高鉄の乗り方をマスターするために近場にお出かけしてみた話です。
初めてのお出かけ地は杭州
土曜日の半日で出かけられる場所で行ったことないところ、ということで目的地は杭州に決めた。杭州は中国語読みだと「ハンジョウ」、日本だと「こうしゅう」とか広州と間違いやすいので「くいしゅう」とか言うよね。
熊太郎、中国に全く興味を持たない人生を送ってきているので、赴任後に調べたんだけど西安・北京・南京・洛陽・開封・杭州・安陽・鄭州を中国の八大古都って言うんだね。そのうちの一つの街が今回訪問する杭州。
人口1200万人超。アリババグループの本拠地。東京の人口と同じようなもんだから大都市です。
一方前述のとおり古都、南宋の都、その時の名前は臨安
高鉄に乗って初めてのお出かけ
まずは上海南駅から高鉄に乗って杭州東駅まで行きます。
上海を10時前に出発
杭州に11時過ぎに到着。杭州にもいくつか駅があるんだけど、便数とアクセスのし易さから杭州東駅を利用しました。日本でいう「こだま」的な列車に乗ったので少し時間がかかりました。
東駅、でかいです。
熊太郎確認なので、間違っていたら申し訳ないけれど28番線まであったと思います。
その後地下鉄(地鉄)に乗って最初の目的地である世界遺産「西湖」に向かいます。地下鉄は上海の地下鉄の乗り方とほとんど一緒でした。
Googleのマップだと正確なルートが出ないんですけど、杭州東駅から地下鉄で1本で西湖近辺に行けます。
西湖は世界遺産
で、湖畔。世界遺産です。
水辺にはこんな衣装着て写真撮っている人がたくさん
日本の観光地でもよくあるお土産屋とかが目につくんですけども、面白かったのは写真の通り中国の昔のコスチュームを貸してくれて、それで写真を撮ると言うようなサービスがあり、それをやっている人たちをちらほら見かけました。
西湖の湖畔、風光明媚で時間がゆっくり流れているようなイメージで訪問したのですが、もう完全観光地。熊太郎の予想は全く外れ、ものすごい人で埋め尽くされていました。さらにはこの日コスプレのイベントがあって、そこら中アニメ系のコスプレした人たちが歩いています。
下手すると上海よりも混んでるんじゃないか??
渡し船で三潭印月へ
熊太郎はコスチュームには興味ないので、まずは西湖の真ん中にある昔作られた三潭印月という西湖の中に人工的に作られた「田」形をした場所に行ってみることにしました。
渡し船で往復70元(だいたい1,400円) 写真のドラゴン船ではなく、手前の小さい船です。
10分程度で到着
船着場から、中国っぽい写真が撮れます。写真は人が写っていなくていい感じですが、実際は人でいっぱいです。
到着後、田んぼの形したところをぐるぐる回ります。そこには古い建物があったり、庭園風になっていたりとそういうものを見てきました。
夜景が結構いいらしいけれど、なにせ気ままな高鉄乗り方練習旅なので夜までいるわけにも行きませんので諦めです。
下船するときの様子
河坊街へ
さしたる事前予習もしていなくて訪問している杭州。他に何が楽しいのかなといろいろ調べた結果、古い町並みが残ってるところがあると言うことでそこまでレンタル自転車で向かってみることにしました。
自転車は上海でもあるようなレンタルサイクルが同じようなシステムで提供されています。
自転車と徒歩でさくっと到着
ざっくりマップ
観光地なのでどこも混雑
あんまり買いたいものないので見るだけ
古そうな建物ってことで撮影したらMマークが。
杭州は龍井茶(写真は簡体字で表記されています)が超有名。お茶ブランド推しでそんなお菓子も販売。日本と一緒だね。
この日は5月のかなり暑い日で結構消耗しました。
こんな感じで18:30の帰りの高鉄便まで時間をつぶします。
杭州東駅
上海南駅についたのは19:30でした。これ高鉄駅から外に出たところから撮影しています。
外国人はこの自動改札は使えず、右に写っている白い猫背のおじさんに話かけてパスポート見せて扉を開けて出してもらうスタイルでした。
杭州の感想
熊太郎の勝手な想像なんだけれども、古都ということで、もっと静かな街を想像していたけれども、上海と変わらずすごい人混みでした。まぁ日本の鎌倉だって、今はオーバーツーリズムで江ノ電乗るのも大変みたいだしね。
中国人社員に「静かな観光地ってないのかな」って聞いてみたけどその中国人社員は一言「中国はどこ行っても人でいっぱいですよ」と言うコメントをいただきましたとさ。