フランス ヨーロッパ旅

LINE OUT で海外から通話! トラブル対応〜息子が欧州バックパック旅に行く話 その3

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旅にハプニングはつきものだが。。。今回はそんな話を書きたいと思います。

クレジットカードの利用可能枠の確認はお忘れなく

大学生である熊太郎息子が欧州一人旅をした際困った経験について書いたいと思います。それはクレジットカードの増枠手続き。

その旅に関係した記事はこちら

以前に書いたブログのとおり、息子が一人ヨーロッパを旅してきました。

その際クレジットカード2枚を持たせたものの、利用枠なんて1ミリも考えず送り出した熊太郎。問題なく旅を始めた息子だったのですが、送り出した数日後、熊太郎妻が気づいたのでした。

「学生カードだから利用可能枠って社会人と違って低いんじゃない?」と。

早めに気づいてよかった

利用枠が低いこと。旅の序盤で気付いた熊太郎妻のファインプレーである。

確かにカード会社と契約した内容を確認すると、それぞれ利用枠は10万円、20万円だった。

社会人になって30年以上経っている熊太郎としては、カードの契約において利用枠なんて全く気にしていなかった。一応カタギのサラリーマンである熊太郎。今カードを申し込めば普通に利用枠100万円以上にセットされてくるし。

2022年2月現在、世の中は円安状態で1ユーロ140円台。熊太郎一家が住んでいた2012年の時は1ユーロ100円台だったからね。相当の差です。しかも世界的に物価高だから宿泊単価だって上がっている。10万円20万円なんてあっという間に使ってしまうだろう。こりゃマズい。

現地の息子と相談する

急ぎ息子とLINEでコンタクトを取り事情を説明する。30年前と違ってリアルタイムで本人とコンタクトができるなんて素晴らしい世の中になったものである。

日本側ではカード会社にどういった手続きを行えば増枠ができるかを確認。カード会社Aは本人からのWEB手続き、カード会社Bは本人から直接の電話が必要だという回答だった。

A社については本人がサッとWEBで申し込みその審査を待つ状態。ただそんなに即時増枠できるかわからないみたいだった。

本人からの連絡が必要というB社はとにかく連絡するしかない。

しかし残念なことに熊太郎息子に持たせた欧州内で利用できるSIMカードは日本への通話は含まれていない。こんな時、ドコモのahamoだったら、海外ローミングサービスがついていて問題なく対応できるのに。とちょっと後悔。

※ahamoは海外ローミングサービスが充実している。半月の海外旅行であればとても便利だと思います。

ホテルの電話なら日本に電話できるのではないか?とホテルのレセプションに聞いてみたら?と息子に話をしたが安宿に滞在している故、部屋には電話はなく、レセプションに相談しても「その辺の電話を探してごらん」と割と冷たい対応をされたとのこと。

まぁ今の世の中ほとんどの人がスマホを持ってるわけだし、日本と同様パリの公衆電話も少ない。

こうなったらANAみたいな日系企業の事務所に行って電話をお借りするというのも最後の手段としてあるのかなと思ったのですが、日本のカード会社の対応時間は9時から5時まで。滞在しているパリとの時差は8時間。つまり日本時間夜中の1時から朝の9時までになる。これでは仮に電話を貸してくれたとしても、営業時間外でやっていない。う〜む困った。

ふとこの状況がアポロ13号(ロケットは打ち上がったものの故障し、電気と酸素がなくなってしまった宇宙船)の事件とオーバーラップする。少し大袈裟だが、これを対処するNASAのヒューストンのような気持ちになっていた。今だから笑い話だが。

LINEのサービス「LINE OUT」に光明を見出す。

熊太郎夫婦、八方塞がりになり結構焦っていた。

どうやったらパリから日本に電話できるか? WEBで血眼になってその解決策を探し、見つけたのがLINEのサービス「LINE OUT」です。

LINE OUTには無料と有料があります。

⒈ 無料版LINE OUT (「LINE OUT Free」 情報は2023年2月現在)
・広告を見れば最大5分間無料通話できる。
・日本から世界の国々に電話できる。ただ世界中というより一部の地域のみ。フランスは対象外だった。
・無料通話時間は国によって違う。例えば日本から日本は3分/回。日本からスイスへは1分/回

⒉ 有料版LINE OUT(情報は2023年2月現在)
・事前にコールクレジット(プリペイド)をすれば利用可能
・今回のようにフランスのパリから日本へ通話可能

ということで、有料のサービスを使えば格安で日本へ通話ができることがわかりました。早速息子に連絡を取りLINE OUTの手続きを取り、増枠申請をするよう促します。
念の為、日本で熊太郎が購入したLINEのプリペイドカードの番号を連絡し、それで課金しておくで通話すると言うプラン結果としては良いプランで日本のカード外車に連絡することができました。

増枠成功

パリで申し込みした2日後位にWEB上で増枠の確認ができました。電話で申請したカード会社はこのように増枠できましたが、WEB上で申し込んだカードは、旅の終盤にならないと増枠できませんでした。危なかった。。
こうして”ヒューストン”、いや熊太郎夫婦が日本で増枠に向けてさんざん八方手を尽くし、ことなきを得たのですが、息子からはLINEで「増枠できたよ」の一言のみ。まぁこんなもんですよね。

あまりこんなケースないかもしれませんが、旅するときは事前確認をお忘れなく。

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