10月4日(土) 角松敏生さん(以下角松と書きます)のライブを観に行ってきました!
TOSHIKI KADOMATSU Performance 2025 “お前らと俺” 小編成で行われるライブツアーです。
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中国国慶節休暇のタイミングを狙う
このブログで書いている通り、2025年4月より熊太郎は中国・上海に単身赴任となっておりまして、なかなか思うように日本の趣味的イベントに参加できない状況となっているわけですが、そんな中でも角松に関しては上半期、氏の春のツアー、越谷と東京、この2公演を一時帰国して観に行ったのであります。
越谷と東京のLIVEレポです。
その後秋のツアーのスケジュールが発表され、熊太郎の地元埼玉に近いLIVEの日程と帰国タイミングが合わないか照合した結果、あったのです!ビンゴな公演が!それは10月4日の高崎!
10月1日〜8日の期間、中国は「国慶節&中秋節」という日本でいう建国記念の日のような休みがございまして日本に帰れるのであります。(もちろん帰りたくて帰るんですよ。中国にいてもどこ行っても混んでいるだけだし中国に独りいてもやることないし)
埼玉からそう遠くない高崎で公演が行われることで迷いなくチケットを申し込み。
本音を言えば桶川というちょっとハードだけど、頑張れば歩いてだって行けなくもないような場所での公演への参加が望ましかったのですがやむなしです。
TOSHIKI KADOMATSU Performance 2025 “お前らと俺” スケジュール
9 月13 日(土)千葉・浦安市文化会館
9 月14 日(日)さいたま・桶川市民ホール
9 月20 日(土)名古屋・COMTEC PORTBASE
9 月21 日(日)京都・京都劇場
9 月27 日(土)広島・広島クレドホール
9 月28 日(日)熊本・熊本城ホール シビックホール
10 月4 日(土)群馬・高崎市文化会館
10 月10 日(金)神奈川・KT ZEPP 横浜
10 月18 日(土)宮城・仙台GIGS
10 月24 日(金)石川・金沢市文化ホール
10月2日の便で帰国
結果から言えばさっさと10月1日に帰れたんだけど、熊太郎は長期休暇の2日目となる10月2日に帰国。
赴任して間もない時期に飛行機のチケットを取ったので安全みて2日目にしたのですが心配無用だった。9月末は会社も街も日本のゴールデンウィーク前のようなまったりとした雰囲気になっていて、10月1日を前にお休みをする人もちらほらいた。
10月1日の上海市内にはたくさんの国旗が飾られていましたよ。
通り沿いにはたくさんの国旗が飾られています。気温はようやく30度を下回り始めたけどまだまだ東京より暑いよ上海。
ANA便で帰ります。
定刻通り羽田に到着。さっさと家に帰って、秋の味覚、さんまを食べたよ。
今回は良席、いや神席!
で、夜埼玉の家に到着、その後散歩がてらファミマでチケットを発券
春の人見公演は2階席でしたが、今回の席はご覧の通り。しかもセンターエリア。こんな良い席当たったのっていつぶりだろう?Prayerの時に4列目真ん中っちゅうのがあったけどそれ以来?
LIVE当日 高崎へ
土曜日の午後、高崎に向かいます。さすが角松、天気はイマイチだぜ!(もはや言いがかりw)
時折雨が降る土曜日です。
大宮から高崎まで新幹線で20分と近い。
高崎駅構内ではぐんまちゃんとだるまがお出迎え。
大宮か仙台かってくらい似たような作りです、高崎駅
気にならない程度の降りだったので行きは徒歩で会場へ。歩いて20分くらいだったかな。
裏手からアプローチしたからか閑散としていて場所間違ったのかと思った。
手書きの案内板。良い味出しています。
だいたい開演30分くらい前に到着。このホールのキャパは700強。チケットはソールドアウトでした。
“お前らと俺” スタート
- ”お前らと俺”ツアー、略称は「オマオレ」ということらしいんですけど、いつものフルメンバーではなく人数を絞って行うツアー。熊太郎は初参加です。
- 以前は”お前と俺”ツアーということでキーボードと森さんなどと2人で演るツアーでしたが、今回はメンバーが多くなりタイトルも「お前ら」と複数形。ギターの鈴木さんとベースの山内さんそしてキーボードの中川さんと本人の4人でツアーを行っています。
- その他の楽器・コーラスなどの音については過去の音源を使用。過去の音源+生演奏というある意味斬新なLIVEです。開演後20分ぐらい角松先生よりこの企画の趣旨やマルチトラックの講義が行われていました。懐かしの青木さん、浅野さん、そして小林信吾さんの音源をサンプルで紹介し、過去と現在をMIXすることのできる素晴らしさを説いていました。
- この日は小林信吾さんの命日、と角松が説明。
- このツアーは周年ライブのPRも目的。来年開催される45周年のPRが随所で行われていました。熊太郎的にはなんとか上海から参加せねばという感じです。
- さて、今回のステージは左に山内さん奥に中川さん右に鈴木さん、そしてセンターに角松というポジションです。
- 角松のギターは3本
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- ゴールドのレスポール(シングルコイルのピックアップモデル)Gibson Custom True Historic 1956 Les Paul
- 新導入のFenderストラトキャスター(ピンク)
- アコギ(いままで見たことないようなモデル??)
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- 今回のセットリスト、最近聴かない曲が入っていて面白かった。鈴木さんの奥さん曰く「セレクトショップのような選曲」とのこと。確かに!
- 5列目センターは最高でした。ステージ高さが違うんだけど、ライブハウスにいるようだった。昔Summer 4 Rhythmの頃だったかな。渋谷AXでのライブを思い出した。
- セトリで熊太郎的に感動したのはオリジナルバージョンのIZUMOを演ってくれたこと。角松の楽曲の中で5本の指に入るくらい大好きなIZUMOをしかも5列目センターで聴けるなんてもう泣く寸前よ。ステージの奥に出雲の神々がいたよホント。
- ツアー公演場所の話題で「高崎公演はできなくもないんだけど埼玉と比べると埼玉になっちゃう」との話
- 娘さん高校一年生になって軽音学部に入っているそうです。最近娘さんの話多いよね(すごく良いことだと思います)。娘さんからたくさんInputしてもらってまた違う角松を見せて欲しいです。娘さんがボーイフレンドと別れてしまった際、父である角松が複雑な心境を持ちながらその話を聞いた、という話に場内爆笑だった。(詳細は割愛(笑))
- 17:10ごろに開演、19:30ごろ本編終了その後アンコールで終了19:50ごろ終演。2時間40分ってとこですかね。
演奏楽曲について(楽曲を知りたくない人は飛ばしてね)
詳細のセットリストは専門のサイト見ていただくとして、こちらは熊太郎の記憶に残っているものをピックアップして記述したいと思います。
- ファンクラブの集いさながら左袖から角松がマイクを持って登場、メンバーも入った後、角松先生のマルチトラックの講義に入ります。
- このツアーのためにiMACを新調したとのこと。赤色のMACが見えました。
- 京都でPCが予期せぬ終了をしてしまったとのことで、立ち上げて途中から演奏を再開したそうな。高崎はトラブルなく終えました。
- オープニングはLovers at Dusk
- この後は新譜3枚からの楽曲かなと予想したが全くのハズレ。次はSummer Babeだったかな
- Lady in the Night これ青木さんとPerの田中さん?の演奏で聴いたことあるバージョンですね。→Fancaツアーの時のバージョンですな。
- アイシテル これを熊太郎がLIVEで聴くのは2006年?のPrayerのツアー以来かも。
- で、この後前述のとおりIZUMO
- 神様の曲を演った後は、あの世より降りてきたポンタさんの音源コーナー。ポンタさんの周年音源のSea Line。スローテンポのバージョンね。この時シングルコイルのレスポールを弾いていました。
- 続いてはStill I'm in love with you Yokohama Twilight Time(邦題:横浜たそがれw)とポンタさんと演奏。この前後に角松デビュー時、ポンタさんと仕事した時のエピソード、ポンタさんから「緊張すんなよ」的な声をかけて頂いたというような話をしていました。
- この後は存在の証明系楽曲 Hold on to Love 痴漢電車 当時の角松バンドとLAに行ってLAメンバーとセッションしたエピソードを話していた。その時の音入れの時のLAミュージシャンのDrのテンポが合わなくて10テイクくらい録ったエピソードなどなど。今回のLIVE演奏においてはCDではフェイドアウトしている部分についてドラムロールで終わるバージョンを聴くことができた。存在の証明の時期って熊太郎の子育て期で、2歳の子供と過ごした日々を思い出すアルバム。そんな娘も現在27歳よ。
- ところで存在の証明の演奏者を家に帰ったあと確認したら生足の駝鳥のBassって山内さんなんだね。
- その後はFankacousticsからWrist CutterやHow is it? この辺聞くの25周年LIVE以来かもなぁ。
- After 5 Clash からの本編最後はPrayerで締め
- アンコールは浜辺の歌からのNo End Summerというエバーグリーンな楽曲。飛行機なくても締まります。君にあげるが最後でした。
冬のLIVEには行けず
すでに当落発表されているようですが12月の人見LIVEは帰国の予定がたたず、残念ながら不参加。次はやっぱり周年ライブかなぁ。
海外赴任中故、今年の秋は山下達郎のライブにも参加できず。早く帰任しないと気になるミュージシャンも永遠じゃないから機会自体がなくなってしまう。。Perfumeなんて活動停止しちゃうし、中国勤務自体はとても面白いけれどLIVE参加に関しては複雑なところ。
まさかの大宮でも角松
終了後外に出たら雨が。まぁ角松ファンなら納得の雨です(笑)
バスで高崎駅まで行きさっさと新幹線に乗って大宮に向かいます。
ライブ終了1時間後には大宮にいた熊太郎。大宮で懐かしのパンチョのナポリタンを食べて家に帰ります。
路上で音楽をガンガンかけている酔っ払いが大宮駅前にいまして、その音楽がなんと角松の「初恋(リベンジライブのバージョン)」(笑)
酔っ払いと初恋、すばらしいLIVE参加日のエンディングでしたw