シニアライフ 介護

熊太郎父 亡くなる

「シニアへの歩き方」というタイトルでこのブログを運営していますが、記事のほとんどは旅の記事だったり音楽関連の記事だったりとタイトルに関係ないような記事の割合が多いですが、今回はブログの題名に見合う内容です。

この記事のまとめ
1.いつかは自分の両親は亡くなる。
2.その時にためにいろいろ準備をすることが肝要
3.死亡届は入手したらたくさんコピーしておくこと

熊太郎父 亡くなる

7月某日、熊太郎の父が亡くなった。
89歳でした。

認知症気味だった父の居場所を探すためにAirTagを導入した話をしたことありますが、ここ1年自分で生活することが厳しくなり、隣町にある介護付き老人ホームに入居していたんですよ。

↑AirTagを利用した位置確認ができた話

1年間、いろいろありましたがここの老人ホームには大変お世話になった。ホント自宅にいたら熊太郎家の生活は破綻していたと思います。

亡くなった当日、熊太郎は在宅勤務だったんですよ。在宅勤務の比率はだいたい10%ぐらいだから今思えばラッキーだった。父がその日を選んだのかは分かりませんが。

家でメールのやり取りをし始めた朝の9時過ぎ。老人ホームから電話がかかってきた。「父の容態がおかしい」と。その電話口の声は最初よくわからなかったんだけど話をしていくうちにかなり緊急を要することがわかってきた。

なんでそんな受け取り方をしたのかと言うと、当日は水曜日でその3日前の日曜日に様子伺いに熊太郎は老人ホームに立ち寄っていたのですよ。その時は元気でさ、別れ際に握手をする父の握力もしっかりしていて、元気でよかったと思って帰った矢先だったから。

ということで施設の方に「とにかく早く施設に」と言われ、熊太郎母を連れ、施設に行ったら残念ながらもう息を引き取っていた。

施設の方の話では今朝も普通に会話をしていたとのことだった。

なんかショックというよりも、信じられない気持ちでいっぱいだった。

しばらくしてかかりつけのお医者さんが来られていわゆる検死をした。結果は老衰。特に患っていた病気があるわけでもなく自然に弱って亡くなったという結果でした。これはすごく納得だった。そして死亡診断書を作っていただいた。

施設に入っていたとはいえ、当日まで普通に話してたわけですから”準ピンピンコロリ”
よく理想の死に方とか言われる亡くなり方だったんじゃないかと 勝手に思っています。

さて、よく親族がなくなる際、「手続きの嵐で悲しむ暇がないなんてない」いう話をよく聞きますけど、ここからはまさにその通り。

遺体をどう安置するか

悲しむまもなく、父の亡骸をどう安置するかというのが最初のタスクになる。

選択肢は、葬儀所に安置か自宅に安置の二択。しかし時は猛暑真っ盛りの7月下旬、とてもじゃないけど自宅に安置できない。ということで以前よりつながりのあった近くの葬儀所に連絡し、安置を依頼する。ここの葬儀所には熊太郎母が会員になっていて葬儀代を積み立てているところである。

遺体を搬送

亡くなったのが9:30ごろ

検死をしたのが11:30ごろ

そして葬儀所の車が来たのがもはや忘れてしまったが13時ごろだったように記憶がある。

葬儀の日程の打ち合わせをするのは翌日となったので、この日はこれで終了。

仕事を放り出して対応していた熊太郎は夕方仕事に戻り、葬儀や諸手続きで穴が開くことが確実なこれからの熊太郎の業務について先んじて対応を始めた。(でもこの日は忌引き休暇としました)

これが当日、Day0の行動内容である。

 

続く

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