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上海蟹の季節 - 自宅で上海蟹を調理してみた話

この話は2025年秋、熊太郎が上海に住んでいた時の話です。上海に旅行する方、キッチンがあるホテルに泊まると自分で調理できるかも!

秋の味覚 上海蟹

”上海”と聞いて連想するものといえば、上海ハニー、上海事変、そして上海蟹である。(強引)

上海蟹は秋が旬と言うこともあって、10月になると気づけば普段通っている上海市内スーパーに上海蟹コーナーが設けられる。

熊太郎はアリババ系のフーマー(発音が難しい。※下の写真)によく行ってたんだけど、だいたいの店は陳列していましたね。

もちろん会食などでレストランに行き食べる機会もあったのだが、駐在生活の経験として自分で調理してみたい欲に駆られた。

こうやってスーパーマーケットで売ってるって事は、上海市民の皆さんはお家で食べているはずじゃないですか。
熊太郎も一人暮らしではあるものの調理法は簡単だと思ったのでやってみることにした。

ただ調理器具はミニマムレベルのものしか持ってない。
特に蒸し器がないな。
大手通販で買ってもよかったのだが、歩いて行けるところにあるニトリに日本でもおなじみのステンレス製の蒸し器が売っていたのでそれを購入。

約30元(当時600円ちょっと)でした。少し深いフライパンを持ってるので、これをそこに入れて蒸す計画である。

蟹を買ってくる

10月のとある日曜日、丸一日時間があったので、朝早めにスーパーに行って大きめのカニをゲットしてきました。

蟹はご想像のとおりサイズによって価格が違います。写真左が一番大きい蟹で単価は59.9元(二杯だと118元と少し安くなる価格設定)右は1サイズ小さいもので49.9元/杯(178元/4杯)※当時だいたい一元20円でした。

もっと小さいサイズのカニも売っていますが、熊太郎は一人暮らしだし蒸し器のサイズも小さく大きい蟹が2つ位しか入らないので毎回一番大きなものを2杯買っていました。

買う時のポイントは「ちゃんと生きている蟹・元気そうな蟹を選ぶこと」だ。

指でツンツンして動くものを買ってください。死んだ蟹は食べない方が良いです(と同僚に言われた)

あと買う蟹は品質保証のタグがついている蟹を買うことかな。QRコードがついていて読み取るとその蟹がどう育ったかがわかる。(中国語読めないけれど)

上海蟹といえば陽澄湖で取れる蟹が有名。ブランドものです。(陽澄湖は蘇州の北東にあります。下のブログ参照)

 

上海蟹は当然ながらオスとメスがあり、メスが10月、オスが11月が食べごろで店頭に並ぶのもメス→オスだと同僚が言う。この写真は10月12日のもので両方とも母蟹、つまりメス蟹が並んでいる。

上海蟹 調理プロセス

調理プロセスは以下

  1. 買った蟹を水に入れて泥を吐かせる。

    蟹を水に浸すときは、息ができるように蟹の口のあたりに水面が来るようにします。
    完全に浸けちゃうと蟹がかわいそうです。縛られて水の中なんて「ちいかわのセイレーン」の拷問のようになってしまいます。(最後食べちゃうんだけどね)

    カニさんがブクブク泡を出していれば生きている証拠。ここでブクブクしていないと死亡フラグです。なので買う時にしっかり生存確認しましょう。一時間もつけておけば十分と思います。(このあたり適当です)
    一度この段階でハプニングがあった。縛ってある蟹の紐が解けて蟹が洗面台から脱走しかけたことがあった。蟹も必死だよね。
    洗面所に溜めた水に蟹をしばらく置いてオンライン中国語レッスンをやっていたら、洗面所から何かガサゴソ音がし始めた。中国語の先生にちょっと待っててと言って洗面所に行ったら紐がほぼ解けて、カニがガサガサ陶器の洗面台から逃げようとしていた。これを捕まえるのはなかなか厄介だった。蟹って結んであるとコンパクトなんだけど、足広げると結構大きいんだよね。この時は紐が半分解けたまま蒸し器に入れちゃいました。 
  2. 外面を歯ブラシを使って洗浄する。
    蟹の毛があるところに泥が残っていることがあるので使う終わった歯ブラシで洗浄します。

    ゴシゴシブラシします。 
  3. 生姜をスライスして蒸す準備をする。

    生姜は普通にスーパーで売っています。安いよ。記憶では5元以下だったと思う。
    手前は食べる時に使う酢。日式(日本式)の酢です。中式との違いがわかりません。
    単純に蟹売り場の前に売っていたので買いました。この辺り日本のスーパーと同様。うなぎの蒲焼売り場の手前にうなぎのタレを売っているようなモンです。


    水を張り、ステンレス蒸し器をフライパンにセット。蟹を裏っ返して乗せ、臭い消しのため上に適当に切った生姜と長ネギを乗せる。
    水だけでなくビールを入れると臭みが取れるとの記述がWEB上にあったのでビール入れてもOKです。(適当) 
  4. 中火で蒸す。10〜15分くらいかな。これも他チャレンジャーの皆様のWEBサイトを参考にさせていただきました。
     
  5. で、完成でーす(平野レミ)

上海蟹の食べ方

お好みで酢をつけたりして食します。

日曜の自炊はこんな感じ。野菜炒めと上海蟹。

食べ方は写真撮っていないんだけど、まず蟹のお腹の白い部分をめくる

これ調理前だけどお腹。上がオスで下がメス。オスメスの見分け方と蟹の食べ方を説明できればあなたはヒーローです。

この蟹の口の下あたりに指をひっかけてお腹の硬いところを除去します。


その後蟹の上面の赤くなっている甲羅を剥がします。左は上海のちいかわショップで購入した上海限定の「上海蟹ハチワレ」


上下の硬いところを取り外したら、熊太郎は手でバリッと左右2分割してそのままかじっちゃいます。多少硬い部分もあるけれどお構いなし。
脚は面倒だから太いところ以外は食べません。

写真の黄色いところが濃厚で美味しい。オスの方が濃い味だって上海人は言っていました。メスは卵抱えていたりするとそこが美味しいと記憶しています。
蟹酢はお好みで使ったら良いと思います。

2025年秋は結局3回家で調理しました。
すんげー美味いか?と言われると。。。熊太郎としては普通かな。涙が出るほど美味しいとは思わないです。まぁ季節ものなので、上海蟹を食べるころになると徐々に寒くなっていくんだなぁってことを感じるのよ。

これをまとめていたら、なんか食べたくなってきた!!

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