上海に移住してから三週間が経ちました。
生活の構築も進み、ある一つのことを除いては不自由なく過ごしております。
この三週間で感じた熊太郎の上海ファーストインプレッションを書いておきたいと思います。
同僚・友人の反応
まず今回の転勤にあたり面白かったのは周囲の反応だ。
今を遡ること十数年前、スイスに赴任するときの反応と今回の反応がエラく違った。
スイスの時
- いいなぁ(アルプスの少女ハイジが頭に浮かんでいる人多し)
- 爽やかな気候だよね(夏はそうだけど冬は極寒よ)
- ヨーロッパ中旅行できるね(いやいや仕事に行くのですけど。。)
→とにかくポジティブなコメント
※スイス チューリッヒ近郊の写真です。
上海
- 大変だね
- 頑張って
- 刑期は何年?
→自分は行きたくないなぁという気持ちが入ったコメント(笑)
だからね。まぁ自分自身のモチベもそんなじゃないし人の事言えないですけど。。
2025年の上海に降り立って感じたこと
すでに2025年2月に下見含めた上海出張をした際に感じたことはこちらに書いてあります。
今回はそれ以外の気づきについて書いてみたいと思います。
1.空気が(予想より)ずっとキレイ
もちろんPM2.5の数値は埼玉に比べたら全く及ばないレベルなのよ。空気の指数を緑・黄・赤・紫と色で教えてくれるアプリを見れば緑色の日が多い埼玉に比べ、上海はだいたい赤。良い時でも黄色レベル。でももっとスモッグに覆われて視界が悪いようなイメージがあったのですが、全然違った。冬になるとまた違うのかもしれないけれど。
街中にEVがたくさん走り、バイクもほぼ100%電気。だから街を歩いて排ガス臭いなって思うことが全くない。
2.交通が便利
上海市内を縦横無尽に地下鉄が走っている、1号線から17号線くらいまであるのかな。しかも1回3元〜4元くらい(60円〜80円)と格安です。これは前に書いたとおり。
バスも安いよ。一律2元で乗れてしまいます。
シェアバイクもちょっとした移動に便利。短距離短時間なら1.5元で乗れます。これもQRコードで乗り降りします。
3.日本のものがたくさん
前回も書いたけどニトリ・ユニクロ・スーパーには日本食材。ポケモンとか日本のキャラクターが溢れていて、中国語が書いてなければ「ここは日本?」って思うよ。
くら寿司もあります(入ったことないけど)
4.野菜とくだものが安い
トマトなんて500g60円 なんてのが売っている(味は昔のトマトの味)。少し高級なものでも500g200円で買える。
5.乳製品は高い
一方牛乳500ml 200円くらいします。
6.ほとんど全てQRコード決済
日本でAlipayとWechatpayをインストールし、クレジットカードと紐づけておかないと街中で何もできません。まだ上海で給料もらっていないんだけど、2つのQRコード決済アプリをクレジットカードに紐づけているので、問題なく過ごしています。ただしクレジットカードに紐づけるとだいたい3%くらい手数料を取られている気がします。日本を離れる際、念のため現金を5万円程度中国元に換金してきたけれど、ほとんど使っていないというか使う機会がない。もしかすると帰任までそのままかもしれないという位使う機会がありません。
一大問題 英語が通じない
問題は街中で英語が全く通じないことである。レストランやショッピングモールでお店の人と意思疎通ができないのが大問題。仕方なくスマホの翻訳アプリとかでお店の方とコミュニケーションしている状況です。
中国語の一言フレーズを覚えて「⚪︎⚪︎ください!」とかやってるんですけど、お店の方から中国語で返されるともうそこでジ・エンド。それ以上のコミュニケーションができず苦し紛れに英語を使って説明すると、もっと相手が混乱してしまうという。。指差しで意思を示すしかないっていう感じ。
確かに埼玉の田舎町のスーパーで英語を使っても通じない。そう思えば納得感があるものの、ここは人口2千万人超の大都市上海。まさかこんなに通じないとは思わなかったよ。
早くエマージェンシー中国語だけでもマスターしたいところです。