国内旅

2026年5月 赤沢森林鉄道 木曽谷の軽便鉄道に乗る

5月29日(木)からスタートしたこの旅も最終日を迎えます。

↑前回までの話はこちら

今日は最後の立ち寄り場所として赤沢森林鉄道に行きます。

木曽の森林鉄道

木曽といえばヒノキなどの豊かな森林資源があり、林業が盛んな地域。

今の時代、切り出した木材はトラックを中心とした輸送手段で運び出されるんでしょうけど、自動車による輸送が行われる前は「森林鉄道」という鉄道網が張り巡らされていまして、切り出した木材を専用軌道で運ぶスタイルでした。
前述のとおりトラック輸送などの発達に伴い残念ながら鉄道路線は絶滅、いまは観光資源として残っているのみです。
学生の頃(1980年代)に森林鉄道が走っていたことを鉄道関係書で知り、一度その姿見たいと思っていたのですが夢叶わず。

今回木曽地域を訪問するにあたり残された観光資源として残されている「赤沢森林鉄道」を一度見てみようと思い、その近くに宿泊したのでした。

こういった鉄道を軽便鉄道って言うんだけど、その名のとおりいまのJRの路線に比べ簡素に作られた鉄道です。

線路幅がJRのそれに比べ線路間が狭い(だいたい762mm幅)。ちなみにJRは1,067mm、新幹線やヨーロッパの主要鉄道は1,435mmです。

昔は日本全国にあったんだけど、モータリゼーションの進展に伴い1970年代にはなくなっちゃったんだよね。

軽井沢に行って廃線跡を辿った草軽電気鉄道も1960年代には廃線されたからね。

 

赤沢自然休養林

赤沢森林鉄道は今回宿泊した場所から車で一時間弱行ったところ。赤沢自然休養林という場所の中にあります。

森林を走り抜け、たどり着くことができます。この日も天気は良く、ロードスターをオープンにして森林浴ドライブを楽しみます。

森林鉄道は運行スケジュールがあり、10時発の列車に乗る想定で9時ごろ宿を出ます。

運行スケジュールなどがこちらで確認

予定通り森林鉄道のある「赤沢自然休養林」に到着。途中結構道路が狭いところがありました。
天気良好、すでに何台か車が停まっていました。

森林鉄道に乗る

早速森林鉄道に向かいます。これが当時の木材運搬貨車。これが連なって木材が運び出されます。

乗車エリアにはちょっとした歴史資料展示ありあがあって、当時の写真がありました。写真だと15輌くらいだね。

ディーゼルカー以前は蒸気機関車が使われていました。煙突が特徴的なのは排煙による山火事対策です。

イメージとしては、機関車トーマスに出てくる小さい機関車たちです。スカーローイとかダンカンとか、あのサイズです。

カラー写真もありました、

奥が乗車ポイント(駅) 廃車が置いてあります。

待合室として利用されていました。鉄道模型のジオラマみたい。

待合室内部。現役当時、両脇に座ったお客を乗せて動いていたんだな、と妄想。

静態?展示車両もあります。

数量保存されています。

木材運搬写真に写っていたディーゼルカーと思われます。

煙突が大きな蒸気機関車もありました。

作業用の動力車がかわいい。

これ、車掌車。全長より全幅の方が長いというおもちゃみたいな車両

理髪車!昔、雑誌で見たことのある車両に出会えて感動。

森林鉄道に従事する人は、なかなか街に出られない。山の中で散髪ができるようこの車両があるのです。

駅から車両展示エリアを撮影。線路が細くて脆弱。

これがホーム。客車が4〜5両連結されています。

これが切符。厚さ5mmくらいの檜材の切符です。紙ではなく板です。
沿線はハイキングコースになっています。往復切符になっていますが、熊太郎は終点からは歩いて出発点に戻る予定。

車両にはそれぞれ名前がつけられていた。そのうちのひとつの名前が「ネズコ」。小さい子供が鬼滅の刃の主人公の妹の名前と一緒ってことで興奮していましたね。

ネズコって”ヒノキ”のような木の名前なんだね。知らなかった。鬼滅の刃のキャラもそこから名前がつけられたのかもね。

乗車人数は10人くらいだったかな。乗車時間は10分程度。こうやって森の奥まで電車で進んでいったんだろうなぁと想像しながら乗ると面白いです。

これが客車をひっぱるディーゼルカー。模型みたいです。

これは終点でディーゼルカーを反対側の先頭にするべく「機回し」作業をしている様子。ポイントは手動です。

出発点方面にディーゼルカーを走らせ、ポイントを切り替え、逆側の車両と連結します。

これで復路の準備完了です。

これが終点駅の様子。何度も言いますが線路が”薄い”

帰りは線路沿いに整備されているハイキングロードを歩きます。緩やかな下り。距離は2km弱程度でした。

出発点に戻ります。この時12時ちょっと前。せっかくなのでここで昼食をとります。

そばと五平餅です。五平餅は見た目ほど濃厚ではない素朴な味でした。

ノントラブルで4日間の旅を終える

その後高速道路に乗り、諏訪経由中央道ー圏央道で埼玉に帰ったのでした。早めに出発したんだけど、相模湖辺りの渋滞にハマってしまい帰るのに5時間以上かかりました。

1999年式ロードスター、4日間 860km 全く問題なく走ってくれました。

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