この話は2013年の10月末にスイスのチューリッヒからイタリア地中海岸方面に旅行に行った話です。
1日目は朝早くスイスのチューリッヒを出発し、ミラノ経由6時間くらいかけてジェノヴァへ到着し市内を観光。
そこから東に電車で移動し世界遺産チンクエテッレに到着。その中のマナローラという村に宿泊。
2日目は5つの村を巡った後、フランス方面に電車で移動します。サンレモで旧市街というか居住区域を見た後、懲りずに国境の街でも同じようなことしてきました。
フランスとの国境の街 ヴェンティミーリア
人口2〜3万人の町Ventimiglia
サンレモに続き、ヴェンティミーリアの旧市街(居住区域)にも潜入してみた。
特にそこに何がある訳ではない。
そこには日本にはない古い石造りの建物が所狭しと建っている。それだけ。
でもそこに行くと異国に来たなぁと感じる。旅しているなぁと実感できる。そんな場所である。
サンレモからバスで移動します。

これがVentimiglia駅。駅のロッカーに荷物を預け(4EUR)、旧市街に向けて歩き始める。
サンレモよりエリアはコンパクト
潜入! 建物ひしめく居住区域

橋を渡ると建物ひしめく居住区域

車道から一歩奥に行けばこんな感じだ。

これで昼の11時ですからね

ひいこら丘の上まで上がってきた

細い道ではほとんど人に会わなかった。

ここはサンレモのそれと違って坂の上にお店が数件あった。

フランス方面の海を見下ろせます。

ここでFIAT500を発見。絵になりますなぁ。

教会周辺

広場もある

つづらおりの階段

広い道路に戻った。が、予想していた場所と全く違っていた。やっぱり迷路。

たくさんの標識。右の緑の標識、ジェノヴァとともにニースの文字が。

ヴェンティミリア駅に戻ってきた。1時間の散歩でした。
国境を越えフランスへ

切符売り場に並び、ニースまでの切符を買う。7.6EUR
これまでずっと書いてきたイタリアのリグリア湾沿い紀行もこれで最後。これから電車で国境を越え、フランスに入ります。

乗る電車はフランス香水の街グラース行き。ニースを越え、カンヌの北側にあるGrasseが終点。
グラースといえば2013年2月に家族旅行で訪れた街
Ventimigliaのプラットホーム。乗る電車はフランス国鉄のもの。左側はイタリアの電車。ジェノヴァ方面に向かうやつ。

「ter」って書いてある。Transport Express Régionalという地域列車的なもの。

始発で早めに着いたので一番乗り。2階建車両の2階です。

海沿いをずっと走っていくといつも間にかフランスに入る。もちろんパスポートコントロールなんてない。

見えてくるフランスはマントンの街。
マントンは熊太郎が赴任して初めてスイス国外で宿泊した地。モンテカルロラリーを観に行くためのベース基地なのでした。とても思い出深い。

1時間弱でニース駅に到着
ヴェンティミーリアのまとめ
フランスとの国境の街Ventimiglia(ヴェンティミーリア)。
ここの建物ひしめく集落も大変魅力的でした。
熊太郎独自 オススメ評価(旧市街を見ることを前提とした評価です。ほとんどサンレモと一緒)
★★★★★★★★☆☆ 8 アクセス →ニースから電車で60分くらいです。
★★★★★★☆☆☆☆ 6 シニア向き →温暖ですけどね。旧市街が目的だと坂が多くて辛いね。
★★★★★★★☆☆☆ 7 満足度 →熊太郎的には満足でしたが、一般人はどうだろう??
★★★★★★★★☆☆ 8 天候に左右されない度 →雨少なく日差しもたくさん!
★★★★★★★★☆☆ 8 季節に左右されない度 →夏でも冬でもOKですよ。
普通の人にはまったくおススメしません。同じ居住区域を見に行くならサンレモの方が街が大きいのでツブシが利くと思います。