この話は家族でスイスに駐在していた時期、2013年4月にロンドンに家族旅行に行った話です。2024年末にそれ以来のロンドン訪問の機会があったのでそれを織り交ぜながら記述します。
熊太郎一家 ロンドンに行く
2013年、イースターが終わり4月に突入した頃の話。(13年のイースターは3月末だった)
小学生、中学生の子供達は引き続き春休みなんで、その機会を利用してロンドンに行ってみた。
理由は当時、というか2010年前後に流行ったアニメ「けいおん!」である。
TVアニメの後、2011年に映画化されたこのアニメ。映画版の舞台がロンドンだったこともあり、そのアニメにハマっていた熊太郎娘の希望を取り入れ、イギリスはロンドンに行くことに決定。
まずは飛行機のチケット。当時スイスエアとLCCのEasyjetの2つ。がポピュラー。
時間の制約もあり、結局超定番のスイスエアにした。
行きはLX326 チューリッヒ16:25発 17:05 ロンドンヒースロー空港着(時差1時間あります)をチョイス。
ここで知識不足が露呈。
ロンドン周辺にはいくつか空港がある。西部にある定番ヒースロー、南部にあるガトウィック、そして東側にシティ、北部にはルートンなど。
なにせイギリスに行くのは大学時代バックパック旅行をして以来24年ぶり。しかも若い頃は定番のヒースローではなく、ガトウィック空港に到着した熊太郎。
とりあえず定番にヒースロー行きを予約したが、予約したホテルはロンドン東部。着いて気づいた熊太郎。もっとよく調べておけばよかったと後悔。
ヒースローとシティ空港の位置関係
宿泊場所はどう見てもシティの方が近い。まあシティーの方が若干チケット高いんだけどね。でも近いのは魅力。
チューリッヒ空港からほとんどの欧州便はパスポートコントロールもなく、日本の国内線感覚で利用するのだが、英国は通常の欧州内航路のメインゲートであるAゲートとは別のBゲートを利用する。(ちなみに日本など長距離別地域はEゲート)
シェンゲン協定外なのでパスポートのチェックがあるのです。なんか本当に外国に行く気分。(日本人はシェンゲン内でもパスポートは持参した方が良いと思います)

そして英国に到着。感動するのはドイツ語ではなく全て英語ということだ。書いてあることが読めるぞよ。

そして地下鉄に揺られて1時間位? 今回の宿に到着。

後程書きますが新市街に泊まりました。
今回の宿泊地域
さて、今回の宿泊。
土日を使ってはいるものの、有給休暇を頂いて行く旅行なだけに、仕事のやりくりをつけねばならない。よって旅行の準備はギリギリまでできなかった。
本当はロンドン中心部に予約したかったが、日に日になくなってしまう評価の高いホテル。結局中心部から離れた場所にしか宿泊できなかった。まったく馴染みのないCanary Wharfという場所。グレー色のJubilee Line で中心部から15分程度のところである。
ウェストミンスター寺院からの距離感はこの地図の感じ
カナリーワーフは中心部東側方面。大昔はドックだったこの地域。再開発されて新市街を形成。

この運河右手高いビルが今回のホテル、というか長期滞在者向けアパートメントホテル。
地下鉄カナリーワーフ駅から徒歩10分程度。

駅前を見上げれば金融関係のタワーがたくさん。伝統あるシティ地区に対抗している。
東京で言えばお台場ですお台場。
宿泊ホテル紹介
さて宿泊したホテルの名前は「Canary Wharf Serviced Apartments - Millharbour」という名前だった。
当時ここが運営していたアパートの1つだった。
熊太郎はbooking.comで予約、2013年時4泊で540£ (当時150円/£)=81,000円、熊太郎家のルールで定めていた、一泊2万円にほぼ合っていた。
でもね、このアパートメント、調べる日程によっては、4泊で1,500£とか信じられないような値段が出てくる。推察なんだけど、長期滞在者とか、短期赴任者みたいなお客がいないときに突然割安価格が出てくるのではないかと思います。
2025年1月時点で4月の3泊4日で調べてみたらざっくり1,000£と出てきた。いま200円/£だから20万円!! 2倍以上ですなぁ。
アパートメント予約後、到着便や携帯電話の番号など運営会社と何回かメールのやりとりをする。
ここで不思議だったのは鍵の受け渡し。
てっきりアパートの管理人室みたいな所で受け取ると思いきや、向こうからカナリーワーフ駅の改札付近で待っていると電話がきた。
しばらくして電話の主、謎の若者と落ち合い、ホテルに導かれる。なんか悪い取引でもしているかのようなチェックインである。
謎の若者の後に日本人家族4人がスーツケースをゴロゴロと転がしついて行く。
とりあえず、鍵の若者にチップを渡し取引?終了。
チェックインしてしまえばあとは問題なし。部屋はサービスアパートメントだけあってキッチン付き、広いリビングルームとベッドルームが2つ、普通のお風呂と別にもう一つシャワー室がある。たぶん、後にも先にもこんな充実した部屋はなかったと思う。

東側方面を見る。部屋は忘れちゃったけど14階位だったと思います。遠くの丸いのはO2アリーナ。

こっちは西側。運河そしてテームズ川の先にロンドン中心部が見える。風が強くて外に出ると落ちそうで怖いです。

もう一丁O2側。夕方かな。

リビングの端っこから。暗い部屋はキッチン。

左側はリビング。

ベッドルーム1
カナリーワーフにはお台場の商業施設みたいなショッピング街があってね。ちょっとした買い物は全てここで済んでしまう。
ここに大きなWaitroseというスーパーがありまして、熊太郎家ご愛用にスーパーになりました。
観光帰りの夜は必ず寄っていたように思います。
こういう新しいショッピング街は日本と変わらずとてもお買い物がしやすいね。
イオンやヨーカドー(こっちは平均的スーパーだが)とあんまり変わらないんだもん。
こんな感じでスタートしたロンドン旅行。次回は市内観光の話を書きます。