところまで行き、マッターホルンを見るも良しです。

熊太郎はお気軽な家族旅行だったので、ゴルナーグラート(Gornergrad)と言うツェルマットの街から出発する登山鉄道に乗りマッターホルンがよく見える3000メートルの高さまで行くことをしました。

その前にツェルマットの街は前述の通り車の乗り入れ禁止。街中は小さな電気自動車が走っています。

右側にちょっと見えているのが電気自動車

熊太郎一家はここでお昼タイムだったので、街中のレストランで腹を満たします。

スイスあるあるの料理

ゴルナーグラート登山鉄道

食後にいよいよ登山電車に乗車します。

山に登ると言っても電車に乗るだけ。歩くこともなくあっという間に3000メートルの山に到着するようなルートです。よってシニアの方でも問題なく標高高く景色の良い場所へ到達することができます。ただ注意していただきたいのは標高3000メートルと言う事は日本で言えば富士山の山頂まではいかないまでも、北アルプスの立山や穂高岳みたいなレベルの標高まで行くわけで当然空気が薄く、体調がすぐれない方や持病を持っておられる方、高齢の方は要注意と思います。

おはよう

展望台では皆さんゆっくり山の景色を楽しんでいらっしゃいます。

当日はとても天気が良く写真の通りマッターホルンの全景を見ることができました。

旅のまとめ

前の記事でも書いたが山への訪問で大事なのは、自分の体調と服装と天気予報だ。

その天気予報。熊太郎はスイス在住期間、いつもメテオセントラルという天気予報サイトを参考にしていました。

ここで天気予報を確認し、あいにくの天気だったら違う目的地を探した方が良いと思います。

夏でも朝晩ヒンヤリしているので、防寒のヤッケは必要。ひなたはTシャツでも大丈夫だったりするんだけどね。

冬場は防寒必須。もちろんコートの下はセーターなどを着るように。

そして自分の体調。人によって標高高いところに行くと調子悪くなっちゃう人は特に注意してください。

 

想定タイムスケジュール
2022年のSBB時刻表をベースに考えてみます。

8:02チューリッヒ中央駅出発。Visp(フィスプ)乗り換えでツェルマットに12:14着

ツェルマットで昼食をとり、

14:00に登山電車出発 14:33にゴルナーグラートに到着

そしてマッターホルンを堪能

ここからは帰路

15:31発 16:15にツェルマットに到着

そしてツェルマットでお茶したりお土産買うなんてことをして、

17:37にツェルマットを出発、最後チューリッヒに20:58に到着する。

熊太郎独自 オススメ評価
★★★★★★★★★★ 10 アクセス  →チューリッヒからゴルナーグラートまで4時間は遠い。まぁ一泊二日とか時間に余裕があると良いんだけどね
★★★★★★★★★★ 10 シニア向き →登山せずお手軽に3,000mへ歩くことなく到達
★★★★★★★★★★ 10 満足度   →鉄板のオススメスポット
★★★★☆☆☆☆☆☆ 4 天候に左右されない度 →満足度は天気次第
★★★★★★★☆☆☆ 7 季節に左右されない度 →夏でも冬でもOKだけどやっぱり夏ですよ。

やっぱりスイスに行くなら外せないスポットです。

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