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福生 - 想い出のパチンコを楽しんだ話

ちょっと前に圏央道を通ってあきる野に行く用事があったんだ。夕方までに用事を済ませ16時ごろ埼玉に戻ろうとした時ふと思い出した。

あきる野に用事があったついでに福生へ

福生には、オールドパチンカーの聖地があるじゃないか。

その名は「ゲームセンター タンポポ」

圏央道あきる野ICからは車で15分くらい。最寄りのICとしては日の出ICが一番近い。

NHKのドキュメント72時間で取り上げていたので知っている方も多いと思います。熊太郎も番組でタンポポの存在を知りました。

パチンコ屋ではなく、換金を伴わない施設なのでゲームセンターです。

米軍基地の街 福生

初めて訪問する福生の街。

熊太郎は車で行ったので、コインパーキングに車を停め福生の街を歩く。

福生と言えば、米軍基地の城下町という印象。確かに街をちょこっと歩くだけでも多分軍関係者と思われるような方々と多数すれ違います。

車のナンバーもワイナンバーの車をしばしば見かけます。

実際、埼玉に戻る際、16号線を走ると、そこには基地の入り口があり、16号沿いの街並みを見ると、沖縄の米軍基地近辺とまではいかないまでも結構英語の看板を見かけます。

ちょっと歩けば米軍基地のゲートに辿り着く。

有形文化遺産というべきオールドパチンカーの聖地「タンポポ」へ

さて、目的のゲームセンタータンポポに向かいます。途中昔ながらのスナックの建物みたいのが残っていたりして昭和感を感じる。

暗くなる前にたんぽぽ到着。

まず店内に入りシステムを確認します。熊太郎が子供の頃、つまり40年以上前の典型的地元パチンコ屋の店構え。

埼玉の東武動物公園駅近くにあるパチンコ屋の建物もこんな感じだった。

パチンコ&スロットを楽しむ時間は、1時間1,000円、2時間2,000円、そして無制限3,000円のコースがある。

自動券売機でカードを購入し、店員さんに渡すと時間表示がなされているネックストラップを渡されます。(下の写真)

店員さんからの説明を受け、懐かしのクラシックな玉箱に入った玉を持ち出す。

この玉箱(小箱)、懐かしー。

そして好きなパチンコ台に向かった。パチンコの機種は店頭にこんな感じで案内されている。

1990年前後にパチンコにはまっていた熊太郎。当時は羽物を中心に隙間時間よく遊んでいました。パチンコ業界も攻略本とも言えるパチンコ必勝ガイドが人気だった頃です。

ビッグシューターを堪能

真っ先に向かうは、羽根物の名機「ビッグシューター」。ラッキーにもそのビッグシューターは空いていた。
タンポポはいわゆるレトロパチンコ機スロット機を集めて設置している店なので、1つの機種がたくさんあるわけではなく、1機種1台が基本。まずは想い出の機械を打てるだけでラッキーです。

懐かしいチャッカー音を堪能します。※パチンコに興味がない人すみません。

年代物の機械だけに打ち出しのバネの状態はなんとか持っているという感じ。まぁ熊太郎が現役の頃もそうだったんですけどね。

真ん中下にある「2」のチャッカーに入って大チャンスの時に玉づまりを起こす、なんていう”あるある”も久しぶりに体験しました。あのイライラ感が蘇ります。

ビッグシューターを打てたのはラッキーだったんですが、羽根が玉を拾っても大当たりにはならず。これも久々にイライラです。

1時間のプランで打っているのに、最初の20分間位全く当たりが出ませんでした。あれから30年経って再度こんな思いをするとは。。その後ようやく当たりが出ましてなんとか目的を達成したのでした。(完走しなかったけど)

 

マジックカーペットへ移動

とりあえず当たったのでビッグシューターを切り上げ、もう一つの想い出の機種、これも名機の「マジックカーペット」に向かいます。

これもビッグシューターと同時期に流行った人気機種です。昔を懐かしみながら打ちますが当たらず。

こんな銀河鉄道999が流行っていた頃の台とかを打ってみました。(調べたらこの機械は1983年ごろの台ですね)

店内を見てまわりましたが、他はそんな思い入れのある機種はなく、これで充分満足でした

ちなみに熊太郎が現役でパチンコを打っていた時の店内は煙モクモクでしたが、タンポポの店内は多分電子タバコオッケーだけど煙タバコはNGと言う環境。パチンコ環境は改善されています。最近のパチンコ屋さんには入っていませんが、店の目の前を歩いていて扉が開いた時にタバコの匂いがするような感じじゃないもんね。

もはや熊太郎の中ではオワコン

昔にタイムスリップしたようなひとときでした。

※店内にはレトロ雑誌が

チャッカーに入り羽頭が玉を拾って当たるか当たらないかと言うところが羽根物の醍醐味なんだけど、なかなか当たりに結び付かなくてモヤモヤするところでもあります。わざわざ福生に胃のムカムカを懐かしみに来た感があります。

ただ社会人となって30年以上、それなりの責任を負い四六時中仕事のことでモヤモヤしているのに、パチンコでさらにモヤモヤするような事はしたくないと思ってしまいます。

まぁそれも大人になったと言う証拠なのかもしれませんが、わざわざパチンコで胃や精神に負担をかけるようなことはしたくないですな。

そしてパチンコを打つ時間もバカになりません。それだけ熊太郎に心の余裕はないということか。。

さらに身体的にもあの椅子にずっと座ってハンドルを握り続けることによる手や腰の痛みに耐えられないと思ってしまいます。実際福生の翌日腰痛に悩まされました。もう歳だね。

ということでもうパチンコにのめり込む事はないと思います。タンポポみたいな有形資産のような施設はアリだと思いますが、パチンコ自体は熊太郎の中ではオワコンかな。

昔と違ってスマホゲームやらPS5のようなゲームマシンが登場しているからね。金を稼ぐという目的の方は別として、時間潰し、娯楽目的の方はそっちに流れちゃうよね。

タイパなんて言葉が蔓延する世の中、腰を落ち着けてパチンコと向き合うことができる方はある意味優雅なのかもしれませんヨ。

1時間楽しい!?時間を過ごして退店したら外は薄暗くなっていてタンポポのネオンが点灯していました。昭和の風景です。

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