フランス ヨーロッパ旅

コート・ダジュール避寒旅行 1 - スイスからニースへ

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この記事は2013年の1月末から2月初旬にかけて熊太郎一家がスイスのチューリッヒから南フランスに避寒旅行(避暑ではない)に行った話になります。


一日中0度近辺のスイスから余裕で二桁温度になる南フランスへスイスではなかなか味わえないシーフードも堪能しながら3泊4日の旅をしてきました。その内容をいくつかの章にまとめながら書いていきたいと思います

スイスにある謎のお休み期間

埼玉県の小中学校。普通新年度から夏休み、冬休み、春休み。これが普通。
スイスの小中学校。4月から夏休み、秋休み、冬休み、スポーツ休み、春休み。

夏休みは短く8月中旬からスタートするが、その分ナゾの休みがある。
スポーツ休みってのは現地の学校の場合、2月中旬に2週間もあるんだよ。

この時期、親も休みをとって子供達とスキーに行くのである。
日本のゆとり教育も顔負けの余裕のカリキュラム。

さてそんな時期、熊太郎家もどこかに行こうということになった。
さてどこに行くか?
欧州圏内は決まりとして、北に行くか南へ行くか?

熊太郎「北に行きたい人?」
家族「・・・・」

そもそも寒いのが嫌いな一家。
決して北欧にオーロラ見に行くなんて企画は成立しないのでありました。

ということで避寒の地、南仏に行くことにした。

チューリッヒから南仏への経路

車は持っていたけれど、さすがに遠いので欧州でポピュラーなLLCである”Easyjet”を予約した。

LLCだけにローカルな空港、そして隙間の時間帯に飛行機を飛ばすので、メジャーな空港であるチューリッヒ空港発の便なんてロンドンとマンチェスター便位しかない。

しかーし、スイスには他にも空港があるのですよ。ジュネーブ、そしてバーゼルにも空港がある。Easyjetはこの2つの空港を使った便がたくさんある。

今回、行きはバーゼル→ニース、帰りはニース→ジュネーブ便を予約した。

バーゼルにあるこの空港、近隣国であるフランスのミュルーズ・ドイツのフライブルグと共同で運用されているようで、その名前を「Euro Airport」または「Basel-Mulhouse-Freiburg」空港と言う。

まるで「損保ジャパン日本興和損保(もうないか。。)」のような名前である。

行きはバーゼル15:25発 16:40ニース着
帰りはニース16:30発 17:30ジュネーブ着

スイスは欧州の真ん中にあるからどこ行くにも飛行時間1〜2時間で行けちゃう。

航空券と2つのバッグをドロップ(有料)してTOTAL345CHF。当時100円/フランだったから一人往復9千円である。これは安い。

まぁ別途バーゼルやら、ジュネーブやらの電車賃はかかりますが。

チューリッヒからバーゼルへ

飛行機が午後なのでゆっくり空港へ。

↑バーゼルSBB駅

チューリッヒから1時間でバーゼルへ。

空港へはバーゼル駅からバスに乗り換えて行く。敷地はフランス領の中にある。

↑バーゼルの街の紹介はこちら

特にパスポートコントロールもなく空港へ。

空港は綺麗だが、いかにも地方空港の趣で、何もない。

時間つぶすのに一苦労だ。

最上階、と言っても日本の3階だが、ティンゲリーの作品が飾ってあった。

がらくた。。。?

そしてニースへ

特に遅れもなくニース空港に到着。丁度1年ぶりのニース再訪である。

前は右も左もわからなかった一人旅で馬鹿正直にスイスエアで往復399CHF(イージージェット4人分より高い!!!)払って行ったことを考えるとだいぶ欧州旅のテクも上がってきたもんだ。

空港で予約済みのレンタカーをかりてホテルへ。

到着したのは17:30頃。この写真、ホテルからの景色です。。。最高です。

宿泊ホテルin ニース

今回宿泊したホテルはココ。

アパートメントスタイルのホテルである。現在はAdagio グループに入ってしまったが、この時は「Quality Suites Nice Excellior」という名前だった。

夏はお高いホテルも冬は安い。今回2泊したが、TOTAL278EURだった。(駐車場込み)

2024年2月に同じ4人部屋、海側2泊で調べてみた。朝食付きで530EURでした。やはり物価上がっているね。(Booking.com)

写真の通り海側の部屋を押さえた。山側より若干お高いが絶対満足度が高いので無理してでも海側にすべきです。

海岸どおりから見たホテル。真ん中の上が緑色の建物。今は経営が変わったので赤色になっているものと思われます。

大きなリビングルームにベッドルーム。4人部屋と言いながらその内2人はソファー兼ベッドだったのでその点はやや不満であったが、この安さならやむを得まい。

不満だったのは朝食。大したものが用意されている訳でもないのに1人11EURだったのにはビックリ。

二日目は朝食は止めた。というのも近くにカルフールCity(普通のスーパー)があるのでそこで買い出し可能。アパートメントホテル故、部屋で調理が出来るので、その方がずっと安上がりで美味しいものが食べられる。

カルフールは歩いて5分の所にあって重宝したよ。

この海岸沿いのホテルの7階(日本でいう8F)から見る景色は秀逸である。

ニース市街及びイタリア方面

2013年1月30日 のニース海岸
18:15頃になるとグッと暗くなる。

ニース空港方面

1日目夜のレストラン

本日の夕食。特に下調べもしていなかったのでホテルの人におススメレストランを聞いてみた。

そして教えてくれた所がココ

トリップバイザーとかでも結構な評価だったこのレストラン。2024年も営業中。
サイトを見るとミシュランガイドに選ばれた!と書いてあった。

ホテルとカルフールとレストランの位置関係はこんな感じ。レストランまで1kmくらいでした。

確かに美味しかったよ。


前菜1


前菜2


メイン1


メイン2


デザート1


デザート2

お代は4人でワイン飲んで180EUR

2024年のメニューと価格を見てびっくり。物価は確実に上がっている。前菜+メイン+デザートで一人75ユーロ。倍近い値段かもね。しかもこの10年で為替が1.6倍。。

ホテルから歩いて15分。途中カルフールによって買い物して1日目終了です。



今回の旅の予定

さて、今回のコート・ダジュール旅行

行程は以下のようなものを事前に作成した。

2日目
9:30 Nice Hotel
9:50 Eze エズ着
11:30 エズ発
12:30 イタリアのサンレモ
14:30 サンレモ発
15:30 モナコ着
17:30 モナコ発
18:00 Nice Hotel

3日目
9:30 Nice Hoel
10:00 St. Paul de Vance
11:30 St. Paul de Vance 発
12:00 グラース着
14:00 グラース発
14:30 フレジュス着
15:40 フレジュス発
16:20 St. Maxime着
St. Maxime泊

最終日
9:30 St. Maxime発
10:00 サントロペ着
11:30 サントロペ発
12:00 コゴラン着
12:40 コゴラン発
15:00 ニース空港着
16:30 飛行機出発

さて、これがどこまで達成できるか?今見ても結構ハードな行程です。50代の熊太郎だったらこんな行程は組まないかなぁ。

つづく

 

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