音楽

2024年5月 角松敏生LIVE - 神奈川県民ホール

2024年5月3日 2024年初夏のツアー初日に行って参りました!
TOSHIKI KADOMATSU Perfomance 2024 "C.U.M" vol.1
初日の会場は「神奈川県民ホール」です。

楽しみしかない2024年のライブツアー(本田さん風)

毎年この時期に始まる角松敏生さん(以降角松と記述いたします)のライブツアー。
近年は春から夏にかけてのツアー、そして年末の東京大阪のライブというルーティーンでライブをこなす角松。(夏と冬の間にも精力的に活動しておられますがね)
熊太郎は積極的に参加しています。昨年は3回参加。

1.5月の大宮ソニックシティ

2.6月のTOKYO DOME CITY HALL

3.12月のTOKYO DOME CITY HALL

2024年も5月3日からスタートするツアーの5月埼玉&6月東京公演に参加する気持ちでいたのですが、ファンクラブのチケットの先行販売が始まる2023年冬の時期に熊太郎の身に大きな出来事が起こっていた。

それは、「海外赴任」。

もしかすると 2024年度は日本にいないという可能性があったのでした。
「いつも逢えるものと思っていた人さえ〜、突然逢えなくな〜る〜🎵」の歌が胸に沁みます(Realize)

悩んだ結果覚悟を決め「チケットが紙切れになってもいいや」という気持ちで初日の神奈川県民ホールのみ申し込み。

埼玉県民の熊太郎、通常であれば遠方の横浜はパスなのですが、海外赴任が決まったとしてもゴールデンウィークまでは準備のために日本にいて、ゴールデンウィーク明けに現地に赴任する、という可能性もあるかなと勝手に妄想し一番早い公演のみ申し込んだのでした。
(結果としては、海外赴任の話は立ち消えになりました。東京公演も申し込んでおけばよかった。。)

今回のツアーの途中、新譜が発売されます。しかもセルフカバー/リアレンジ版とかではなく新曲で構成されたアルバムが出るっていうんで、とても興味深いライブツアーであります。

アルバムの発売が5月中旬であり「”予習”しなければ」という中、ありがたいことにYouTubeに先行ダイジェストが配信された。

聴けば聴くほど楽しみしかない!! 厳選!?の全8曲なんて「Before the Daylight」を彷彿させるじゃないですか。今回の楽曲、勝手な物言いですが長く角松ファンである皆さんの心に刺さるよね。本人曰く、レコード時代の収める時間制限の再現、CD時代の曲数モリモリだと記憶に残らないから、などとおっしゃっておられました。

還暦超えたミュージシャンである角松が毎年新たな試みをしていることに熊太郎は全く異論なく、好きなことをどんどんやってくれという気持ちでフォローしているのですが、新譜聴いてワクワクでライブに向かうのは2010年のCity Light Dandy以来かも。(完全新譜じゃないけど2016、2017、2018年のセルフカバー発売時のライブもワクワクでしたけど)

初日の会場は神奈川県民ホール

さて初日の会場は神奈川県民ホール。”カナケン”に参加するのは直近では2017年5月12日の「Summer Medicine for you vol.3 〜Sea is a Lady」以来です。(これもツアー初日だったなー)

熊太郎が物心ついた、というか学生の頃から存在しているカナケンには過去何度も角松のライブで足を運んでいます。一時期神奈川に住んでいた時は尚更そう。

しかし1975年の開場から50年近くが経ちいよいよ幕を下ろす時が来たようです。
2023年6月に「2025年3月で無期限閉館」の発表が。

神奈川県のWEBサイトに公式アナウンスが掲載されています。

中野サンプラザに続き2千人レベルのキャパを持つライブ会場の閉館、寂しい限りです。(ちなみに収容人員は2,433人と中野サンプラザより多い)

いざ横浜へ

埼玉県民熊太郎、会場へは乗り換え1回でOK、でも1時間半くらいかかるんだよね。やっぱ大宮ソニックのが楽。

せっかくなので早めに家を出発し桜木町で下車。しばらく横浜を散歩します。この時17:00。

本当にこの20年の間、桜木町も変わったよなぁと思う熊太郎。

ロープウェーだもんなぁ。

でもこのビルは不変で安心。

カナケンのお隣の産業貿易会館も健在

すでに物販が始まっているであろう時間に中華街に寄ります。腹ごしらえしないと。

すごい混雑です。あちこちで獅子舞やら爆竹の音やら大賑わい。

萬珍楼のあんまんを購入する。

で開演30分前なのに山下公園で海を見る。

ようやくカナケン到着。

これが最後かもしれないと思うと寂しいね。

ここからネタバレ要素があるので閲覧注意です。角松ライブ初日 簡単なまとめ

  • 今回も安定の固定メンバーです。
    • ステージ左から亜季緒さん、小比木麻里さん
    • その横から森さん、山内さん、真央樹さん、鈴木さん、本田さんの順
    • ステージで目についたのは、ドラムセットを囲む透明板がなかったことと、角松のパーカッションセットがなかったこと。その代わり?バックの下半分映像が映せるようになっていて、You Tube同様の綺麗な映像が流れます。だからドラムセットの透明板がないんんだろうな、と思った。
  • 安定の演奏です。毎回書くけれど他の人のライブを観に行くと、ホント角松氏のライブは完成度高いと思うわ。
  • 今回の新曲で特に印象に残るのはズバリ”まりあっきのコーラス力”。時折メインボーカルを凌駕するくらい。
  • 往年のファンも納得のセットリスト。最近昔の歌がどうのこうのと言わなくなってきて良かったです。
  • 角松のギターは白のストラトキャスターと久々に見るシングルコイルのレスポールの2本
  • 熊太郎の席から山内さんと角松が若干被り、ベースプレイがところどころ見えなかったのは残念
  • 18:35位に開演、21:10位に終演。2時間35分ってとこですかね。

ライブ開始!(いよいよネタバレあります)

綺麗な都市の映像から始まると思ったら予想外の始まり方だった。笑いからスタートとはw

で、その後Lovers at Duskから始まるからね。完全に予想外

その後Cryin’ All NightからのLost my heart in the darkI can't stop the nightですからね。大満足です。

あと記憶では、

I`ll never let you go →初めてライブで聴きました
After Hours
Ramp In →もう曲の間ずっとポン太さんを思い出していたよ。
Mermaid Princess →(追加)この曲書くの忘れていました。

新曲は全て演ったと思います。
Crows →スティーリー・ダンっぽいなと思ってライブに臨んだのですが、なんと角松自らスティーリー・ダンにインスパイアされたような発言がありました。
Wake up to the love

Power of Nightfall →絶対盛り上がる曲なのに、スローな前曲の後に演ったもんだから客が立ち上がらず。ノリの良い曲の合間に演ると良いなと思ったよ。今回のアルバムの中で一番のお気に入り曲です。
Turn on your lights ~May your dreams come true~
Paradise in your eyes

終盤の盛り上がり系は以下。意識して夕方から夜系の選曲だったような。
桃色の雲
SHIBUYA
TOKYO TOWER →オリジナルに近いテンポでした。
Magic Hour →今回のライブのメインテーマだね。

アンコール前最後はハナノサクコロでした。

でアンコールに入り、
WAになって踊ろう
スカイハイ

モアアンコールで
君にあげる でした。

物販で売られていた青く光る指輪?のヤツ。結構みんな買っていたんだね。ライブ中みんなで点灯するシーンがあってそう思った。今後参加する人は買っておくと良いかも。

角松を凝縮したようなライブだった

今回のライブ、メンバー編成も含み角松らしいところを凝縮したようなライブだった。無駄がないと言ったら失礼かもしれないけれど。とても良い。うん、これこそC.U.Mですよ。

新譜は”夕方”縛りで曲を作成したら割とすんなり書けたそうです。

Vol.1って名前がつけたのは、次を創作するプレッシャーを自分に与えるためとのこと。ぜひ健康に留意され、2年後に迫る45周年ライブに向け走り続けてほしいと思います。

おまけ情報としては、物販のアクスタの制作においては角松の娘さんの助言が効いたらしいですよ。

熊太郎はTシャツ買いました。6月の東京、空いていたら行こうかなぁ。

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