フランス ヨーロッパ旅

パリ訪問 in 2013 その2 - アール・ヌーヴォー建築堪能

この話は2013年末、熊太郎がスイス駐在中の最後のスイス国外旅行記になります。 

12月中旬、2泊3日の旅行を計画し、土曜日スイスのチューリッヒからパリを素通りしてまず海岸の街「ドーヴィル」に行ったんだ。でパリに宿泊。

前回の記事は下記リンクをご覧ください。

パリ 車好きが行くところ

Champs-Élysées(シャンゼリゼ)通りに来たら必ず寄るところ。

それはフランス車メーカーのショールーム。

このあたりにはフランス3大メーカー、ルノー、プジョー、シトロエン(プジョー・シトロエンはステランティスグループ故、「3大」と言えないか)のお店があるのだ。

熊太郎、若い頃、そのフランス3大メーカーの車に乗っていたんだな。

ルノー5、シトロエンエグザンティア。そしてこのプジョー205CTi(1.6L 115psのマニュアル車でした)

もう一度手に入れて乗りたい車です。

まずはそのプジョーのショールーム

プジョー404の不思議なバージョンが展示されていたよ。

お約束でミニカー(2013年当時1つ4EUR)を購入。205、4002、308を購入。205のカブリオレはさすがに置いてなかったです。

途中Champs-Élysées通りを横断しながら写真を撮り

反対方向

お次はシトロエンのショールームへ。DSのラリー仕様です。

この独特のフォルム。素晴らしい。

ノーマルのDS19

お尻かわいい

なにやらスポーツタイプのモデルが置いてありました。

こちらでもミニカー購入。DS3とそのラリー仕様(2013年)、そして2CV。

2012年の初めにモンテカルロラリーを観に行ったのが赴任開始後の初プライベート・スイス外旅行だった。

今回のパリは赴任時最後のスイス国外旅行。欧州の車はDS3に始まりDS3に終わるのだ。

もちろんルノーにも行ったのだが、なぜか写真なし。あったのはパリ・サンジェルマンのショップ。一瞬ユニフォーム買おうかなと思ったが結構なお値段だったので断念。

軽く昼食

凱旋門近辺から東に向かう。

BHVというパリの東急ハンズみたいなところでお土産を買ったり、最上階にあるフードコートで休憩&トイレタイム(ここにトイレがあるのを知っていたのである)

12月なのに暖かい。表示板には11度と表示されている。

遠くにはサンジャックの塔

BHVのフードコートでクイックランチです。

アール・ヌーヴォー建築を見に行く

その後、西方面に。パリ16区へ。この辺、観光エリアというか静かな住宅街という感じのエリア

遠くにエッフェル塔が見えます。

なぜここに来たか?
それは建築物見学。ホラ、この感じ。アールヌーボー建築。

このジャスマン周辺にはたくさんこの様式の建物がある。

1900年前後に作られた建物たち。

このあたりの観光もレンタサイクルを使って巡った。

Villa Flore
結構有名な建物なんだって。

これから巡る建物をデザインした人のクレジットが建物に刻まれている。

その名は、「エクトール・ギマール」Hector Guimard

撮らずにいられぬ建物のパーツ。

これも別の建物。

ここにも刻まれるギマールの名前。1911竣工

この建物が一番印象的だった。

はい。ここにもありました。ギマール刻印

このCafeも彼がデザインしたもの。

この建築めぐり。

熊太郎だけかと思ったら、何人かカメラを持った人たちに出会った。

100年経った建物が今も現役の状態で使われているのは素晴らしいことである。

ビルだけではないエクトール・ギマール

日本に帰国して数年後 テレビ東京でやっている「美の巨人たち」で「パリ エクトール・ギマール」が採り上げられていた。

その回の主題はアール・ヌーヴォー建築。その中でも建築家エクトール・ギマールがデザインしたパリ メトロ(地下鉄)の入り口のお話だった。

きっとパリに行った人、なんとなく気になって写真撮っているんじゃないですかね。

これ、ルーブル美術館とパレロワイヤルの間にある駅の入り口。

こちらはブランシェ駅。メトロ2号線、夜はいかがわしいエリア。ムーランルージュ最寄りの駅。

TVによると80数カ所現存しているんだってさ。

昔はこのタイプの入り口の他、いくつか違うデザインのものもあったそうです。

TVでは屋根付きデザインの駅が現存しているそうで、これは実際に見てみたかった。

しかもこの駅は2号線の終点であるブローニュの森にあるとのこと。あー近かったのに。。。熊太郎行ったことない。

TVの冒頭、彼がデザインした建築の紹介がされていた。

それは2013年12月に熊太郎がわざわざ観に行ったこの建築物でした。

実は訪問当時、この建物の名前知らなかった熊太郎。この建物はカルテル ベランジェ(Castel Béranger)という名前なんだと。

しかもこの建物は19世紀末の第1回パリ市ファサード・コンクール受賞作とのこと。

よくよく撮影した写真を見れば、

このサイン、受賞した旨が刻印されているよな(コンクール ド ファサードって書いてあるじゃん)

気づかなかった。

オフィシャルサイトもありました。

日本語サイトがあってびっくり。

あーもう少し知識をつけてから訪問したいもんだ。永遠に解決しない問題かもしれんが。

つづく

-フランス, ヨーロッパ旅