フランス ヨーロッパ旅

南仏プロヴァンス6 サン=ジル(Saint-Gilles)の街に立ち寄ってみよう

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熊太郎のプロヴァンス旅。シトロエンDS3で南へ南へ進んでいく。

サン=ジルという街に到着

この街の目玉は何と言ってもサン=ジル教会というロマネスク様式の教会である。サン=ジルはサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路のうち、南経路に当たるアルルの道沿いで世界遺産に含まれる。

またまたぶどう畑が広がる街道、ニーム街道を南へ走っていく。

ここまでの行程。

アヴィニョンからポンデュガールを見てユゼへ。そしてニームを見てサン=ジルへ。

順調に旅を消化し、サン=ジルの街に入る。

サン=ジルの街を貫く道を走りながら駐車場を探す。ツーリストオフィスは運転してて気づいたんだけど駐車場は見当たらず。そのうち街を抜けちまった。

Uターンしてもう一度探す。そしたらあったよ。細ーい路地みたいな角にPのサインを発見。狭い道を入るとそこに広大な駐車場が広がっていた。下の地図の真ん中に見える駐車場である。

南仏8月、灼熱の中の観光

人口13,000人の鉄道もない小さな街。

駐車場に車を停めて散策開始。まずはその教会に向かって歩き出す。

とても暑い!日本みたいにジトーって感じじゃないんだけど暑い。

そんな時、旧型のルノー5を発見した。

パリではほとんど見なくなった縦置きエンジンのルノー5。田舎じゃまだ走っていて嬉しくなった。

でね、当時住んでいたスイスに戻ってこの写真をよーく見たら温度計が写っていたんだよ!

よ、よんじゅうにど! 42℃だったんだよ。そりゃ暑いわ〜。

灼熱の土曜の午後。時折建物の前でたむろしている地元民を見るくらいであまり人気がない。

旅の目的 サン=ジル教会へ

教会は街の真ん中にあるので迷わず到達

でも適当に歩いていたら正面じゃなくて教会の横に出ちまった。教会の横もこれまた人気がない。

裏手に廻るとそこは。。。廃墟の様相。どうも宗教改革の時に破壊されてしまったらしい。

その廃墟周辺をウロウロしていると係の人らしきおばちゃんと観光客が3人いたんだよ。話を聞けばチケットを買えば裏手の廃墟の中に入れるって。

ということで横から教会に入り、チケットを購入。そしたら柵で仕切ってある廃墟の中に入れてくれた。

そこは壊されたままの状態なんだが、螺旋階段が残っていてさ、こいつの建築方法が貴重なんだと。

中に入って螺旋状になった石の積み上げ方法を観る。

螺旋階段のお手本にされたらしいよ。

サン=ジル教会の裏手から表側に回る。

いよいよこの街訪問のメインイベントである教会の中に入る。

教会の中は。。他の教会もそうだけどとても静か。教会の入り口から見て一番奥のキリスト様や十字架がある部分って、さっき外で見た廃墟になってる部分だと思うんだよね。

この教会には大きな地下フロア、Crypt (クリプト)、石棺があるような地下聖堂がある。

ここはもう何かを感じずにはいられないヒンヤリした空気が充満している。

もう外が42℃なんて信じられない。

自身の呼吸音が響く位の静けさだ。

そんな神聖な場所を一通り見て外に出るとそこは再び42℃の世界。

そして有名な正面のファサードを見る。立派です。

乾燥した夏の空気とヒンヤリとした地下聖堂の空気のギャップを感じた訪問であった。

教会を後にし、その後スーパーで飲み物を調達。 次の目的地へ向かうのであった。

サン=ジル まとめ

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1. Avignon 11:00出発   10:30
 30km 
2. Pont du Gard 11:30 - 12:30 11:15 - 12:00
 15km
3. Uzès 13:00 - 14:00  12:45 - 13:15
 25km
4. Nîmes 14:40 - 16:00 13:45 - 15:10
 23km
5. St.Gilles 16:40 - 17:10 15:40 - 16:30
 33km
6. Saintes-Maries-de-la-Mer 17:40 - 18:10
 52km
7. Arles 19:00到着
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灼熱のサン=ジル訪問。熊太郎の印象を記しておきます。

熊太郎独自 オススメ評価
★★★★★★☆☆☆☆ 6  アクセス  →鉄道でのアクセスは不可。バスで行けるが。。
★★★★☆☆☆☆☆☆ 4  シニア向き  →アクセスが悪いとなかなか難しいかも
★★★★★★★☆☆☆ 7  満足度    →ロマネスク建築好きにはたまらないはず。
★★★★★★★☆☆☆ 7  季節に左右されない度 →灼熱でした。

30分でも良いから教会を見るために立ち寄る価値あり。

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