今回は埼玉県さいたま市北区にある公園「リスの街大宮の話〜市民の森 見沼グリーンセンター」を取り上げたいと思います。
大宮とリス
サッカー好きで大宮と言えば「大宮アルディージャ」を連想するでしょう。(同じさいたま市にある浦和レッズの知名度は全国区ですけど)
さいたま市の主に旧大宮市エリアには下の写真のように商店街を中心にアルディージャの旗が掲げてあります。だから街全体がなんとなくオレンジ色。
その大宮アルディージャのフラッグにもあるとおり、マスコットキャラはリスである。「アルディージャ」という言葉、スペイン語のリス「ARDILLA」から来ています。
これが大宮アルディージャのマスコット、右が「アルディ」左が「ミーヤ」です。
なぜリスなのか?それは旧大宮市が1990年に記念マスコットということで制定したから。
大宮駅東口の広場のところでバンザイしているこりすのトトちゃん。
50周年を記念して作られたマスコットなのだそう。
何故リスか?埼玉に長く住んでいる熊太郎ですが、大宮=リスに関し調べてみたら近くにリス園があることがわかったので行ってみました。
この市民の森、見沼グリーンセンターというところにリス園はあります。
JR宇都宮線の土呂駅から歩いて10分位のところにあります。そこは広い公園で、埼玉県民なら社会の時に学んだ見沼代用水が流れている場所。
この公園は市営で入場は無料です。早速敷地内に入ってみる。
上の写真の看板を読むと縄文時代はこの辺りは海だったそうで、地殻が隆起しだんだん沼地になり江戸時代に干拓され、田んぼになったというような所です。隣の見沼区はその名前の由来そのものの区名だね。
公園に入ると小さい子供さんを持つ家族連れがたくさんいらっしゃいます。広い公園だけにソーシャルディスタンスを保てる開放的な場所ですな。
この敷地内にいくつか建物があって、温室の植物園なんかが見えます。その横に小さなリス舎を発見!
確かにリスはいるんだけど正直なところショボいなと思った熊太郎。
よく調べたらその奥に大きな建物がありました。
その入り口に何やら見かけたことがあるような銅像があります。
おお!これは大宮東口駅にあるのと同じ子リスのトトちゃんじゃないですか。同じバンザイポーズでお出迎え。
でもこっちのトトちゃんは大宮駅前の客引き現場を見ることもなく自然豊かな場所でバンザイしています。
リス園に入る
コロナウィルス関係で入場人数を制限しているのか、入場までしばらく待たされます。何人か出てきてはその分入場させている様子。リスが逃げ出さないように扉は二重になっています。
二つの扉を通過し、中に入ると、「横断注意」とか「ふまないで」という表示がそこここにあります。
さてさて、リスはどこにいるのやらとキョロキョロしていると、リスがものすごい勢いで横断してきます。
確かにリスに集中しないと踏んでしまうかも。
両脇の草むらをよく見るとリスが佇んでいます。
園内はたくさんの小さなお子さん連れの家族がいますね。中には長ーい望遠レンズを持った写真好きの方もいらっしゃいます。
まとめ
休みの日に小さなお子さんを連れ、ちょっと弁当作ったりスーパーで弁当を買ったりして、出かける場所としてはとても良い場所ではないかと思います。リスを見るのにお金もかからないし。
見沼グリーンセンター
さてサッカーの話に戻りますが、リスをモチーフとした現在J2のサッカーチーム大宮アルディージャは大低迷中。J1昇格なんて夢のまた夢(2022年現在)、J3降格もありうるような成績です。
キーパーが立て続けに怪我したり、監督が替わったりと、先行きが暗い状況です。熊太郎は浦和レッズ、および大宮アルディージャのサポーターでは無いのですが、やはりこういった地元のプロチームが活躍すると、地域の経済も盛り上がるワケでして、浦和も大宮もJ1で活躍していただいて地域の活性化に貢献してほしいと思っています。特にアルディージャは大宮の氷川神社の近くにスタジアムがあるのでとてもアクセスがしやすく、試合後に徒歩で大宮中心部に戻り、一杯飲んだり、お買い物に行ったりできるワケですからね。