この話は2013年12月、スイス駐在の熊太郎がポルトガルを旅した話になります。
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スイス駐在時代終盤の旅
その日、冬の冷え込んだスイスのチューリッヒを旅立ち、熊太郎は機上の人となった。

眼下に見える海。そして青空。スイスのドンヨリ天気とはエラい違いである。
熊太郎はどこに向かったか？
滞在中何度か訪れた地中海沿岸ではない。
タイトルが示す通り、向かうは大西洋岸の街リスボン
旅をした2013年12月末に熊太郎は日本へ帰任することが決まっていた。残すところ数週間、最後の旅（実は最後ではないのだが）として決めた地はポルトガル。
過去一度も訪れたことのない国。
スイスとは時差一時間。飛行機で3時間かかる。東京から上海位かな。
スイスエアとポルトガル航空（TAP）がチューリッヒ－リスボン間のダイレクトフライトを運行している。
訪れたことのない国に行こうとチェコのプラハとリスボンを天秤にかけたが、熊太郎の心の中は圧倒的にリスボンだった。
プラハの街は綺麗だって言うけどさぁ、スイス並みに寒そうだしちょっと気が引けた訳よ。
一方リスボンは、暖かそう、天気良さそう、魚食べられそう、ユーラシア大陸最西端に行けそう（そういう達成感を得たかった）と目的感満載
ささっとチケットを取って出発した訳である。

リスボンのポルテラ空港着。うむ、天気良し。

その後鉄道でポンパル広場まで来る。ポンパルさんは政治家さんです。
今回宿泊のホテル
この広場近くの4つホテルHotel Avizにチェックイン。本当はダウンタウンの方が何するにもアクセス良いんだろうけれど。地下鉄ですぐだし、安かったし、治安良さそうな地域だしってことで決めたホテル。

2泊で165EUR(2013年12月当時） 2025年12月の料金を調べたら200〜300EURくらいでした。
パリなんかに比べると圧倒的に安いし部屋が広い。
※地図で調べたけれど2025年11月時点、ホテルは検索しても出てこない。たぶん経営が変わったのではないかと思います。
Googleマップ上ではHotel PortoBay Marquêsという名前になっています。
マルケス・デ・ポンバル広場の近く。地下鉄駅も近く便利でした。
これホテルのロビー
さあ荷物を置いて町歩きの開始です。