ヨーロッパ旅

親として子供に持たせるべきグッズ・情報 8選 〜 息子が欧州バックパック旅に行く話 その2

今回の話もまったくの親バカ話ではあるが、息子が初めてヨーロッパに一人旅に行くにあたり彼に持たせたグッズと情報について書いてみたいと思います。実際熊太郎息子が行った時の経験、熊太郎の出張時の経験、熊太郎一家が欧州に住んでいた時の経験をもとにしています。

1. クレジットカード(2枚!)

まずは決済手段の確保である。熊太郎がヨーロッパを一人旅した1990年代前半はまだクレジットカードというよりもトラベラーズチェックを事前に購入しておき、それを旅先で換金し現金化することがメジャーでした。時代は変わり2023年現在、トラベラーズチェックはサービス終了となっています。

現在決済手段としてメジャーなのはクレジットカード。まずはクレジットカードをあらかじめ手配しておくことが重要です。しかも1枚ではなく2枚持っていくことをお勧めします。

理由は、もし不正使用されたらカードが止まってしまうから。ということで万が一のために予備のカードもって行くべき。

実際ヨーロッパ駐在中、ミラノの中央駅で電車のチケットをカードで買った後、カードが使えなくなりました。カード会社に問い合わせたところ、「アメリカであなたのカードが使用されている」と。結局そのスキミングされたカードは旅行中使うことができず予備のカードで旅行した経験があります。

クレジットカードの種類ですがヨーロッパでメジャーなのはマスターカードだと思います。VISAもOK。個人的な感想ですがJCBやアメックスはビザやマスターに比べると利用可能店舗が少ないと思います。

2. クレジットカードの利用可能枠の増枠

クレジットカードの利用可能額をチェックしておくことを強くお勧めします。社会人、熊太郎みたいに50代サラリーマンとなると利用可能額(与信額)なんて気にする必要ないと思うのですが、学生のクレジットカードは与信額が10〜20万円程度であることが一般的だと思います。長期間の旅行となると円安もあり10万円なんてあっという間に使ってしまいます。カード会社によっては一時的に与信額をアップするサービスもありますので、事前に与信額を増額しておくと良いと思います。

実際熊太郎息子は増枠をせず旅に出てしまったので、現地で増枠申請する手続きにえらく苦労しました。

3. スマートフォン(2台!)

まぁスマホなんて、言われなくても持っていくと思います。重要なのは、

(1) SIMフリースマホ、もしくは日本の契約で海外ローミングができるスマホ
(2) 1台ではなく2台
です。

スマホ2台なんて大げさ、と思うかもしれませんが、海外において大事なものは、(1)自分の命、(2)パスポート、と来て、スマホはこれらの次に大事なものなのかもしれません。すべての情報はここに集まっている訳ですので。

もしそいつが盗難、水没して使用不能なんてことになったら、情報入手手段が途絶えてしまいます。後述しますが、SIMフリースマホとて、海外のSIMフリーカードと相性の問題があったりします。よってポンコツのでも良いので予備機を持っていくことをお勧めします。

実際、息子は日本国内において酷使しているOPPOのスマホ、RENO3Aを使用。画面は割れていないけど、後ろのポケットに入れているからか、本体が反っている。

それが理由ではないのだが、念のため熊太郎が過去使っていて、欧州、シンガポールでSIMカードをしっかり認識した実績あるOPPO A2020を予備機として持たせた。

このA2020って電池が5,000mAhあって、モバイルバッテリー同様他のスマホに給電できる機能を持っている。よって使わなければモバイルバッテリーとして使え、ということも含み彼に持たせた。これが功を奏した。

後述するAmazonで購入したSIMカードには相性があり、結果Reno3Aは相性悪く開通せず。一方A2020はばっちり開通した。

4. 欧州域内対応SIMカード

海外で利用できるSIMカードです。Amazonでいろんな種類のものが売っています。”3(Three)”というイギリス系SIMカードを持っていったのだが、前述の通り相性問題か2台中1台が繋がらず。

ここ4~5年海外出張時のプライベートスマホにAmazonで購入したSIMカードを挿して海外で使用しているが、そろそろ潮時かもしれない。例えば、DOCOMOのサービス「ahamo」は海外ローミング対応(2023年2月現在高速通信できる期間は開始から15日間)だし、そんなに旅行日数がないのであればローミングサービスのあるキャリアを選び利用する方が手軽かも。

5. 現金

旅行中ほとんどはクレジットカード払いになると思うが、少しの現金を持っていくと困らない。

熊太郎が住んでいたスイス、2022年12月に久々に訪問したときびっくりしたのが有料トイレがカード払いできるようになっていたこと。でもね、やっぱり街中で「トイレ行きてー」ってなった時に現金のみ、なんて場合は悲惨である。

少額でも良いので持っておくと良いです。日本で換金するより現地で換金するとか、クレジットカードのキャッシングサービスを利用するなどして現金を確保しておくと良いでしょう。息子は熊太郎が出張時に持っていった少額のユーロとスイスフラン、そして羽田空港で200ユーロを換金していきました。

6. 歯ブラシ

 はぁ?って感じだが、重要です(笑)

もちろん現地スーパーで買えますが。

何を言いたいかというと超一流ホテルは別かもしれないが、欧州の一般的なホテルには歯ブラシおいていないのよ。飛行機のトイレにおいてある歯ブラシを持っていくというのも手ですが。。熊太郎はいつも日本で使っている歯ブラシと歯磨き粉を持って行ってます。

7. 簡易なスリッパ

これまた「はぁ?」て感じだが、飛行機内での必需品です。

ビジネスクラスはあるのは知っているのですがエコノミーの場合スリッパがおいていない可能性が高い。これがあるとないとでは大違い。

機内で安定飛行になったらスリッパに履き替えてリラックスしてください。

百均で買える薄っぺらいもので十分です。

8. 各種情報

欧州旅において重要な情報を事前に伝授することである。

まず大きな事?は欧州においてYohoo関係のサービスが利用できない事である。

画面の通り欧州においてYahoo系サービスが利用できない。日本でYahoo系の情報に頼っている熊太郎一家としては重要な事である。

あとは入れるべきアプリなど、例えば

・鉄道系アプリ(ドイツ国鉄など各国鉄道サイト)

・天気予報サイト(熊太郎家が愛用しているMeteocentralなど)

・宿泊予約系サイト(Booking.comなど)

などなど

事前準備は大事

いかがでしたでしょうか?

熊太郎家の体験をもとに紹介してみました。皆さんの旅の参考になれば幸いです。

-ヨーロッパ旅