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これを書いている2022年夏、例年通り欧州各国のフットボールリーグが開幕。たくさんの日本人プレーヤーがいて例年以上に楽しみなブンデスリーガも始まりましたな。
2022年9月3日 シュトゥットガルトvsシャルケの試合が行われ、日本人プレーヤーが3人も出場していました。
そこから遡ること10年。時は2012年末、スイス滞在中にドイツのシュトゥットガルトへブンデスリーガの試合を観に行った話です。
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フライブルグに続きシュトゥットガルトへサッカー観戦
以前記述しましたが、ドイツ各地で開催されるブンデスリーガ。ドイツの南部地域であればスイスから車や電車でなんとか日帰り観戦できるのです。
堂安選手移籍!! 黒い森 ドイツ フライブルクへサッカーを観に行こう!
フライブルグ訪問の回に記した通り、ブンデスの1部リーグで熊太郎一家の居住地チューリッヒからから日帰りで行けるようなチームは以下のとおり。(kmはチューリッヒからの片道の距離)
1. バイエルンミュンヘン(320km)
2. シュトゥットガルト(220km)
3. アウグスブルク(280km)
4. ホッヘンハイム(300km)
5. フライブルク(150km)
前回は5番だったが、今回は2番目のパターンとなります。
家族は難色を示すような遠距離だが今回はOK。なぜなら訪問時期は年末。クリスマスマルクト(クリスマスマーケット)が開催されているということで結構乗り気でした。
いつも行き当たりばったり的な週末旅行をしている熊太郎一家も、さすがにサッカー観戦だけはそうはいかない。
遡る事1ヶ月半前にチケットをゲットした。
これがそのチケット。お値段57EUR/枚
なお、ブンデスリーガのチケットの取り方であるが、スイス在住の場合、クレジットカードで購入して自宅まで郵送してもらうというのが簡単な方法。
まずは、クラブのホームページを探し出し、そのトップページのどこかにticketへ行き着くボタンがあるはず。
ここから先はドイツ語ということが多いので、ドイツ語が赤ちゃん並みな熊太郎は感覚で進んでいく。
ただ、バイエルンミュンヘンのような超人気クラブの場合は難しいかも。
熊太郎は、フライブルクとシュトゥットガルトしか観戦経験ないので、その範囲の情報ということで。
やはり日本人だけに日本人プレイヤーの勇姿を見たいもの。
前回1人でフライブルクvsシャルケの試合を観たのに当時シャルケ在籍の内田選手は出場せず。
ブンデスリーガの日程を確認したところ、チューリッヒから日帰りできるシュトゥットガルトとシャルケの試合が12月上旬にあることが判明。
当時シュトゥットガルトには岡崎選手(ザキオカさん)と酒井(豪)選手が、シャルケにはウッチーこと内田選手がいた。
3人のうち誰かは出場するだろうと迷わずチケット取得を試みる。
チューリッヒから車で2時間半、200km強。フランスのストラスブール訪問で経験済みの距離。問題なく行けるでしょう。
日本からの場合は欧州主要都市まで直行便で行って乗り換えてシュトゥットガルト空港に向かうか、フランクフルトまで直行便で行って、そのあと電車で2時間弱というパターンかな。
シュトゥットガルトの街
さて、午前中チューリッヒを出発し、14:00頃シュトゥットガルトに到着。
車を安全な地下駐車場に停める。
前にも書いたかもしれんが、海外では駐車場をケチってはいけないのが熊太郎の鉄則。
盗難や違反なんかでトラブルに巻き込まれたら海外では面倒くさいったらありゃしないからである。
街を歩く。これは中央駅から続く道。クリスマスシーズン。そこらじゅうで「ソーセージ」、「グリューワイン」を楽しんでおられる。
天気はよいけれど寒い。。
フットボールスタジアムへ
軽く街を見た所で郊外のスタジアムへ向かう。スタジアムはメルセデス・ベンツ・アレーナと呼ばれる。
中央駅からアレーナへは電車に乗って向かいました。
アレーナには市中心部から電車で数駅。確かサッカーチケットを持っていると無料だったと思う。(おぼろげな記憶。行く人駅で聞いてみてください)
メルセデスベンツの博物館がアレーナの横にあるのだが、今回時間なく行けなかった。残念。
そしてスタジアム。で、でかいよ。何と6万人収容。国立競技場と同等かな。
以前行ったフライブルクのスタジアムなんて2〜3万人台の収容人数だったから全然違う雰囲気。
この大きさに圧倒されました。しかもサッカー専用スタジアムだよ。
これがシュトゥットガルトという地方都市にあるんだからね。このレベルのスタジアムがドイツ国内にゴロゴロ。シャルケのスタジアム6万、ドルトムント8万、ベルリン8万(弱)。どんだけサッカー好きなんだドイツ。
この日は岡崎がケガで欠場もシュトゥットガルト酒井(豪)とシャルケ内田がスタメン出場。
ついにそのプレーを見る事ができた。これはウッチー拡大。
熊太郎娘、ずっと内田の姿を追いかけていました。(カッコいいから?)
しかしながらこの日は荒れた試合で後半途中からは10対10の闘い。酒井は危険なタックルで一発レッド&3試合出場停止処分、内田もCLの疲れからかミスも多く途中交代とあまり良い試合ではなかったです。
しかし6万人キャパのサッカー専用スタジアムはとても立派で、ドイツ人サポーター達のビールの飲みっぷりと野太い声に圧倒されたよ。
クリスマスマルクト立ち寄り
サッカー観戦終了後、再び中心部に戻りクリスマスマルクトを見学。
これはフルーツをすべてチョコレートがけにして提供するお店。
鉄道模型も屋外で運行中。
歩いていると何やら懐かしい匂いが。
なんと(たぶん)サバの串焼きが!写真を撮りそこねたが、大量のサバ(結構でかい)を焼いて売っている。家族で食べてみる事にした。
美味しい。でも味が単調。
あー醤油とかポン酢、そして大根おろしがあったらなーー。
ドイツ人、白米なぞ食べる訳もなくパンと食べている・・・・グリューワインとも合わない気がするなぁ。
すごい混雑具合。そしてそれぞれの屋台!?の飾り付けがハンパなく凝っている。チューリッヒやバーゼルの比ではありません。
これ屋根部拡大図。くっっそ寒いけれど、なかなか楽しい。クリスマスマルクト。この後帰宅したのは0時を過ぎていたと思う。
おまけ アウトバーンについて
ドイツの高速道路、日本人にも馴染みのある単語「アウトバーン」である。
速度無制限の高速道路というイメージですが、半分当たっていて半分違う。
まず速度だが、確かに無制限である。ただし全部ではない。
例えば、バーゼルから北上するルート、5号線なんてのは無制限の部分が多い。
でもクネクネしている所(あんまりないけれど)とかインターチェンジなんて所は制限されているし、工事エリアはだいたい80km制限である。
平地が多い国土ってのはいいね。だって、トンネルなんてほとんどないし、クネクネしていない。日本に帰国した時、埼玉から八王子を経由し、中央道で河口湖まで走ったんだけど、アップダウンとカーブの連続、とても怖かった。
道路は見晴らしが良く、道路自体も日本とは比べ物にならないくらい舗装状態が良い。日本によくある道路のつなぎ目がないから、とてもスムーズ。
怖いのは恐ろしい位のスピードで走る車である。
日本の高速道路、まぁMAX100kmとか120kmがいいとこだと思いますが、そんなトロトロしたスピードで走ると逆に危険。
写真のように3車線あると一番右側を走って真ん中の車線を追い越し車線として使えるけれど、2車線の場合、一番左(書いていて迷ってきた。右側通行だから合っているはず)を走る時は覚悟と注意が必要だ。
すいている道路の場合、走行車線でも140km程度で流れている。(熊太郎の経験)
そんなスピードでも追い越し車線の車に結構な速さでブチ抜かれる。推定200kmオーバー。だから、追い越し車線に出たら、覚悟を決めてアクセルを踏まなければならない。バックミラーを見ながら。
200km超のスピードで走る車はあっという間に迫ってくる。
ちなみにドイツの高速道路は無料です。
次にサービスエリアのトイレについて。
日本同様、ドイツにも一定距離にサービスエリアがある。まぁ、コンビニとガソリンスタンドしかない小さい所と、レストランが併設されているような大きいところがあるのは似ているね。
日本の場合トイレはたくさんあるけれど、ドイツはそんな数はない。男女それぞれ3つとか4つ位かな。
これがそのトイレの入り口。有料です。0.7EUR払うとチケットが出てくる。これが金券になっていて0.5EUR分、併設の店でこれを使うことができる。
熊太郎は最初これを知らなくて、お店でモノを買った後トイレに行ってしまった。
トイレの中は清潔です。
「大」の方は使用後便座がグルッと一周し、洗浄される仕組みでした
シュトゥットガルト旅のまとめ
熊太郎独自 オススメ評価
★★★★★★★★★★ 10 アクセス →チューリッヒから200kmと欧州感覚でそう遠くない距離。ただ日本からを想定するとちょっと中途半端な位置にあるかも。チューリッヒからは10点だが、日本からだと7点。
★★★★★★☆☆☆☆ 6 シニア向き →シニアに限らず何を見たいか、だよね。ドイツで言えば大都市なので、古い文化を。。なんて目的だとちょっと違うかも。
★★★★★★☆☆☆☆ 6 満足度 →上記同様街として見応えがあるかというと。。。
★★★★★★★★☆☆ 8 天候に左右されない度
★★★★★★★★☆☆ 8 季節に左右されない度 →冬は寒いです。
ここに行くなら、サッカー&クリスマスマルクト立ち寄り、というのは良い組み合わせだと思います。車好きはポルシェやメルセデスの博物館に行くのも良いと思います。
2022年の9月、同じシュトゥットガルトvs シャルケの試合があり、シュトゥットは遠藤選手と伊藤選手、シャルケは吉田選手が先発出場と、2012年当時同様日本人にとってグレートなカードが開催されました。(結果はドローゲーム)