ドイツ ヨーロッパ旅

ドイツ観光の定番? ノイシュバンシュタイン城を見にいこう

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時は2012年の夏休み期間、当時スイスに住んでいた熊太郎が家族と週末ドイツ日帰り旅行をした話です。

思い立って車でバイエルン地方へ

行き先はドイツ南部。バイエルンエリアでお約束の訪問地、ノイシュヴァンシュタイン城に車で行ってみた。


車で片道270km。この位の日帰り旅行はフランスのストラスブールで経験済みなのでまぁ行けるでしょう!的な安易な気持ちで出発。

途中、オーストリアを経由してのドライブ。これはボーデン湖沿いの街ブレゲンツで見たミルクシェイクのスタンド。

上に貼付けた地図ではメミンゲンという場所を廻る遠回りっぽいルートだが、アウトバーンを使うルートのが早いので仕方がない。

もし日本から訪問するなら

熊太郎はスイスから車で訪問したわけであるが、もし日本からノイシュバンシュタイン城を見に行くとしたら?

調べてみました。

最寄りの大都市といえばミュンヘン。ミュンヘンへは東京より直行便が飛んでいます。そこからはドイツ国鉄で最寄り駅フュッセン(Fussen)までバスと電車で約3時間です。ミュンヘン中央駅からは2時間ってとこかな。

このドイツ国鉄のサイトにアクセスして、Munchen Flughafen(ミュンヘン空港)、またはMunchen hbf(ミュンヘン中央駅)〜 Füssen Bahnhof(フュッセン駅)と入力すれば結果が出てきます。

そこからはバス。同じくドイツ国鉄のサイトでFüssen Bahnhof 〜 Neuschwanstein Castles, Schwangau と調べれば城の最寄り駅までの経路が出てきます。バスに乗れば10分ほどで最寄りのエリアに到着。

ノイシュバンシュタイン城について

詳細はオフィシャルサイトを読んでいただければと思います。

熊太郎的説明をしますと、バイエルン王国の王様だったルートヴィッヒ2世。すでに時代は19世後半であり、世の中が移り変わっていっているのにもかかわらず、自分の趣味の世界に閉じこもり、ワーグナーをこよなく愛し、そしてこの城を建築するのであります。会社で言えば放漫経営のバイエルン王国の王様。在王位期間に普墺戦争などもあり、国力は衰退していくのでありました。最後ルートヴィッヒ2世は周囲によって廃位となり、謎の死ー水死体となって発見されたのでした。近代に造られたこの東京ディズニーランドのようなメルヘンチックなお城(東京ディズニーランドが参考にしている?)は、現在は、地元の大きな観光資源となり当時かけた費用を十分回収しているのでした。

オフィシャルサイトによると、入場料は15ユーロ。18歳未満は無料です。

 

熊太郎家、ノイシュバンシュタイン城を探す

まずノイシュヴァンシュタイン城に向かう。フュッセンを通り、ノ城近辺まで車で走る。運転中の熊太郎、奥様との会話。

熊「もうすぐ、真っ白な城が見えるはずだよ」

奥「見えないよ」

熊「えー見えるはずだよ。丘の上にさー」

奥「あ、あったよ。でもグレーだよ」

熊「??」

なんで白い城が判らんのやと内心ムッとしていたら、白い城が見つからない理由が分かった。

修理中・・・・

過去何回の足場付きの史跡を見たことか。。。

これは1990年に訪問した時の写真。銀塩フィルムのネガからデータ化しました。

さらにショックだったのが、入城方法である。

20数年前に訪問経験のある熊太郎。そのときはスッと入れたという経験上、関連HPをチェックしてこなかったが、今は予約制で城内ツアーに参加しなければならないのである。

(昔もそうだった??記憶なし)

インフォメーションセンターに行ったら、今日は18:00近くの回しか空いてないってんで、夕方までの時間を城から20kmちょい離れた所にある世界遺産、ヴィース教会を見に行く事にした。

世界遺産 ヴィース教会立ち寄り

スイスに負けず劣らずのどかな街道を走ること2〜30分。田舎の風景の中にポツンとある外見良く見るような体の教会1つ。

これがヴィース教会。

近くの駐車場に車を停め、テクテク歩く。

外見は普通だね。

入り口までやってきた。教会では結婚式絶賛実施中でした。

ユネスコマーク

そして中に入ると、そこはロココちゃんの華やかな内装。

教会の暗さを微塵も感じさせないね。

見学後、駐車場でチープなアイスを食べ休憩。その後「ノ城」へ戻る。

お約束?の馬車にゆられ、城近辺へ。何故か城内の写真が1枚もないのだが、撮影禁止だったのかな??

ピンボケですが、城から見える景色は。。田舎です。

これは1990年に撮影した景色。そんなに変わっていないよね。

とまあ、駆け足の見学旅行でした。

おまけはこのお城。ホーエンシュヴァンガウ城。大半の客はノイシュヴァンシュタインは見るくせにこっちの城は見ない。かわいそうなお城であります。

旅のまとめ

いつものごとく熊太郎家の場合、ちょっと立ち寄っただけレベルの観光でしたけど、ドイツ観光お約束の訪問地であるノイシュバンシュタイン城を家族で見にいくことができた訳であります。ただし、これは熊太郎の主観なんだけど歴史的な意味があるかどうかは甚だ疑問。

★★★★☆☆☆☆☆☆ 4 アクセス    →熊太郎の場合、スイスから車だからそんなでもないけれど、バイエルン州のローカル地域だけにアクセスはイマイチかな。やっぱりこの辺りは車があったほうが周辺の観光地と合わせ訪問しやすいね。シニアの個人旅行の場合、車なしだと結構面倒です。
★★★★★★☆☆☆☆ 6  シニア向き  →バス停からお城までは馬車があるので楽ですが、ハイキングするような気分で訪問しないと結構疲れますよ。
★★★★★★★☆☆☆ 7  満足度    →日本人には非常にポピュラーなお城。土産話となる訪問地であります。
★★★★★☆☆☆☆☆ 5. 天候に左右されない度 →城内の見学は雨でも良いのですが、アクセス時に荒れた天気だと大変。
★★★★★★★★☆☆ 8  季節に左右されない度 →夏でも冬でもOKです。実際熊太郎は若い頃は2月、家族と一緒の時は8月に訪問しています。

微妙に辛口評価になりました。誤解を恐れず申し上げればドイツにはもっと見るべきモノがたくさんあるような気がします。

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